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学生だけでなく大人にもオススメ|学び方を学ぶ:PDCAのやり方|松田淳也

なぜこの教科書を作ろうと思ったかというと、私は自殺願望を伴う絶望に2年間苦しみ、そこから元の人生に戻るために考えた哲学的思考法や知恵、教養をまとめようと思ったからです。

そして、この思考法は、今まで知識でしかなかったPDCAが、本質として自分に身に付くきっかけでもありました。今まで思っていた、堅苦しい、言われたことを成し遂げるためのPDCAではなく、自分自身を一歩一歩成長させて、階段を上るように、絶望からでも、どこからでも、這い上がらせてくれるPDCAをもっと広く届けたいと思ったからです。

特にこの本は、俺が、これまで、これから、生徒として育てていく人に必ず伝えて行く内容になります。俺の教育方針と言ってもいいかもしれません。

一言で言うなら、これは成長するために「学び方を学ぶ」教科書です。

執筆背景と死との向き合い方

自分が苦しんだから時、誰も助けてくれない世の中に、全てがお金がかかるこのくそな世界を恨んでいました。けれど、あそこで、俺が一番必要だったのはこんな本でも、学びでもなく、友達が一緒に遊んでくれたなんでもない時間でした。辛い気持ちに浸るのに付き合ってくれる友達でした。何かを学ばなきゃと考えることすらも、プレッシャーとなり、辛いだけでした。解決をしないと今の悩みが消えないのは気づいていました、けど、それに立ち向かう力はそんな簡単に貯まるものでもありませんでした。「友達と休む。」これが1番の死にたい時の解決方法だと俺は振り替えると思います。

興味があればこれも読んで見てください。

では、なぜこの本をまとめるのかというと、結局休むだけじゃ問題はなにも解決しないからです。休み、立ち向かう準備が出来て、またやり直す。

一歩一歩確実に、空いた穴を埋めようとするのではなく、もう一人の自分を創るようにでもいいです。準備ができた人から、この教科書を使って、問題をどうやったら解決できるのか?を考えて、そして、そのために何をするのか?を学び、実際にゆっくりでも着実に動いていけるようにな人になってほしいと思います。知恵を使って、進んでほしいです。

なので俺が自己実現のために必要だった知恵をこの教科書にまとめました。

自己実現というのは、在りたい自分になるということです。その先が幸せなら、その幸せな自分になる方法論です。その先が、絶望なら絶望的な自分になる方法論です。自己実現というのはそういう方法論のことです。

「コラム」なぜ自死の感情に苛まれるのか?
なぜ自分を見失うのか?これは
「情報におぼれているからだと思います。」
この解決のために必要な力はたった2点だけだと思っています。
1情報に飲み込まれるのではなく、整理しながら収集する情報整理・収集力
2膨大な情報に自分の価値観で優劣を付け取捨選択するための哲学力

まつだじゅんや

この書の使い方

大きくこの教科書の使い方は3つです。
1PDCAを学び身に付けるために使う
2自己分析に使う
3夢を叶える(成功する)ために使う

人生の成功を目指したい方の必読書となってほしいなと思っています。

ちなみに、恋愛の夢があるのなら、この教科書は恋愛も叶えます。

人生を変える学びの始まり

「世界を変える準備はいいか。」
「この書は、己を知り、己を変える指針となる。」
「自己実現の先は、自己超越であり、他者実現である。」
「常に自分らしく在る方法を、模索し、選択し、追及するための「自己実現の書」を手にした汝は、自己実現への道を歩み始めるだろう。」(笑)

自己実現教育はなぜ必要なのか?

それは、全員に問題解決ができるようになって貰い、1人1人が楽しい人生を創り出していって欲しいと願っているからです。

日本では、言われたことをやる力は身に付きますが、自分で理想を考え実行していく方法は教わりませんし、それを学べる経験を積むための学習環境はとても少ないです。日本は色々整いすぎているし、だからこそ自己実現のために必要なモノが不足しすぎているからです。

これを読んでいるのが、親御さんなら、是非お子様への教育方法にもなりますので、この教科書をご活用ください。

自己実現教育で目指す場所

社会には、成功という言葉があります。このために、私が考えた方程式は、「特性×成長能力(本質的PDCA)×差別優位的適応能力=成功」です。

特性:個性でもあり、人それぞれが持つ能力(∞)
成長能力:特性を差別優位性まで育てる力(0or1)
差別優位的適応能力:環境に合わせて、特性を活かし、相対的に優れている状態に適応する力。(0~100)

ただ、この成功では幸福度が反映されていないと思ったので、「特性×成長能力(本質的PDCA)×差別優位的適応能力×幸福(自己実現度)=成功」と再定義しようと思ったのが、自己実現教育の始まりです。

幸福(自己実現度):自分らしさを認め、自分を肯定し、在りたい状態であると感じられる状態(0~100)

そして、この教科書では、まず、01の成長能力(本質的PDCA力)を身に付けて貰います。そして、これを応用すると自分の個性を理解する分析力が高まります。その結果、自分だけでなく他者や周囲環境も分析できるようになってくるため、差別優位性を分析し、差別優位性を創り出せるようになります。

そして、最後に加えた、幸福(自己実現度)を見つけましょう。この答えは、もともと明確の人も居ますし、そうでない人もいます。これは生まれた環境でそれを考えられる人もいたり、そうでない人もいるからです。ですが、この教科書で学ぶ、本質的PDCAで、その幸福(自己実現度)の探し方と見つけ方までは、教えられます。しかし、実際に見つけるためには、自分で行動して、自分の心に聞いて貰うしかありませんので、私はその答えを持ち合わせておりません。最後のピースは是非自分で掴みとって欲しいと思います。


自己実現教育での考え方・用語集

自己実現教育を進めていくうえで、自分らしさを整理し、在りたい自分になるために、前提として必ず身に付けておいて欲しい考え方があります。全部で10個進めていきましょう!

1PDCAとは何か?
→まずは、調べてみてください!
そのうえで、私の定義の説明です。PDCAとは、「Plan, Do, Check, Action」を回していくことで、「問題解決」する手法であり、「改善」のための手法です。日本語で言うと、「考え、行動し、確認し、実行する」となります。これだけですが、俺が言う「本質的PDCA」は、より複雑に構造化するので、違いを知ってもらうためにまず調べてみて欲しいです。

2目的と目標の区別
→まずは調べてみてねん!そのうえで、自己実現教育での定義は、
・目的は、抽象的に自分が達成したいイメージや感情的な「在り続けたい」状態のイメージです。(例 「自由でありたい」自由ってどんな状態?、なぜ自由でありたいの?の答えが該当します。)
目標は、その目的のためにどんな手段を使って、どんなステップ(ゴール条件)を踏んでいくか?の2点です。(例 自由な状態になるために何をするか?、なにをしないと自由にはならないのか?など)

目的であるかどうか?の判断基準
陥りやすい間違いとして自分が本当に目指したい目的だと思っているだけで、実は自分の目的ではなく、人に言われているだけの思い込みの目的であることがあります。
そうならないためには、「体が動いたか?」を判断基準にしてください。体が動かない事は、「そうだったらいいな」ぐらいのただの感想や願いにすぎません。

※目的はいくつあってもいいのですが、目標はできるだけ少ない方がいいです。

3事実と感想の区別
→まずは、「事実」と「感想」の一般的な定義を調べてみてください。

自己実現教育の考え方では、世の中は、事実と感想の2つで整理ができると考えます。

分け方としては、
1あなたが知覚すること全てが事実です。
2感想は、事実に対してどう解釈するのか?です。
3なので何かをあなたが感じたこと、思ったことも全て、そう知覚したという意味で事実ですが、同時に感想です。

具体例だと、自分の顔があります。それに対して、かっこいいな不細工だな。と感じたのなら、それは事実であり感想です。

ただ、感想はというのは、そう感じたという事実に対して、いや自分はかっこいい。と再度別の感想を抱いてみることができます。感想はいくらでも変えることができるものです。

なので、その結果、そのうち自分はかっこいいというただの感想が自分にとっては当たり前になり、それが時に事実になります。引き寄せの法則とも言うのですが、つまり感想という事実から変えることで、事実をも変えることができることがあるという話です。

なぜなら、人は、事実を元に動くからです。かっこいいと思っていれば、かっこいい振舞をするようになりますし、お前は不細工だと言われたとしても、え?お前何言ってるの?wというリアクションになるからです。そしたら、周りはどちらかでしょう。「あれ、こいつかっこいいのかもしれない?」「いやいや、どう見ても不細工だろ。」けど、その感想も、事実を変えていって、最後に変えてやればいいんです。

4自己効力感を意識する
→調べてみてください~

そのうえで、自己実現教育では、本質的なPDCA力を身に付けるために、自己効力感(自分がある状況において必要な行動をうまく遂行できると、自分の可能性を認知していること)を大切にします。

自己効力感は実は誰しも持っているのです。が、その使い方を知らないとと、挑戦は難しいものや、恐怖するもの、不安なものになってしまいます。けれど、自己効力感を活用できれば、それは楽しい、わくわくするものになります。これをflow状態と言います。

5自分らしさとは
→調べるのは最後です!調べてみてください!

私たちが定義する「自分らしさ」とは、
この「在りたい自分」になっていく過程と結果全てをさします。なので、今この記事を読んでいる方は、実はすでに全員「自分らしさ」を手に入れている状態です。なぜなら、皆さんこの教科書を読みに来たということは、自分がイメージする「在りたい姿」があって、そのためにはどうしたらいいだろう?と考えているからです。今がまさに、「在りたい自分」になっている過程です。

では、これを学ぶ意味が無いのか?というと違います。自分らしい状態ではあるのですが、自分らしいって何?在りたい自分って何?とそれが明確になっていない、言語化できていないのが今の皆さんの課題だと捉えてください。

自己実現教育で、本質的PDCAを身に付け、その課題を解決していきましょう。

6情報収集力の重要性
5つ調べてみてくださいと書いていましたが、あなたはいくつ調べましたか?この5つの内いくつ出来たか?が、そのままあなたの情報収集能力の数値です。0に近いほど、人に言われた情報だけで生きていく人であり、あなたが悩んでいる原因を大きく占める要因となっています。

ただし、自己実現教育は情報収集力を育てる内容です。(あとで、教養を身に付ける!場所が出てくるので、そこで情報収集力が身に付きます。)せっかくこの教育に取り組もうと思ったのなら、なぜ?(WHY)、ってなに?(WHAT)、とはなにか?(DEFINITION(自分なりの解釈と定義))の3つの考え方を使いながら、ぜひ相手の考えは正しいか?と疑い、自分が納得いくまで調べる癖を付けてみてください。 (また既に知っていると感じて調べなかった人は、無知の知を調べてみてください。既に調べたことがあってそれを覚えていた人は問題ないです。)

7理解力と忘れない努力
→ここまでで、私が皆さんに身に付けて貰いたかったのは、上記の内容のほかに2点あります。
1つは、理解力であり、この説明は何のためにされていたのか?という点です。この「考え方」の章の冒頭で「~のために」と目的があり、続いて目標を書いているので、読んでみてください。大抵の書き物は結論が最初に書かれています。なので理解力が高い人は冒頭を特に集中して読み、その後の展望を予測してから読み進めます。

また、人は一度「大切だ!」と思ったりして、意識しても、すぐに忘れるアホです。それを知っている人だけが、事前に対策を講じて、メモを取ったり、見やすいところに張り紙したりして何度も思い出す工夫をします。いくら大切なことでも忘れるのが人です。忘れない努力をしている人だけが、最終的に大切なモノを守り続けられます。

8無知の知
ここまで読んでみて自分らしさも、自分の在りたい姿もはっきりしてるし、言語化も出来ている!という方はここでもう大丈夫だと思います。これ以上読み進めても得られることはないでしょう。

9内的動機と外的動機のまとめ→自己決定理論
人が行動する理由をまとめた記事です。参考にしてみてください。
自己決定理論とは? 3つの軸と5段階のプロセスを理解して、内発的動機づけを促そう│LearnTern(ラン・タン) (learn-tern.com)

10俺が鬱から抜け出した言葉
「人生に意味なんて無い」ずっと意味を求めて、悩んでいた俺だったが、それはやっぱり誰かが考えた意味を聞いて回っていたに過ぎなくて、この言葉を聞いたときに、「あぁ自分で意味は感じながら創るものなのか」と感じました。考えてみれば当然でした。俺は流行ってたデュエマには興味が無く、一緒にやる人が2人しかいない遊戯王が好きな子供でした。人それぞれ、当たり前も、好みも、できることもバラバラで、それら特性という個性の中で、自分なりの人生を楽しむしかできないんだろうなと感じました。

これは俺にとっては落胆や諦めではなくて、発見でした。だって、言い方を変えたら、俺しかできない人生の楽しみ方があるという事で、しかし結局、この意味付けも俺が納得しただけにすぎません。なので、誰かの成功談も、この教科書も、結局は自分で考えるためのピースにすぎません。自分で「意味」を見つけるしかないんです。

それでも、この自己実現教育は、俺なりに手っ取り早く、自分なりの意味を創り出せるように、俺が2年悩んだ思考を体系化・言語化したものです。少しでも皆さんの役に立つと嬉しいです。最後までよろしくお願いします。

「コラム」疲れたら休む・やりたくないことはやらない
無理をしたい!時は無理をしてもいいです。けど、やりたくない!ならやらないほうがいいです。けど、やりたくない!の責任も必ず共について来ます。責任も嫌だ!何かやるのも嫌だ!全部嫌だ!何もしたくない!と言う方は、自分の事を良く知っている人です。何をしたいかはっきりしているからです。あなたは今「何もしたくない」のです。でも、「何もしたくない」
をやらずに「無理してやっている」から疲れるんです。休みましょう。そしたら、嫌々も消えてたりしますし、何かしたくなるはずです。その時に取る行動があなたの本質に近い目的です。


本質的PDCAのための思考ステップ

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