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#259:ツボ押しで女性ホルモン活性化−1

女性ホルモンは、脳の視床下部の指令のもと、卵巣から分泌される物質です。
大きく分けて、いわゆる『女子力UP!』の卵胞ホルモン(エストロゲン)と、『お母さん力(妊娠・出産力)UP!』である黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類があり、毎月やって来る生理によって互いに連携して分泌されます。
テレビで話題になるのは、だいたい『女子力UP!』ホルモンの方で、体に与える作用として、コラーゲン生成をたかめたり肌や髪にツヤや潤いを与える、さらにはバスト・ウェスト・ヒップのラインを女性らしい体型に整えたりします。
また、更年期の体の不調をよくしたり自律神経を安定させる、さらに病気を予防したり脳や精神の機能に関わるのも、主にこのホルモンの働きと考えていいと思います。

今回、『ツボ押しで女性ホルモン活性化!』では、まずは女性ホルモンの源である、卵巣付近のツボ押しによって血行をよくしてみましょう。
お腹がポカポカ温かくなってきます。
  
1)『帰来(きらい)』・・ヘソから指4本分(横幅)下で、さらに指2本分外側。
2)『横骨(おうこつ)』・・恥骨(ヘソの真下で、股上辺りにある骨)のすぐ上から指幅半分外側。

押し方は、あぐらをかいて、両手のひとさし指から小指の4本指の背を合わせて、各ツボ周辺を差し込むように当て、息を大きく吐きながら上体を前に倒して刺激します。
ツボは正確にとれなくてもよく、周辺のゾーンとしてとらえていいです。
10回位行いましょう♪

古賀 直樹
▼中野坂上治療院のウェブサイト
http://www.nakanosakaueseitai.com

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