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「うつを治さないと挫折に満ちた人間関係に囚われ続ける「『うつ』と『躁』の教科書」から

図書館で見つけました。20年前の、訳本です。
さすがに読むのがきついです。漫画だったらいいのに、と内心思ってしまいます。

・かなり前の本なので、情報が古くなってるのは承知の上で
・外国の本なので、日本と違うと思いながら読む
・自分のためになることをメモする

と決めて読んでみました。

 一番厄介なのは、自分に全面的に注意を向けてくれない相手と関わり合っている患者(中略)期待と失望の繰り返しで、患者はずっと混乱した状態から抜け出せなくなっている。
 このような人間関係はすっぱり断つか、しばらく棚上げにしておくべき(略)囚われているのは(略)うつ病の症状に過ぎない。

上記の本より

この文にはいろいろ考えさせられました。まるで自分のことのようです。
さらに、

 薬で治療しないと、挫折に満ちた人間関係に何か月も何年も囚われたままになる。

上記本より

とありました。
ちょうど「報われるってなんだろう」と考えている日々だったので、この部分が一番心に刺さりました。
やっぱりそうですよね…。
これの「薬」って抗うつ剤のことなのでしょうか。
私は「挫折に満ちた人間関係」を、「報われる人間関係」に取り替えたいです。

少しでも「報われる」場面を増やしていきたい、自分が選んでいるのですから。過ぎた時間は仕方ないけど。

それから、そうやって「囚われる」という動きをする心、
心が動くことを知ったことは良かったです。
そこからもまた何か学べるでしょうし。

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