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A1~B2ドイツ語のよい教材[文法を知る編]

B2になるまでに様々な教材にお世話になりました。
ドイツ語学習の具体的手段を書いてあるサイトは、英語に比べると圧倒的に少なく、教材選びにやや苦戦したのも事実です。
わたしも、誰かの助けになればと思ったのがこの記事のきっかけです。

「ドイツ語のよい教材を知りたい。」
「使っている教材が合わないから他の教材を探したい。」
「よい教材で、効率よくドイツ語を勉強したい。」

という方にオススメの内容です。


対象:A1→B2までの教材[文法を知る]


わたしの教材探しのポイント


語学学校のスピードが早いのと、理解をすると記憶が定着しやすいのを理由に、以下のポイントで教材を探しました。

○ドイツ語を理解できるよう説明しているもの
○なるべくお金をかけずに手に入るもの
○電車移動中に見やすいもの

というわけで、ネット媒体が多いです。
「購入」と書いていない限り、無料です。

わたしが良いと思うドイツ語の教材【文法を知る編】

上からB2→A1と、レベルごとに並んでいます。

○教材名
目的:教材を使うわたしの目的
対象:教材を使っていた時のわたしのレベル
媒体:
情報源:誰から教えてもらったか/探したか
特徴・感想:主観です

Grammatik Aktiv B2-C1
目的:ドイツ語B2-C1レベルの文法を学ぶ
対象:B2~C1
媒体:書籍 (Grammatik Aktiv - Duetsch als Fremdsprache B2-C1/Cornelsen)
情報源:語学学校
特徴・感想:各単元ごとに短いまとめがあり、文法内容がB2レベルかC1レベルかも分かるようになっています。
説明部分の表の構成が分かりやすいです。
苦手分野のポイントだけ勉強したい、文法のポイントを短時間で総復習したいなどニーズに合わせて取り組みやすい構成です。
ポイントに対する詳しい説明は、他の教材で補う必要があります。

Deutsche Grammatik 2.0
目的:ドイツ語文法をドイツ語で理解する
対象:B1~C1
媒体:ブログ
情報源:自分
特徴・感想:B2以上で、日本語の文法教材が見つからなくなりました。コンパクトに単元ごとに数ページでまとまっています。


Kazuのかんたんドイツ語
目的:ドイツ語文法を日本語で理解する
対象:A1~B1
媒体:ブログ
情報源:自分
特徴・感想:日本人によるドイツ語の文法説明がピカイチ。
日本語にない考え方をはっきり説明してくださるので、理解に助かります。(下記、例です。)
Kazuさんのおかげで、ドイツ語は面白い・美しいと思えるようになりました。

欧州系の言語では、
1:実際に起こっている、起こったこと
2:想像・仮定・願望など、頭の中のこと
を厳密に分けます。

https://ameblo.jp/kantan-doitsugo/entry-11811145994.html

多言語生活
目的:ドイツ語文法を日本語で理解する
対象:A2~B2
媒体:ブログ
情報源:自分
特徴・感想:時間に関係する言い回しなど、かゆいところに手が届く内容です。日本語からドイツ語にする練習が豊富で、特に、独学でドイツ語を学ばれる方におススメだと思います。

vollmond
目的:ドイツ語文法を日本語で理解する
対象:A2-B1
媒体:ホームぺージ
情報源:自分
特徴・感想:特にA2レベルの時は、ドイツ語の文法で分からないところがあったらまずここで探しました。とても分かりやすく、網羅的に教えていただけるのですが、すべての範囲はカバーしていないのが残念な点です。

特に、初級者の壁である形容詞の格変化は秀逸です。
https://vollmond.online/grammatik/adjektivdeklination

何が役立ったか:

  • [原則]と[例外] が明確に説明されています。

  • つまり、特定の冠詞の格変化を覚えていれば、冠詞のない形容詞の格変化を覚える必要はありません。

東京外国語大学言語モジュール
目的:ドイツ語基礎文法の【総】復習
対象:A1-A2
媒体:ホームページ
情報源:ホームページ
特徴・感想:1セットが短時間で終わる設計になっており、文法の単元ごとに分かりやすく分類されています。
無料で、こんなにいい教材を放出してよいのか…と思います。
大学の資料なので、間違いがないだろうというのも安心です。
わたしは、A2からB1に進む前に文法の穴を埋める目的で使用しました。「○月○日までに、全てのセットを一回行う。そのために、1日○セットやる。」と決めて、ひたすら毎日パソコンに向かいました。
分かっていたと思った単元も、別の教材で解くと解けず、短期間でよい復習ができました。

関口・初級ドイツ語
目的:日本で有名なドイツ語教材でドイツ語を学ぶ
対象:A1-A2
媒体:紙の本(関口・初等ドイツ語講座 上・中・下巻/三修社)
情報源:友人
特徴・感想:日本でドイツ語を学ぶといえば!という有名な本です。
わたしは、この本を徹底して読み込むというよりは、分からない単元に関して辞書的に使っていました。ちょっと古いのが難です。
今は使わないドイツ語も少し記載してあります。

教材の合う合わないは人によって違うと思いますし、選定に当たり、わたしの主観がかなり入っておりますが、少しでも参考になれは幸いです。

ドイツ語の学び方やコツをまとめてくださっているサイトの運営者の方々、改めてありがとうございます。皆さんのおかげでドイツ語が伸びました。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました! 金銭サポートは必要ありません。代わりに、無料でできる「スキ」か「シェア」をお願いします。 それが、わたしのサポートにつながります。 よろしくお願いいたします!