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一歩踏み出したことで輪のように広がっていった繋がり、想い、夢とは?

凛とした姿の内側からいつも感じていたさきちゃんの熱い想いはなんだろうか。今回、スペイン在住のREBORN4期さきちゃんのお話を伺いました。

「誰と時間を過ごすかで人生の充実度が変わる」少し前の自分を思い浮かべ真っ直ぐに伝えてくれた最後の言葉と涙。とても深く印象に残っています。彼女の人生の物語が新しい価値観や生き方として届きますように。


仲間という存在を求めて

ーー本日はよろしくお願いします!2021年6月REBORNに参加したきっかけはありましたか?

もともと異文化や多様性に触れ、人との出会いで心が豊かになっていく自分がいました。そんな経験ができたり、交流できたりする場所を自分も作りたいと思っていたけれど、「1人じゃできない」と感じて。

一緒に頑張れる仲間がほしいという気持ちがありましたね。スペインで国際恋愛をしている中で、パートナーシップについても気軽に相談できる仲間がいたらいいなとも思っていました。

ーREBORNに入る前のこと、2019年に挑戦したワーキングホリデーが人生の1つの転機のようにも感じました。当時、挑戦の決め手は何でしたか?

大学卒業後に旅行会社に勤務していたのですが「自分がやりたいことはここにはない」と気づき始めたんです。

自分理解を深めた通勤中。当時のメモ



「クルーズ船で働きながら世界一周したい」
自分がやりたいことと向き合い続けてそう思いました。クルーズ船で働くためには、ホスピタリティの専門知識、英語ともう1つの言語が話せることが必要で。どちらも持っていなかった私は、両方一緒に経験を積めるホテルでのインターンをスペインで決めました。まさに修行する感覚でしたね(笑)

ーースペインを選んだ理由はあったのでしょうか?

「もう1度学び直したい」という気持ちでしたね。高校から大学まで英語と一緒にスペイン語も勉強していたけれど、社会人になって全く覚えていないのがもったいなく感じて。「親に払ってもらった学費も無駄にしている…」そんな風にも感じました。

ーー他にもスペイン行きを後押ししたことが?

大学生の頃イギリスに9ヶ月間留学をしていて、外国人の方と英語で会話を楽しむような憧れの生活を描いていました。それなのに、日本人の子と話し始めてしまったんです。それも思い出ではあるけれど「自分は英語を勉強したくて来たのに…」というモヤモヤした気持ち。理想と現実の違いに留学後も後悔が残りました

だからこそワーキングホリデーの場所を探すときは日本人の少ないところに行きたかったんです。それもスペインを選択した1つです。

ー学生時代の感情ともしっかりと向き合い、自分の原動力に変換して歩み続ける姿とてもかっこいいです!さきちゃんと言えばスペインというイメージがあったので、それまでの経緯を知れたのは新鮮ですね。



REBORNから繋がる輪、アイデアを形に。

ーREBORNに入ってみてどんなことを感じましたか?

人とのほんとに強い繋がりができたと思います。一歩踏み出したことで輪のように広がり今の活動に繋がるコーチングにも出会えた。

「異文化交流でよりよい世の中を作りたい」これはREBORNに入る前から目指したいと思っていたこと。1人ではできないと思っていたことが周りのサポートもありながらスモールステップで形になっていきました。

REBORNで最初にシェアした自己紹介スライド、志。


ーーさきちゃんの目指す景色がよりクリアになっていったようですね。REBORNの中で印象に残っていることはありますか?

お互いを褒め合ったミートアップです。最近もその映像を見返したところ。もともと自己肯定感が低いタイプだったから、みんなからの言葉は私に自信をくれました。自分でも気づいていないことを、受け取ってくれた。こんなに自分の良さを感じ取ってくれたみんなにすごく感動したんです!他の人のシェア聞いている時間も幸せでしたね。



私のアナザースカイとは?

ーーさきちゃんにとってREBORNのメンバーの存在がすごく大切なのが伝わります。他にも記憶に深く残るテーマが?

「アナザースカイ」です!思い出に残っている場所とそこでのエピソードをシェアしたのですが、もっと1人ひとりのことを知れたというか。距離が縮まった気がしてなんだかすごく嬉しかったのを覚えています。

ーさきちゃんがどんなことをシェアしたのか気になります。

スペインでのエピソードを話しました。キッチン仕事の経験がない中で働き、ボロボロになった自分の手。ネイティブ同士のスペイン語がわからなくて笑ってごまかしたこと。間違ったことをして怒られたこと。

日本人の友達を避けていたわけではないけれど、相談できる人もいなくて寂しさというか、虚しさがあって。ある時、夜も眠れず無意識に涙が止まらなくなり、仕事場でも途中で泣いて帰ったこともみんなに話しました。

ーーそんなことがあったんですね。

はい。でも、当時はまだキッチンの同僚だった彼が仕事の話には触れずそっと側にいてくれて、山登りに連れていってくれた。地中海が広がった本当に綺麗な場所…。そこで私は彼に救われました。

辛い時パートナーが連れて行ってくれた、地中海からの景色。


結局は楽しい同僚ばかりで!キッチンで準備しながらスポーツ観戦をしたり、歌ったりして。日本では見られない光景や自由気ままな国民性が本当に楽しかったです。

「もっと一緒に過ごした家族みたいだな!」

3ヶ月ほど経った時に同僚からいわれたこの一言がすごく嬉しくて。何をいっても受け入れてくれる家族のようだったと振り返って思います。

家族のような同僚たち。キッチンでの写真。


ーー素敵です…!いろんな感情やエピソードがぎゅっと詰まってるからこそ、さきちゃんにとってスペインがアナザースカイなんですね。



自分の選択にありがとうを。

ーーREBORNはさきちゃんにとってどんな存在ですか?

お互いを高め合える部分と心から楽しんで、面白いと思って、笑顔になれる。両方あるからこそ充実しもっと幸せを感じられる場所だと思います。

ー素敵な表現…。REBORNに入る前の自分に何か伝えられるとしたら?

今この日常を「心から幸せ」と思えているのはその時の選択のおかげ。ありがとうという気持ち。「REBORNに入る決断をしてよかったね」と伝えたいかな。今ある素敵な繋がりの原点であるREBORN。ここから始まった繋がりに幸せを感じています。

ーーさきちゃんの今後の夢を教えてください。

パートナー家族との1枚。生き方、価値観の1つとして。

今年、彼とバックパッカーに行きたいと思っています。人生を通して世界中を周りながら、いろんな人の生き方や価値観を伝えたい。殻に閉じこもっている人がいたら少しでも新しい刺激になるように、自分らしい選択をできるように、私自身の経験もシェアしていきたいです。

もう1つは「自分が心から1番に楽しむこと」を大切に過ごしたいです。自分が楽しむことで周りをインスパイアするような自分でありたい。そんな循環がすごいいいなと感じて、これからも続けていきたいです!

ーー最後にさきちゃんが伝えたいことをどうぞ!

「誰と時間を過ごすかで人生の充実度がすごい変わる」もし自分の人生にモヤモヤしている人がいたら環境を変えて小さな一歩を踏み出してみよって伝えたいです。

REBORN4期メンバー全員。(純さん、かみるさん、sueさん、あやさん、さきさん)

ーーさきちゃん本日は素敵なお話をありがとうございました!!



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インタビュアー/記事:内藤美保(Naito Miho)

「言葉と空間で居場所をつくる。」想いを形にする人。
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