私の”職業へのこだわり”を映す鏡
先日、病院で、長い会計待ちをしていました。ふと、後ろの席のご夫婦(振り向かなかったので想像です)の会話から聞きなれた単語が聞こえました。
私の元職場の同系列の職場の話、だったのです。
なので内容がよくわかりました。手に取るように。
(こういう話をしている方だとしたら、トップから3番目くらいの偉い方かな…)
などと想像しながら聞いていました。
仕事に責任感を持って臨まれていて、自分がいることがどれだけ大事かということを旦那さん(と思われる方)が力説していました。
(相当仕事ができる人なんだろうなぁ)
と思う一方、かすかに違和感を覚えました。
私の元いた職場では、こういう、誰が聞いているか分からない待合室などでは職場の話をしないという決まりになっています。正規職員なら誰でも分かることなのですが…。
そしたら驚いたことに私の予感は的中し、後ろの席の話を聞いているうちに、旦那さん(らしき方)は、その職場の時短アルバイトをなさってるようだということが分かりました。偉い立場の人ではなかったのです。(※ここではアルバイトが職場のことを一生懸命思って悪いのかという話はカットします。)
私の元職場には歴然とした立場があり、その立場立場で職場内で役割がはっきりと決まっており、それを、部下が代替わりすることはできないのです。後ろの話では、アルバイトなさっている方が完全に代替わりしようとしている感じでした。
私にも、躁状態のとき同じようなことがありました。
自分の立場を超えて、何でもかんでもやろうとする。
そして、待合室でお話をなさってた方同様、私は前の職業にすごくこだわっている。もう退職したのに…。
あの方同様、このこだわりがなくなれば、私はラクになれるかもしれない。
そう思いました。
このことをもう少しあとのページで考えてみたいと思います。
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