【仕事】在宅医療に情熱は必要か
おはようございます。
今日の結論は「在宅医療の質をモチベーションで片付けない方がいい」です。
▼ 在宅医療は敷居が高い?
僕が在宅医療に関わるようになって、在宅の医療者に感じた印象は「誇り高い」でした。
集中治療でも誇りを感じていましたが、熱量は在宅医療も負けていないように感じました。
集中治療:最先端の医療を提供する誇り
在宅医療:生活と尊厳を護る誇り
という感じ。
※ 僕の主観です。
とくに経験豊富なベテラン訪問看護師さんはモチベーションが高い方が多く、在宅医療を神聖なものとして捉えている感じすらあります。
※ 僕の主観です。
▼ モチベーションは必要か
結論から言うと、僕は在宅医療に強いモチベーションが必要だとは思っていません。
例えば僕が…
専門学会に所属して、
専門資格を取得して、
学会誌や論文を読み、
1日10時間以上働いていたとしても。
モチベーションとは無関係と言い切れます。
(なんかムカつく奴ですね)
▼ モチベーションを切り離す
仕事にモチベーションが必要だとすると…
その日のモチベーションによって仕事の質が変動することになります。
あるいは関わる人によって仕事の質が変動することになります。
それはプロとは言えないし、
それは良いチームとは言えません。
モチベーションに頼らず、
モチベーションを言い訳にせず、
質の高い在宅医療を提供するのがプロです。
モチベーションと仕事の質は完全に切り離して考えておいた方が良いと思っています。
▼ モチベーションを言い訳にしない
「モチベーションが低いから…」
という文脈は、ほとんどが言い訳です。
「わたしモチベーションが低いから、先輩みたいにはできません。」
学習や研鑽をしない後輩の言い訳。
「あの後輩はモチベーションが低いから、良いケアを提供できない。」
指導やシステム改善をサボってる先輩の言い訳。
ではモチベーションとは何か?モチベーションは何に必要か?という考えについての僕の考えについては、長くなったので後日気が向いた時に。
今日は「在宅医療の質をモチベーションで片付けない方がいい」というお話でした。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も素敵な一日をお過ごしください✨