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遍路遊記

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真冬にお遍路に車で一人挑んだ記録(になる予定)
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2019年2月の記事一覧

お遍路十一日目

今日はお遍路の前に参拝した高野山奥の院に行ってきた。
高野山奥の院では今も弘法大師が入定されて以来、永遠の禅定に入られており、今もおわすと信じられている。

奥の院は撮影禁止なので、写真はないが大抵の人は最期にあるお堂に入ると、その入り口から出てくる。しかし、お堂の左手にある閉まっている扉を開けて、お堂の裏側に行くと弘法大師の御廟の前まで行ける。

奥の院は何度行っても、その神秘的な雰囲気に癒され

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お遍路ー総括②

お遍路では様々な格好で巡礼している人を見かけた。大抵の人は白衣に輪袈裟を着ていた。歩き遍路の人は、そこに管笠と金剛杖を持っていた人が多いように感じた。かくいう私は何もお遍路道具のようなものは買わなかった。

遍路道具は昔、車などが発明される前、徒歩でしか巡る方法がなかった時代の名残である。お遍路が、いつ野垂れ死かも分からない死地への旅路であった時代である。故も知らない四国で死んだ場合に備えて、白衣

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お遍路ー総括①

お遍路から帰ってきて久しぶりに実家に帰ってきた。
やっぱり実家はいいという、在り来たりな感情は私の心に浮かび上がってこなかった。確かに実家にいれば上げ膳据え膳で、風呂も沸かしてくれ、居心地はいいのだが、何かが足りない。心にぽっかりと穴が空いた訳でもない。ただひたすらにやる気が起きない。何に対するやる気かと聞かれても、明確に答えることはできない。まるで、私の生命それ自身に対するやる気がなくなったかの

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お遍路十日目

お遍路十日目

ついにお遍路が終わった。振り返ってみれば、あっという間であった。

最終日の今日は大阪までの帰還もあるので、84~88番札所を巡ったのみだった。

途中、ケーブルカーに乗ったりもした。この車両は日立製なのだが、なんとも昭和の香りがする年代物である。

山の上からの景色はそれほど良くなかった。

最後の札所近くにあるうどん屋で、名物の打ち込みうどんというのを食べたが、1250円と高い割に、味はそこま

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お遍路九日目

お遍路九日目

今日は香川県を巡った。
まず香川と言えば思い出すのは、世界的大スター、要潤だ。
要潤の故郷、三豊市があるのが香川県だ。もはや、かがわの「か」は要潤の「か」から取ったといっても過言ではない。

そんな要潤を生んだ香川はやはり素晴らしい。
うどんも、骨付鳥も美味しい。

もちろん景色も素晴らしい。

この美しい景色を見て要潤は育ったのか、それとも要潤の美しさに感化されて景色まで美しくなったのか。
恐ら

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お遍路八日目

お遍路八日目

出発前に読んだブログは8日間でお遍路を廻っていた。いま、私は香川県に入ったばかりだ。もう更に二日ほどかかりそうである。序盤は納経所が開く7時に最初の寺に参れるようにしていたが、そんな気力はもうない。生臭坊主か破戒僧にでも改名しようか。

今日は夕方まで雨だった。これまでのような小雨ではなく、本格的な雨だった。しかし、生臭坊主の私は傘なんか持ってきてない。アウターのフードを目深に被り堪え忍んだ。

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お遍路七日目

お遍路七日目

今日は今治にある寺を6箇所巡った。そして、昼過ぎに再び道後温泉に戻ってきた。
明日からは、また以前のペースで巡礼する予定なので、あと3,4日でこの旅も終わりを迎えるだろう。
今日の晩御飯は友人に進められた店に行って、鯛茶漬をたべた。新鮮な鯛のみは歯応えがあって美味であった。

食後は道後温泉本館に行ったが、中は思っていたよりも狭く、混んでいたのですぐに出た。
工事中ということで、他の階が見られなか

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お遍路六日目

お遍路六日目

今日は久しぶりに一日中天気が良かった。朝は凍えるほど寒く、なかなか出発の準備が整わず、8:00頃の出発となった。

昨日でこの旅も半分ほどを過ぎたので、今日と明日は道後温泉でゆっくりとしたい。
そのため松山市内の寺を巡っただけで、昼過ぎまでしか参拝はしなかった。
明日は日帰りで今治まで行って、数ヶ所参拝しようと思う。

朝はこんなにも寒そうな景色だが、昼過ぎには夏のように暑かった。実際はそこまでな

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お遍路五日目

お遍路五日目

今日から愛媛県に突入した。
ゆっくりと朝御飯を食べてから足摺岬を出発したので、今晩は宇和島あたりかなと思っていたら、高速道路があったので45番岩屋寺まで参拝できた。

駐車場から本殿まで20分ほどの登りでしんどかったが、上につくと登山のスイッチが入ったのか、もっと登りたくなった。

本殿の左手にある山道をさらに20分ほど登っていくと、下から見上げていた岩の淵まで来れた。
ただ岩の上に登る道は見当た

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お遍路四日目

お遍路四日目

今日は高知県を巡り、足摺岬まで来た。
一日中雨だったが、それはそれで趣があった。冬の雨は悲しげでいい。
明日の朝は晴れてほしい。そうしたら綺麗な朝日を見られるだろう。

お遍路三日目

お遍路三日目

今日は札所と札所の間が遠く離れていたので、数的にはあまり参拝できなかった。まぁ急ぐ旅路でもないので、のんびりと行きたい。

昼前には室戸岬に着いた。冬の厳しい風が容赦なく吹き荒れて、しぶきが飛んできて身体の晋まで冷えた。

そこから高知県に入って、29番札所まで参拝した。特に最後に行った国分寺は夕陽と相まって、趣深かった。

旅のつかれからか、眠くなってきたので今日はここまで

お遍路二日目

お遍路二日目

今日は山道の運転が多かった。
それゆえ、参拝した寺も山の頂上にあるものが多かった。

一人で巡っていると寂しくなるときもあるだろうが、山頂にある寺の境内で、冬の澄んだ空気の中、一人で般若心経を読誦する贅沢に比べれば大したことはない。

十一番札所からスタートした今日だが、ところどころのお寺で駐車料金を徴収された。300円と納経代と等しく、また徴収される寺ではどこも同じ値段であった。山頂にある寺で徴

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お遍路一日目

今朝は四国までの移動もあったので、昼前に一番札所についた。そこから車で廻り始めて、夕方五時に納札所が閉まるまで廻った。五時間程で10番寺までいけた。

疲れも思ったほどないので、今晩は車中泊することにした。
吉野川の近くにある道の駅だか、この付近は幸福の科学のポスターが非常に多い。
どうやら、大川隆法の生誕地らしい。
学会員からしたら聖地なのであろう場所に豪勢な建物があった。

明日は朝から回れる

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天啓は下されたー我は現人神なり

西遊記であっても、Camino de Santiagoであっても、ロードオブザリングのラストシーンであっても西へ向かう。

太陽が沈む西には極楽浄土があるのではないか?といった疑問は人間本来のものであろう。

かくいう私も明日からお遍路を巡るため西に旅立つ。

お遍路を通じて神通力を身に着けるためだ。

スターウォーズ風にいえばフォースを会得するためだ。

BGMは「青年は荒野をめざす」が最適だろ

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