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「アスベストはむしろ積極的に使っています」 旧耐震マンションリスクをどう捉えるか 私の場合

みなさんこんにちわ。

紙媒体デザイナーのタンタンです。

今回は、購入を検討している築50年マンションのリスクについて考えていきたいと思います。

旧耐震基準で大丈夫?地盤が丈夫かどうかも大切


前回までのおさらい。

好みの間取りの1LDKのマンションを見つけ、サンライズ出雲に乗って上京し、内見まで済ませた筆者。

物件はフルリノベ済みですが、築50年の旧耐震マンション。

そう、これから買おうとしている物件は旧耐震マンションなのです!

人によっては「何が何でも避けたい」旧耐震マンション。

不動産関連のブログでも、よく「オススメしない」とか、「旧耐震に住んだら地震が心配で眠れない人はやめたほうがいい」とか書かれています。

ちなみに、旧耐震基準マンションとは、

「1981年5月31日までの建築確認において適用されていた基準のこと。震度5強程度の揺れでも建物が倒壊せず、破損したとしても補修することで生活が可能な構造基準」

とのこと。

それ以降に建てられたマンションは新耐震基準となるわけですが、こちらは「震度6強、7程度の地震でも倒壊しない水準」。

もちろん誰でも震度6で倒壊する可能性があるマンションより、震度7の地震にも胸を張って「耐えられます!」と言えるマンションを買いたいですよね。

ですが、旧耐震基準で建てられたマンションが、震度6強の地震で全て倒壊するわけでもありません。

50年前に建てられたマンションでも頑丈に作られた物件もあります。

この耐震問題を考える上で参考になったのが、不動産コンサルタントの方がおっしゃっていた

「コンクリートは築50年目に一番硬くなる」

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