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いつから双極症なの?⑨/もう認めるしかない

 自分が双極症なことを認めなくてはいけないと思ったのは、シンプルに仕事が上手くいかなくなったからでした。

 鬱から復活して、仕事に就いても、2~3か月するとまた具合が悪くなってしまう…、これが数回繰り返されました。あまり繰り返されると、就職できなくなってしまいます。
 
 それで、以下の資料を読みました。

「双極性障害(躁うつ病)とつきあうために」ダウンロード資料

「1. 双極性障害(躁うつ病)だと気づくことが第一歩
 私たちは、だれでも気分のいい日や悪い日があります。何か良いことがあると、 ついうきうきして、おしゃべりになったり、逆に悲しいことがあると元気がなく なったりします。 しかし、この文で説明する 「双極性障害」(略)は、そういった誰でもあるような気分の浮き沈みを越えて、自分で はコントロールできないほどの激しい躁状態や、苦しくて生きているのがつら いほどのうつ状態を繰り返す、病気のことです。 」
 

 資料を読んでも、なかなか納得できず、色んな本を読んだりサイトを見たりしました。ノーチラス会※にも出席してみました。
 (※ノーチラス会は組織に医師や臨床心理士がいて、電話相談の日・ズームで話す会・地方でも出席して参加できる会もあり、いまは私にとってとても安心できるところです。)

 すぐにではなかったけれど、色々反芻するうちに、「双極…なんだよね」くらいの気持ちにはなりました。ただ「完治がない病」というのはとてもつらく、それについては希望が持てませんでした。

 もしかして何年後か落ち着いた生活ができたらいいなと、本との出会いで思うようになって行きます。

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大部分は無料で読めるよう設定しています。双極症の方の理解の助けになれば幸いです。

子供の頃の様子、大学生になってからのこと、うつ病を発症したときのことなど、自分のことを振り返って書きました。ときどき見直して文章をより詳し…

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