「こんにちは、仁一です。ごはん、食べた?」
久しぶりにnoteを開いた。17年前にブログを書き始めたものの、あっちで書いたり、こっちで書いたりして、一貫性がない。これが仁一のスタイルだ。決して計画的ではなく、その時の気分次第で文章を綴っている。
「まあ、仁一だからさ。こんなもんだよ!」
すべてを「忙しい」という理由にしておけばいい。わざわざ複雑に考える必要もない。どうせ仕事としてやっているわけじゃないし、ただ単純に自分の記憶を記録しているだけだ。
noteを覗いてみれば、数え切れないほどのクリエイターたちが文章を投稿している。しかし、その中で目を引く存在はなかなか見つからない。
最近になって、「老婆の日常茶飯事」という記事に出会った。短い文章だけど、移動中や食後のひとときに、ほんの数分で読めてしまう。そして、その内容に共感できることが多く、楽しませて頂いてます。
その記事の中で、ふと目に留まった一文があった。「noteに文章を書こうと思う人は、自分の世界を持っている人だと思います」と書かれていた。その言葉に、仁一は深く共感した。
「たしかに!」
書くという行為自体が、自分の内面や価値観、経験を外に向けて発信する行為だろう。自分の世界とは、個々人が持つ独自の視点、感性、考え方であり、それを文章で表現することで他者に伝えようとする意識が働く。
しかし、仁一の場合は少し違うかもしれない。仁一が書く目的は、ただ一つ、自分の家族の記憶を残したいという思いからだ。その理由は単純で、このロクでもない世界からいつ消えるか分からないからに過ぎない。
……
仁一は、世間から見ればかなりの変わり者かもしれないが、仁一ジュニア一号、名前は「睿痢五」、仁一以上に変わり者だ。
「睿痢五」はおふざけの達人だ。ある日、仁一にとんでもない謎めいた誕生日カードを送ってきた。普通の人間には読めないようなメッセージだったが、少しばかり考え方をひねれば、漢字が奇妙に組み合わさった暗号文のような内容を読み取ることができた。
「睿痢五」はいつも仁一にレシピ動画を編集してほしがっているのですが、怠け者の自分はなかなか手が動きません。今回はレシピ動画ではありませんが、仁一もふざけた動画を編集してみて、Xに投稿しました。↓
「さすが……怪物の子だ。」
「睿痢五」はナスが大好きで、肉はなくてもいいらしい。しかし、仁一は「No meat, no life」なので、本来はビーガン料理である中国東北家庭料理「地三鮮」(ジャガイモ、ナス、ピーマン甘辛炒め)に強引に肉を投入してしまった。
このレシピは、「睿痢五」のために書き留めておく。
地三鮮
ジャガイモ・ナス・ピーマンの甘辛
レシピ:
鶏胸肉(100g)
• 下味:砂糖小さじ1/2、日本酒小さじ1、卵白小さじ1、醤油小さじ1/2、オイル小さじ1、胡椒少々、片栗粉小さじ2
その他の材料
• じゃがいも1個(約100g)
• なす1本(約30g)
• ピーマン1個
• 長ねぎ大さじ1(みじん切り)
• 生姜大さじ1(みじん切り)
• 島ハリッサ小さじ1/2
調味料
• 酒 小さじ2
• 醤油 小さじ2
• 砂糖 小さじ2
• 胡椒 少々
• 米酢 小さじ1/2
• 水 大さじ2
• サラダ油 大さじ3(炒め用)
• ごま油 小さじ1
作り方:
1. **鶏胸肉に下味をつける**
鶏胸肉に下味をつけ、15分以上漬け込みます。
2. **調味料を作る**
あらかじめ調味料をすべて混ぜ合わせておきます。
3. **野菜をカットする**
ジャガイモは皮付きのまま、ナスはヘタを取り、ピーマンもヘタと種を取ります。それぞれを大きめの乱切りにします。
4. **ジャガイモとナスを炒める**
フライパンにサラダ油を入れて熱し、ジャガイモを入れてじっくり焼きます。八割ほど火が通ったら、ナスを加えてさらに炒め、いったん取り出します。
5. **鶏むね肉と野菜を炒め合わせる**
同じフライパンで鶏むね肉を炒め、八割火が通ったら、ジャガイモ、ナス、ピーマンを加えて軽く混ぜ合わせます。次にハリッサを加え、全体に絡めて香りが立つまで炒めます。続けて長ネギとショウガを加え、さっと炒めます。
6. **仕上げ**
最後に調味料を加え、全体に絡めます。仕上げにゴマ油を回し入れて完成です。
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