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ミニ四駆

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#車体構成

バッテリーホルダーの重要性

バッテリーホルダーの重要性

ミニ四駆を走らせていくと、コースレイアウトにも依るものの

「もう少しシャーシ捻れないように固くしたいな」
「もう少しシャーシが柔らかい方が入るんではないか?」

と、思うようになる事があります。
大概は、シャーシにカーボン等を貼ったり肉抜きしたりが主になりますが、そうすると汎用性が落ちて「あっちの店ではバッチリだが、こっちの店だと合わない」なんて事もおきて、バリエーション違いの複数台持ちになる場

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総閲覧数40万突破への感謝と、私のnoteの在り方について

総閲覧数40万突破への感謝と、私のnoteの在り方について

皆様に支えられ続け、気付くと本日で総閲覧数40万を達成する事が出来ました。
本当にありがとうございます。

ミニ四駆に復帰してから早丸5年、個人的にも、社会的にはコロナ禍があったりと、色々ありました。
ですが、友達の協力によりnote記事を出せたり、念願叶って個人走行会を開催出来たり、まさかのコンデレからヨンクなマンになれたりと、ミニ四駆レーサーなら少なからず嬉しい出来事を経験する事が出来ました。

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LCについて触れてみる。

LCについて触れてみる。

ミニ四駆を走らせていくと、速度が上がるにつれ強敵に感じるであろう「レーンチェンジ」。
実際に苦しんでいる方も多いと思う。
私も最初の頃「マグナムトルネード!!」位の勢いでぶっ飛んでいたwww

解決の為の一般的な話だと、マシンの構成度返しで「スラスト」「ローラーの高さ」が最初に出てくる。しかし、それらを色々弄ったとしても、クリア出来ないマシンもある。
それは何故なのかに今回は軽く触れてみたい。

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治具を作ってみたw

治具を作ってみたw

普段私は治具を作ったり使ったりはあまりしないのですが、とある会話から「ホリコムンダーの軸は1.7mm」というのを聞いて、こんな治具あったら便利だなと思い作ったところXシャーシ愛好家達に好評価だったので、仕様を纏めておこうと思います。

※ ホリコムンダーの説明書きには、ハンドメイドであり多少の誤差がある可能性が示唆されていますので、本件治具を作成するにあたっては手許のホリコムンダーを計測して行っ

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ベアリングとベアリングオイルで損をしない為に

ベアリングとベアリングオイルで損をしない為に

ベアリングとベアリングオイル。
ミニ四駆を扱っていくと、ベアリングオイルは必ずと言って良いほど必要に感じていくものであるものの、他よりあまりクローズアップされない印象があります。

ベアリングについては「軸受って意外と大事」も参考として下さい。

ベアリングは使用するにあたり、簡単に言うと2つの大事な事があります。
「脱脂」と「潤滑」です。
ベアリングの脱脂は調べれば沢山やり方は出てきます。

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[雑記]改めて自己紹介と、ミニ四駆の楽しみ方について

[雑記]改めて自己紹介と、ミニ四駆の楽しみ方について

普段あまり気にしていないのですが、気付いたらnoteもtwitterもフォロワーの方がとても増えていたので、自己紹介兼ねてミニ四駆の楽しみ方についてちょっと考えていこうと思います。

改めまして自己紹介。
私の名は”紅蓮の太陽”。
子供の頃以来、ミニ四駆に復帰してもう4年目のエンジョイレーサー(異論は認めるw)です。
復帰した時は元々トレサス車が作りたくて、実際作って走らせていました。
トレサス車

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13PBを作ってみる~私流お手軽仕様(検証もしてみた)~

13PBを作ってみる~私流お手軽仕様(検証もしてみた)~

ミニ四駆を走らせるのに必要なローラー。
非常に多種多様で、キット在中のプラローラーからGPUまで、値段もピンキリです。
ですが、お気付きの方で手先器用な方は既に取り組んでると思いますが、ベアリングを軸受に使った、接触面がプラ素材のローラーは、現状で19mmと17mmの2種数パターンしか市販品はなく、最近はそれ以下のサイズを自作するのもよく見かけるようになりました。

有名なところだと、WAにスタビ

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ミニ四駆を科学する~”重心”と、たからばこセッティングや走行性能との関係性を考察する~

ミニ四駆を科学する~”重心”と、たからばこセッティングや走行性能との関係性を考察する~

”[始めたばかりの方へ]ローラーセッティングって?”で触れた「たからばこセッティング」。
記事内でも触れましたが、そのような配置のはずでもLCでコースアウトする場合もあり、その微調整には皆苦心するのはご存知のとおり。

LCでの状況を説明する時、マシンが左右いずれかに傾いてコースアウトする事を触れますが、その原因が”重心”とローラー位置の不適正と説明されるものの、「その重心とは何ぞや」と言う話はあ

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[回想録]ウォッシュボードの捌き方の一例

[回想録]ウォッシュボードの捌き方の一例

ウォッシュボード。
ミニ四駆のコースへ自由に設置出来る、小さな変則ジャンプセクションの作れるオプション。段差の高低2種類4枚のセットで販売されています。

先日、コースレイアウトの話をしていた時に思い出し、結構皆が泣かされていた(泣かしてた側もいたけどwww)のも久しぶりに聞いたので、今はあまりお目にかかりませんが、一例として、ちょっと纏めておこうと思います。

ウォッシュボードは、設置されている

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フラット経験は立体にも役に立つ

フラット経験は立体にも役に立つ

私はミニ四駆経験4年目なのだが、立体ばかりでフラットは近所にコースが無かったのもあり、今までやる機会が無かった。
ただ、立体で速くしていく為の検証を続けているうちに、フラットマシンが如何に緻密に考えられているのかを知っていき、そこからヒントを得て検証結果をnoteにもしてきた。

知れば知るほど、その概念の凄さを垣間見たので、私の今ある知識でフラットマシンを構成し走らせたらどうなるかを検証してみた

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DCモーターの予備知識 ~素性と方向性を把握する~

DCモーターの予備知識 ~素性と方向性を把握する~

ミニ四駆を始めると、早い段階で耳にするのは「モーター慣らし」。
パワーソースの管理って意味で、モーターに関心を払うのは大事な事だ。

しかし、詳しい事が分からず、結果的にただぶん回して(ケミカル等使う場合もあるだろうが)回転数が上がった下がっただけで一喜一憂になってしまうのがほとんどだと思う。
モーターは、ミニ四駆のレギュレーション上分解不可のため、中の状況について使用中は見れず、長年の知識と勘で

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ギヤを保護する一つの方法

ギヤを保護する一つの方法

ミニ四駆のギヤは、そのほとんどが樹脂であり、高速回転で噛み合わせ続けるために、常に摩擦とその熱に晒されて消耗していく。

そのため、それらフリクションロスを少しでも減らし、かつギヤを保護する為にグリスアップは欠かせない。

タミヤからも純正グリスの他、Fグリスやオイルペン等がミニ四駆用として発売されていて、その他ラジコン用やミニ四駆専用で他から販売されているオイル等もある。

とはいえ、どれも少量

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オレンジクラウンと仲良くなる一つの方法(私流)

オレンジクラウンと仲良くなる一つの方法(私流)

オレンジクラウン。
最初期のスーパーミニ四駆から使われているクラウンギヤ(type1、type3は後ろだけ。)で、途中からピンククラウンもデビューしたが、実はシャーシラインナップ上では、ミニ四駆の歴史の中で現存で継続して使われ続けているギヤとして最古の存在となる。

最初期にはGPUで存在したメタルピニオンのプロペラシャフトを受け止めていた事からも分かるように、オレンジクラウンは構造上タフな作りで

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ロックピボットに働く力の作用~通常のピボットとの違いについて~

ロックピボットに働く力の作用~通常のピボットとの違いについて~

ミニ四駆では、コーナー走行時に可動するバンパーを大別すると、スライドダンパーとピボットがあります(可動するバンパーとしては他にアンカー等もありますが、趣旨が違うので本件からは除きます)が、どちらも基本的には、コーナー進入時にコースフェンスにふれた時のショックを吸収、マシンの走行安定性を高めてコースアウトを防ぐもの(ピボットはツッコミ時の車幅を狭める事で更に完走率を高める意味合いを含む)です。

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