威嚇レッサーパンダ

胃もたれ系大学生

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就活に臨む子熊猫~志望理由「なんとなく」~

就活にあたり、自分は何がしたいのか、どのようなレッサーパンダになりたいのか、いったい子熊猫とは何者なのか、、、最近自分でも分からなくなってきている。 困った、しかしながら、きっとこの困りごとは考えて生きるようになったからで、困難に立ち向かおうとしているから生まれるものなのだろう(そう信じたい)。なあなあに生きていれば向き合うことのなかったであろう、子熊猫とは何者か、何者になりたいのか、なるべきなのかという問い。 これらは私の小さな体を苦しめる。 自己分析もしてみた。が、自

    • 子熊猫と最果タヒと羊文学

      子熊猫をこの世につなぎとめるのは、最果タヒの文章と羊文学の音楽。 最果タヒからはこころの奥底に眠る本音を。母親なんて死ねばいいと思ったときに、学校の図書室で出会った。 初めて読んだのは、詩集「天国と、とてつもない暇」。世間に対して見えないように中指を立てて生きていた。せまい家庭のなかで自分が誰からも愛されていないような気がして、孤独だと思っていた。自分のこれまで抱いていた母親への尊敬が崩れ始めていたから。  これを俗に反抗期という。 羊文学からは日々を過ごすエネルギーを

      • 「Mellow」と子熊猫

        最近寒いですね、いかがお過ごしですか。 子熊猫がはまっている曲について話そうと思います。TOMOOさんの「Mellow」という曲がとてもすき。芯のある歌声に、ゆったりした曲調がとても合う…まさに「メロウ」な曲。 メロウには、「まろやか」とか「果物が熟れる」とか、スラングでは「心地よい」という意味もあるそう。こうやって曲を知る行為もとてもすき。歌詞から、メロウなヒトを失った様子なのかな、それは秋の澄んだ空気のもとで、あるいは冬の夜の真っ暗ななかで起きたのかもしれないなと曲の雰

        • ピアスと子熊猫

          恋愛をしていたヒトから急に電話がかかってきた。酔い、終電を逃したためタクシーを待つ間の暇つぶしのつもりでかけたらしい。結局寝る直前まで通話は続いた。最近について聞くと仕事は相変わらずつまらないようだ。「彼女が欲しい」そう言って電話は切れた。本当に失礼な奴だ、私の思いを無視して。 彼女が欲しい、とは女性に向かって言っていいセリフなのだろうか?子熊猫はなんて答えればよかった?「私がなろうか?」「わたしも彼氏がちょうど欲しかったんだよね」 大切にされなかった、この先もきっとそう

          子熊猫と恋愛Ⅲ

           子熊猫の恋愛には暗雲が立ち込めている。 子熊猫ごときに恋愛はまだ早すぎた。アプリなんぞに手を出すべきではなかった。アプリの先に、孤独の寂しさを埋める相手をもとめるべきではなかった(前回も書きましたが)。  相手は関東在住(こちらは地方住み)、年上、社会人。きっかけはアプリで、数回食事に行った。現在連絡はそれほどない。返事がこない、つまりもうこれは詰みです。返事はまめにしてくれるヒトだったからです。恋愛をして、自分が「恋している自分は最強だ」と思い込める幸せな脳細胞をもつ種

          価値観の異なるヒトどうし

          「一緒にいて楽しい人といるのが一番いいってようやく気付いた。そうやって生きて、選抜メンバーみたいに厳選された、残った人たちといればいいんだよ」 久しぶりに会った友人は元気そうだった。 短大進学と共に上京し、来月から東京で就職する友人は子熊猫よりも数多くの種類の波を乗り越えたり乗りこなしたりしてきたに違いなかった。特にインターンの時期は、彼女の想像を絶する過酷さだったようだ。子熊猫は彼女の愚痴が始まったときから、「はあはあ、ヒトは大変ですねェ」などと思いながら聞き流していた。

          価値観の異なるヒトどうし

          子熊猫と恋愛Ⅱ

          恋は下心、愛はまごころとはよくいったもので。子熊猫は恋愛をしています。本日はその進捗について皆様と共有してまいります。 恋愛をしていると、ありとあらゆるSNSのおすすめに恋愛関連のものがみられるようになる。子熊猫だけでしょうか。そしてそれは、ポジティブなものからネガティブなものまで幅広い。ヒトは大変ですね、「LINEの共有の〇番目はあなたが好き!」などという文言に惑わされて。まんまと引っ掛かっては一喜一憂する、そんな生きざまが愛おしい。そして愚か。 そのようなSNSに目を向

          子熊猫と恋愛

          子熊猫はいま、恋をしている。 知り合ったのはアプリ。今となっては珍しくない出会い方だ。顔写真など設定する系のもの以外なら、相手を中身から好きになれるのではないかと思った。そんな恋愛がしたかった。自分がだれかに求められたかったし、自分自身もヒトを求めたかった。 そこで、あるアプリを始めた。機能として、一日に三回だけ、見ず知らずのヒトと出会うチャンスがあった。この機能を使うときは、おそらく、相手も同じタイミングで話し相手を探そうとチャンスのボタンを押して受け入れ可能状態にある

          子熊猫とモスキート音

          子熊猫は居酒屋でバイトしている。 なんてことない、常連さんの多い実家のような居酒屋。昨夜は客が少なかった。だが少ないなりに、癖の強い客が来るのはお約束。 今日は店内でモスキート音をかました人間がいた。 子熊猫は実家の古いテレビから流れる電波の音(キーーーーンという音がする)を聞き分け、テレビの消し忘れがないか確認していたほどに耳がいい。そして子熊猫は耳はまだそれなりに衰えていなかったらしく、まあうるさいと感じた。 携帯から好んでモスキートかます人間がどこにいるというのだろ

          子熊猫とモスキート音

          胃もたれと子熊猫

          初投稿です。やさしくしてください。 大学生で直径6㎝のマフィンを食べて、胃もたれになるやつがいるんです。子熊猫です。 空から降ってきたマフィンに騙されてはいけない。お前は目でマフィンを欲しがっただろう。胃は欲しがっていないぞ。 何事も、いかにして身体面と精神面のバランスを保つかが生き抜く上でのカギです。精神がマフィンを欲しがっても、肉体はそうではありません。 だがとてもおいしかった。幸せだった。食している瞬間の私はまさにこのために生まれたと感じた。母に感謝こそしなかったが