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恩師からの手紙が捨てられなくて

 大学を卒業してから、恩師と手紙のやり取りをはじめてX年。恩師からもらったペーパーバッグは案外すんなり手放せました。

 カウンセラーとも、「手紙も手放す」と話したのに、半分くらい処分したころ、(あ、苦しい、発作が起きる)という予感がしました。不安発作です。
(先生の手紙がもう読めなくなる)という自分の言葉で発作寸前になりました。意味は分からないのですがすごく責められてる感じがしました。
   慌てて残りの手紙はそのまま取っておくことに。葉書が多いので、今日はそれらを写真に撮ってグーグルドライブに移しました。自分の言葉がネックになった日でした。

 手紙を読めなくなったら、どうなのか。
 特に22歳のときにいただいた手紙は、とても厳しいものでした。つらかったです。
「助けなど求めるな、自分で解決せよ、耐えよ」(言葉は違いますが)
ブラック企業の仕事がつらくて助けを求めた私に…。
 その手紙を読めなくなったらどうなんだろう…。(それで何で不安発作が起きたのかは分かりません。)
 
 最近思うのですが、イヤと思ってはいけない立場のイヤな人、私はそういう人を拒否できてなかったと(親もそうですね)。「距離を取る」ことは今からでも私の課題だとも思います。

 周りには厳しい人もいれば、暖かい人もいるのですから。
 周りの暖かい人…その頃からずっと探しました。

 

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