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大人の学びは成長よりも優しさのために

 よく記事で書いているけど、私はVoicyのヘビーリスナーだ。
 そして、Voicyは学びのコンテンツが多いせいか、他のラジオ好きの人達からは、「Voicyは学びだの成長だのって前向き過ぎるのがウザい」とか「ボジティブ過ぎて辛い」という声を少なからず聞く。
 Voicyヘビーリスナーである私も、実はその声に同感だ。

 でも、学びや思考を押し付け過ぎないパーソナリティの方々も多いので、私は、学びや成長目的ではなく、新しい情報を知る事や、自分と違った考え方に触れる事で、自分自身の視野を狭くしないようにする為に聴いている。

 人は自分の知らない事や、わからない事に対して壁を作ったり、否定しがちだ。
 そしてそれは、だいぶ優しさが足りない行為だと思う。
 興味がなくても、知っていると、「あーなんか聞いた事ある」と、受け止めることができて、一応コミュニケーションはできる。
 でも、興味もなくて、知らない事だと、スンとしてしまい、むやみに排除しがちになって、そこでコミュニケーションは終わる。

 そんな風に、一方的にコミュニケーションを断たないため、そして、知らない事を拒絶しないために、私は情報を得るようにしている。

 だから、やたらと「自己成長」だの「いくつになっても成長」なんて言葉を聞くと、拒否反応が出る。
 「そんなに成長って必要か?」って思う。
 それに、「いくつになっても成長」って言ったり思ったりしている人って、他者に対してマウント取っている感じ…否めないよね。
 私自身、恥ずかしながら以前はそういうとこあったし。

 子供が大人になる過程であれば、成長という言葉は当てはまるけど、大人になってからは別に成長という言葉を使わなくても良くない?と思う。
視野を広げるとか、経験値を増やすとかぐらいで良くない?

 大人の学びは、成長の為ではなく、他者に対する優しさや思いやりを持つ為でいいんじゃないかと思いながら、日々いろんなVoicyを聴いている。


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