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ダニッシュ・ギャンビット(折々のチェスのレシピ)

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かなりマイナーな序盤定跡であるダニッシュ・ギャンビットの分析を通じて定跡全般の評価の仕方や採用の可否などを検討します。マイナー定跡はあまり使われないだけの理由があると同時に、対応…
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#チェスのレシピ

折々のチェスのレシピ(423)少しだけ高度な知識をあなたに

以前、ダニッシュ・ギャンビットについて何回かに分けてお伝えしたことがありました。そのダニ…

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折々のチェスのレシピ(246)ダニッシュ・ギャンビット

今回からは数回に分けて白番の序盤定跡を取り上げたいと思います。これまで取り上げたことのな…

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折々のチェスのレシピ(247)ダニッシュ・ギャンビット

今回はポーンで応対してきた場合について検討します。 まず、d6ときた場合、 あるいは、 い…

折々のチェスのレシピ(248)ダニッシュ・ギャンビット

厄介というのは、 この場合です。どのように厄介か、ご覧ください。 ここまでミスなく指して…

折々のチェスのレシピ(249)ダニッシュ・ギャンビット

ダニッシュ・ギャンビットを採用するかどうかを決めるまでにもうひとつ検討しなければいけない…

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折々のチェスのレシピ(250)ダニッシュ・ギャンビット

いよいよダニッシュ・ギャンビットで目指す局面ができたとします。以下です。ちなみに、すんな…

折々のチェスのレシピ(251)ダニッシュ・ギャンビット

前回はダニッシュ・ギャンビットの醍醐味といえるコンビネーションをご覧いただきました。しかし、物事はいつもそう上手くは運びません。 黒のナイトを咎めるのがこの手筋の第一歩でしたが、 黒がd5としてくることも事前に検討しておかなければなりません。 f6のナイトを取る選択肢は排除します。なぜなら、次にQxf6とされた場合、c3の地点を守るためにそこに駒を足さなくてはいけなくなり、後手を踏むからです。ビショップで一回チェックを掛けられますが、c6で簡単に受けられてしまい、継続手

折々のチェスのレシピ(252)ダニッシュ・ギャンビット

ということで、局面を戻します。 ここでe5は黒がダニッシュ・ギャンビット対策を熟知している…

折々のチェスのレシピ(254)

ダニッシュ・ギャンビットを黒が途中で拒否し、白が絶好の駒組みを作った序盤です。 ダニッシ…

折々のチェスのレシピ(256)

ダニッシュ・ギャンビットは(留保付きながら)、勝ちが量産できるなどと書きましたが、その一…

折々のチェスのレシピ(262)

ダニッシュ・ギャンビットで白があっという間に勝勢を築いてしまう例をまた。 もちろん黒がミ…

折々のチェスのレシピ(263)

ダニッシュ・ギャンビットでチェスの序盤を憶えると、例えば以下の局面ですぐに次の手が思い浮…

折々のチェスのレシピ(265)

今回もダニッシュ・ギャンビットの例です。まずはご覧ください。あっという間に技が決まってし…

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折々のチェスのレシピ(また番外編)「Rapid」か「Blitz」か

昨日、「Rapid」か「Blitz」かというテーマで書きましたが、「Blitz」をまだ指したことのない人にとって、実際のところどんな感じで手が進むのか想像できない部分もあると思いますので、以下の対局をご覧ください。 黒にも一瞬チャンスが巡ってきましたが、その機会を見逃して負けてしまいました。白は持ち時間を1分ほどしか使っておらず、黒も1分ほど残しています。つまり両者合計3分ほどの対局でした。 この短い時間の中で対局するのはまだちょっと難しいと感じる人は無理をする必要はなく