オンラインコミュニティREBORNに込められた、ハンプトン純さんの想い
2021年、ライフコーチ、ハンプトン純さんが立ち上げた、オンラインコミュニティREBORN。あれから2年半、純さんは今何を想うのだろうか。お話をお聴きしました。
コミュニティ立ち上げ当初から、現在に至るまで、多くの女性に愛され続けてきたサードプレイス。筆者もREBORN0期のメンバーとして参加し、みんなと共有してきたかけがえのない思い出があります。そして、今回REBORNのこれからの世界にもっと触れたいという想いがありました。
穏やかさの中にも、芯から情熱が伝わってくる、そんな純さんの言葉を聴いて頂けたら嬉しいです。
必要な人に届きますように。
REBORN誕生のきっかけ
ーー2021年1月にスタートしたREBORN、コミュニティをつくろうと思ったきっかけはなんでしたか?
純さん:行動に至ったきっかけは2つあって。当時の私は、会社員×ライフコーチとして働いていて、マンツーマンのコーチングのクライアントさんたちとのセッションをしていく中で、彼女たちが更に飛躍するために、私に出来ることはなんだろうといつも考えていて。
その時漠然と、仲間との繋がりがあったら更に飛躍できるんじゃないかな、と思っていたんです。
ちょうどその頃、インスタグラムで繋がった女性たちに向けて、「パラレルワーカーという働き方」をテーマに、シェア会を開催しました。
その参加者の一人が「純さんの周りにはすごく素敵な人が集まるから、そんな人たち同士が繋がれる場所を創ってほしい!」と伝えてくれて、この一声で、コミュニティを作りたい!と思いました。
ーーREBORN立ち上げにおいて、大切にしたことはありますか?
純さん:少人数でみんなが主役になれる、期間限定のコミュニティというところですね。当時、様々なコミュニティやオンラインサロンに参加していて、そこで湧き上がった2つの違和感がありました。
1つが、傍観者が多いということ。コミュニティやサロンの主催者から、一方的な情報や知識の受け取りはあっても、アウトプットが足りず、インプット過多になったり、横の繋がりができていないのが残念だなと感じました。もう1つは、期間が無制限のものがほとんどで、だらだら参加してしまい、活動にコミット出来ず、活用しきれていないものが多いなって。
その2点から、自分がコミュニティを立ち上げた際は、少人数制(期ごとに5名限定)で、且つ期限を決める(半年間)、という2点にこだわりました。
(現在では、卒業生の声により、卒業後にも希望者のみ参加できる、卒業生コミュニティREBORN plusで活動を継続出来るようになりました。)
価値を見出せなかったら退散と思ってた
ーー「もしかしたら0期と1期で終わるかも」という当時の純さんの言葉がすごく印象に残っています。その時はどんな心境でしたか?
純さん:とりあえずやってみて、価値を見出せなかったらいつでも退散できるくらいフットワーク軽くいた、という感じです(笑)
いつも、新しいことを始める時には、「失敗はない。あるのはフィードバックだけ。」という考え方を大切にしていて。どんなことも、上手くいかなかったらどうしようという気持ちより、まずは小さくても始めてみる。だから、立ち上げの時も、価値を見出せなかったらいつでもやめられる準備はできている。という感覚で始めました。
ーー実際やってみてどう感じましたか?
純さん:とても嬉しかったのは、0期、1期のみんなが、「こんなコミュニティになったらいいな」をそのまま叶えてくれたこと。私が創りたかった、あったかい場所を、みんなが創ってくれた。
一人ひとりが本気で自分と向き合い、お互いを信じて認め合えたからこそ、安心して人生に向き合える場所になっていきました。集まってくれたみんなの人間性というか。これは本当に奇跡でしかないと思っています。
ーー私も、REBORN0期として参加し、人生で初めて涙しながらみんなに伝えられたことがありました。
純さん:0期の家族のシェアはすごい覚えてる。みんなが自己開示をしてくれたから、私も内にあった感情が溢れてきたんだよね。
その年3月に亡くなったお父さんのことを泣きながら話したのはあの日が初めてで。私にとってもすごく大事な場所になったからこそ、続けていきたいと思いました。
REBORNは、自分、そして人生と、向き合う場所
ーREBORNでは実際にどんなことをするんでしょうか?
純さん:月に1回、期ごとのミートアップを行っています。自分と向き合う自己理解をベースとしたテーマをもとに、一人ひとりが言語化し、シェアし合います。過去を振り返ったり、自分の価値観や考え方、在り方を掘り下げたり、自分のビジョンや夢を言語化したり。かなり深く、「自分という人間」に向き合います。時に涙を流すメンバーも。それくらい、みんな、生きるに全力なんです。
自己理解が深まれば深まるほど、忙しい日常に戻った時でも、心の声に耳を傾け、自分の意志に合った選択や決断ができるようになり、人生の質が高まっていきます。
さらに、REBORNの活動を通して他のメンバーの価値観や人生そのものに触れることができる。みんなのシェアを聞いて、そんな考え方や価値観、そんな生き方があるのか!って、発見や気づきを得られる。そして、選択肢が増えて、可能性も広がる。自分らしく飛躍する大切なステップにつながります。
もちろん、期ごとのミートアップだけでなく、他にも様々なイベントがあります。
月初の朝活、期の枠を超えた交流会(REBORN MIX)、ゲストとの対談(Be inspired!)、私に質問攻め出来る会(Ask Jun!)、メンバーが講師となって得意を活かした講座を開催(REBORN Education)、インスタ研究会、外部講師をお招きしたセミナー(REBORN Academy)、季節ごとのイベント(クリスマスパーティーやハロウィンパーティーetc)、リアルオフ会など、REBORN全体でも様々な活動をしています。
今年に入ってからは、初めての部活が発足!コーチング部が立ち上がり、みんなで学びのシェアをしています。メンバー同士で高め合う姿が、本当に素敵なんです。
共通ルールは「ジャッジしない」
ーーREBORNって、本当に色々な人が参加していますよね。
純さん:本当にいろんな人がいるよね!結婚している人もいるし、していない人もいる。子どもがいる人もいればいない人もいる。専業主婦や会社員の人もいてフリーランスや経営者の人もいる。住まいも、日本全国津々浦々!海外在住の方も沢山います。
REBORNに唯一ある「ジャッジしない」という共通ルールのもと、肩書きやお仕事など関係なく、お互いを認め合い、高め合える、あったかい場所だなって、いつも思います。
卒業生コミュニティでは、しばらく活動をお休みして、久々に参加したメンバーには「おかえり」ってみんなが言ってくれて。職場でも学校でもない、サードプレイスになってるよね。みんなにとってREBORNは「変わらずそこにあって、いつでも戻ってこられる場所」であってほしいなと思ってる。
ーー今年3月に行われたREBORN Family 名古屋オフ会も、その空気感をすごく感じました。出産でしばらく離れていたメンバーに対して、みんなが「おかえり!」って声をかけていましたね。
純さん:出産といえば、実は私も第二子の出産で少しだけ活動に参加出来なかったタイミングがありました。その時REBORNの事務局メンバーである、なみさんとゆかちゃんがこの場所を守ってくれて、安心して出産に臨めましたね。
なみさんとゆかちゃんは、それぞれREBORNの0期生と1期生で、この場所の土台をつくってくれたメンバーでもあり、卒業後に、事務局メンバーとしてサポートしてくれることになりました。
彼女たちがいるからこそ、色んなアイデアをシェアし合える。やりたいことが、カタチに出来る。二人の心強いサポートで、今のREBORNがあると思っています。二人には、本当に感謝でいっぱいです。
目指したい社会の縮図がここにある
ーー純さんにとってREBORNはどんな存在ですか?
純さん:人生の一部。自分が自分らしく居られる場所。自分がどんな状態であろうとも、REBORNに来れば心がポカポカしてくるような、あったかい場所。
みんな違ってみんないい、一人ひとり個性があって、らしさがある。互いに認め合い、必要な時は手を取り合う。競争ではなく共存する社会。
これが私が目指したい社会です。気づけば、REBORNという場所が、まさに私が目指す社会の縮図になりました。法人化を考えた時も、社名として真っ先に思い浮かんだのがREBORN Inc.でした。
依存関係ではなく、みんなそれぞれが支え合いながらも自立し、人生を謳歌する。だからこそ、幸せや優しさが循環していく。そんな社会を創りたいと、本気で思っています。
特に日本には、結婚や出産を経て、自分のことは後回しで、自分のやりたいことを叶えてあげられないママが多い。コミュニティやコーチングを通して、そんな女性を沢山沢山見てきました。だからこそ、私は、ライフステージが変わっても、自分のやりたいこと、なりたい姿に向かって、「わたし」を生きる。そんな生き方を、人生を通して提唱してきたいんです。
KEEP HOPE ALIVE 私のありたい姿
ーーREBORNから広がる純さんの想いをお聞きしたいです。
純さん:私のラジオのタイトル「KEEP HOPE ALIVE」にあるように、世界がどんな状況であろうとも希望を持ち続けていたい。そして、周りにいる人たち、同じ世界に生きる人たちにも、希望を持っていてほしい。そう強く思っています。
目の前の人が絶望を感じていたとしても、私にはその人の可能性がみえる。もちろん、常にポジティブでいようとは思わないし、それを誰かに強いることもしない。光と影は共存してるから。時に悲しんでもいいし、泣いてもいい。それが「生きる」ってことだから。
だけど、辛いことがあったとしても、未来に希望を持っていた方が、物事がうまく進んでいくと信じています。私自身、それを人生で体現してきたから。
私は、その信じることの大切さをを伝えていきたい。だからまずは、自分自身がそれを信じて、みんなに希望や夢を与えたい。そして、REBORNという場所が、一人ひとりの「らしさ」に光をあてる役割であってほしいなって。
最後に伝えたいこと
ーーどんな人にREBORNに参加してほしいですか?
純さん:たまに聞かれます。「私全然キラキラしてないけどいいですか?」「私なんかがREBORNに入っていいですか?」って。
だけど私は、今うまくいっていないとか、今自分らしく生きられていないとか、現状の状態は関係ないと思っていて。
結局は、今の選択が未来を変えていく。もし今、自己理解を深めて、もっと自分らしい人生を生きていきたい。素敵な仲間に出会って、一緒に高め合いながら、より良い未来を創っていきたい。そんな想いがあるなら、信じて飛び込んできてほしいです。そこで最高の未来を一緒つくっていけたら嬉しいな。
最後に、REBORN Familyのみんなに、ありがとうを送りたいです。
みんな、出会ってくれて本当にありがとう。飛び込んでくれてありがとう。大好きです!!!
ーー本日は素敵なお話をありがとうございました。
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