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Ref. 116710BLNRバットマン前期型マイナーチェンジまとめ❗️

YouTubeにて、こちらの動画版も公開しています。合わせてご覧ください。


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こちらはGMTマスター2青黒ベゼル Ref. 116710BLNRの、3/14付価格推移グラフ(世界最大の時計マーケットアプリ「Chrono24」より)です。ものの見事に急上昇中で、2月からこれまで1ヶ月以上、留まる様子がありません。

2021/4/7更新❗️

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謎の価格急上昇の理由が判明しました!なんと!126710BLNRに、オイスターブレス復活が確定しました!ジュビリーと選べるようになるそうです。やはり、オイスターブレスとの相性が良いのはロレックスも認めた形です。これは、この先梨地オイスターの評価がどう動くのか、ますます注目が集まりそうです❗️

それもそのはず、オイスターブレスモデルとジュビリーの入荷が確実に分散することになるので、入手困難が予想されるオイスターの価格が爆上がりするのではないでしょうか?そうすると旧モデルの価格も、釣られて高騰するでしょう。

異例の短期間製造モデル、青黒ベゼルの Ref. 116710BLNR

製造期間が10年以上あるのが一般的なロレックスにおいて(黒ベゼルの116710LNは12年間製造)このモデルだけはなんと、2013〜2019年までの6年間しか製造されませんでした。また後継モデルのSSはオイスターブレスではなく、ジュビリーブレスのみの展開に変更され、賛否が巻き起こりました。(プレシャスメタルは継続してオイスターブレスを採用)青赤ベゼルと違い、よりカジュアルな雰囲気の黒青ベゼルではオイスターブレスの人気が高く、ここ最近、評価を再び急上昇させています。

評価に差が生まれつつある前期と後期
また、このモデルには前期と後期がある事が分かっています。価格急上昇中の今、この前後期モデルの違いについて、分かっている事をまとめておこうと思います。

🔵前期と後期の製造期間について

前期:2013〜2015年6月頃まで。
後期:それ以降〜2019年3月頃まで。

🔵レッドタグからグリーンタグへ

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保証期間が2年から5年へと大幅に延長されたのが2015年から。そこで前期と後期へ別れています。

🔵梨地オイスターブレス

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ここは有名ですが、このモデルはオイスターブレスが評価されているため、前期を証明するこのポイントは今後、評価が上がる可能性が高いです。※写真上が梨地にピントを合わせたもの、下は鏡面にピントを合わせたもの。

🔵ロゴ表記違い

IMG_のコピー

MK1文字盤では旧ロゴ表記に近いイメージのため、優雅なセリフ書体がレトロな雰囲気を残しており、ここも評価が入ってくるでしょう。後期はコロンとしたロゴ表記に変わりモダンなイメージへとなりました。

🔵GMT針のショートペイント

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これは2014〜2015年頃のみに見られるエラー個体です。今は三角針までピッタリ塗られて三角がハッキリしていますが(写真左)、少し塗り足りないものは、三角の下のシルバーが少し見えて銀の→になってしまっています(写真右)。一見ニセモノに見える雑さですが、しっかり本物にも関わらず、この時代だけ何故か数多く検品をすり抜け出荷されています。
これは、Ref.116710LNも同様でした。

🔵スクープ!バードアイ・アワーマーカー

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これは私が発見したエラーポイントです。ショートペイントGMT針と同時期のレア個体です。丸いアワーマーカーのクロマライト塗料の粘度が高かったためか、中心がポチッと膨らんでいます。これ以降の個体は修正済みで、これも僅かな期間のエラー個体だと思われます。(このバードアイは同時代のRef.116710LNでも確認できます。しかし、Ref.116610LNなどサブマリーナ では見たことがないので、GMTのアワーマーカーはクロマライトの量などが違うのかもしれません。)

🔵2021/4/23新発見!ベゼルも前期/後期で違う!
「ラウンド・フォントベゼル」

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なんと、もう1点マイナーチェンジを発見しました。こちらの写真をごらんください。前期はベゼルもシャープな数字で、後期は丸みを帯びています。これは、Ref.116710LNも同様でした。

🔴2021/5/9追加。ケースシェイプも前期/後期で異なる

これも、Ref.116710LNも同様です。しかし、製造期間が異なるため、Ref.116710LNは前期型の方が弾数が多くなるので、注意!

ケースのどこが違うかはリューズガードが一番異なります。手作業で研磨した風合いが残っています。全体的に、面取りが柔らかくされている感じです。ベゼル面も柔らかく面取りされています。後期型はほぼ機械で切りっぱなしで、よく言えばシャープですが、最小限って感じもしてしまいます。※最近のロレックスは、ベゼルがチクチクするくらい尖ってますよね。

また、サテンの筋目が変更になってます。前期は粗く、後期が繊細になっています。

ここら2点は後々、そこら辺の知識ない中古屋に、ノンポリ個体を、ケース研磨と誤解されるポイントになりそうですね、注意しましょう!前期型のシェイプ確認画像持っておくか、写真でも撮っておくと良いかもです。

気が向いたら後で写真アップしておきます。

世界的に大人気で、評価も高いモデル。2021年・オイスターブレスの復活で前期はさらに今後大化け⁈

現行と、ほとんど見え方が変わらないと言われているGMTマスター2青黒ベゼル Ref. 116710BLNR。しかし、僅か約6年のみの製造期間の中で、更に製造期間の短い前期モデルは絶対的な弾数も少なく、今後評価を上げる可能性が高いです。今も単純に見分けられるオイスターブレスのため、一部の先行コレクターの指名買いが増えています。また、つい最近まで2014〜2015年は価格が安かったこともあり急激に数を減らしいています。まだまだ知られていないマイナーチェンジが多い点に加え、世界的に弾数が急減しているので、これから期待できるモデルです。

気になる方は早めに押さえておくのも良いかもしれませんね。

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