1分で読める映画マガジン　パラサイト 半地下の家族 〜

1分で読める映画マガジン❗️編集長のヒロフミです❗️🎞
このブログを読むことで、作品の知らなかった一面に出会え『気になっていたのでみたくなった』『もう一度見てみたい』と思えるように書いています😊

今回は『パラサイト 半地下の家族 』です🐺

冒頭にまずはこの映画は
・コメディからサスペンスの幅広い作品を見たい方
・韓国文化のリアリティを知りたい方
・格差社会を風刺した作品を見たい方
におすすめの映画です❗️

パラサイト 半地下の家族 について

この映画は2019年の韓国製作された映画です！

韓国映画では初のカンヌ国際映画祭パルム・ドールの受賞をしたことでも知られています！第92回アカデミー賞で、作品賞を含む6部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の最多4部門を受賞した、当時は話題沸騰の作品でした！🥇

あらすじ

半地下住宅に住むキム一家は全員失業中で、日々の暮らしに困窮していた。ある日、たまたま長男のギウ(チェ・ウシク)が家庭教師の面接のため、IT企業のCEOを務めるパク氏の豪邸を訪ね、兄に続いて妹のギジョン(パク・ソダム)もその家に足を踏み入れる。

パラサイト 半地下の家族(字幕版)

気になるポイント

この映画には後日談で以下の3点について監督に言及している記事が残っています！

・なぜ大雨を降らせたのか

この映画の印象的なシーンは、豪雨によって家に雨水が流れ込んでいくシーンです！
このシーンは『あらゆる事象において、高所得者から低所得者に流れ込んでいく』ということをイメージして作られたそうです！

・なぜ半地下という設定なのか

半地下というのは昔、防空壕として被爆をしないように作られた部屋ということで格安物件として韓国では存在します。
この映画では地上の高級住宅のパク社長と、半地下の家族の対照的に描かれているところが面白みです。
この半地下は裏を返せば『半地上』ということ。後少しで地上に出ることができるが、下手をすれば完地下ということになってしまいます。
地上だと対照的に描かれない、完地下だと復活の兆しはない。ということで半地下という設定にしたと監督は言っています。

・なぜ、パク社長は殺されたのか。

パク社長は、主人公のキム・ギテク（父親）の匂いが終始気になります。
中盤までは匂いに対して、顔をしかめる程度でしたが終盤になると人目をはばからずシャツで鼻をつまんだのです。それが一線をこえてしまい、ギテクに刺されて殺されることになったと言っています。

感想【ネタバレなし】

前半コメディー、後半サスペンスの格差がすごく面白かった映画でした！
前半は、隣の家のWi-Fiを使ってネット接続したり、立小便をしている人を追い払ったり。コメディー満載の展開が面白い！笑
私も、隣の人のWi-Fiを使えたら便利だな🤔と思ったことは何度もあったので、この家族に愛着が湧きました！笑（当然パスワードがわからないので使えませんでしたが＿|￣|○）

しかし、後半は怒涛のサスペンス映画に変貌。
パク社長宅に忍び込んで、見つかるか見つからないかの攻防はハラハラしす！自分がもし忍び込んでも、いつ見つかるかわからないという不安で確実に精神を病みます。笑

この、前半と後半の展開の差が、競争社会の韓国における貧富の差をテーマにしていることとも繋がっているんですね！

まとめ

韓国映画では『箪笥』という映画を見て以来、『食わず嫌い』でなかなか見ませんがこの映画をきっかけに見たいと思いました！！

韓国の独特の繊細な表現や、文化を知るきっかけにもできたらなと思うので、もしおすすめの映画があれば教えていただきたいです😳