無印良品では「MUJI」が当たり前に使用されているが「無印」と「無地」は大きく異なるので、よく考えれば鎮魂を「CHINKO」と呼ぶくらい多層な伝言ゲームをしているかもしれない話

カーペットってあるじゃないですか。あそこにレモンサワーをこぼすとどうなるか知ってますか?正解は「人生がめんどくさくなる」です。


今日はファッションの話をしよう。と思って画像を探したら、その素晴らしいイラストたちに出会った。himeさんというイラストレーターの絵なのだろうか?言葉にするのは難しいが、素敵な絵だ。題材とするキャラクターが、少女でもない、大人の女性でもない、かと言って大学生というわけでもない感じ。切り取る表情、切り取るシーンがとにかく素晴らしい。現代風に言えば「エモい」ね。こりゃ。おじさんたまげた。好きだ。


さて、年齢もなんとも言えない感じになってきて、大人のファッションをしないと時空をゆがめてしまう。かといって、きっちりときれいめ、とするには僕は童顔すぎる。safariみたいな男になりたい。ジローラモのエロさが欲しい。


ぼくはよく、苦労のない顔、純粋な顔、金持ち顔、と言われるが、そう言ってくる奴らは全員バカだ。人の顔に出るのは唯一「経験」であって、ここでいう「経験」は僕みたいな超自己中心的ポジティブシンキングおじさんにとってはすべて笑い飛ばせるものであって、若々しい顔以外になるはずがないのだ。


ということで、洋服にも気を遣って、そろそろモテキに入らないとなぁと思い、いくつかアイテムを揃えた。

珍しく後悔はなく、使い勝手の良いものを揃えられたのではないだろうか。


最近は自分の閉じた世界でマスをかいていたので、世間からの見た目をあまり気にしていなかったが、世間にぼくのエロさを発信するファッションをしたいと思い、『インスタグラム』を参考にしてみた。


うーん。はっきり言って、全員おんなじ恰好をしている。間違いなくカッコイイのだが、君の個性、作られた個性だよ?



レディメイドな世界では、どれだけあがいてもすべてが一つの方向に傾いてしまう。理由は簡単で、会議で決められた流行がすなわち『ファッション』だから。



本当のおしゃれとはなんなのか。

おしゃれとは果たしてなんなのか。

私たちはおしゃれをすることで何を表現しているのか。


ぼくがニューヨークにいたころ(一週間の滞在物語をあたかも長期滞在したかのように改竄)ストリートは落書きであふれていた。

そんな中にはキースへリングやバスキア、現代でいえばバンクシーよろしくメッセージ性にあふれたものが数多くあった。


『Why are We Slave(s) to Fashion?』


「SLAVE(s)」にはふたつの意味がある。

ひとつは、「虜(とりこ)」であり、

もうひとつは「奴隷(どれい)」である。




果たして、我々はどうこたえよう?

これは君たちへの問いであり、自分自身にもまた問うのである。

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