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【Rebase社員インタビュー#01】「要は、一貫性とコミュニケーションです」6社を経験しているからこそ言えるRebase人事の流儀

Rebaseでは「Get Together 和をひろげる」をミッションに掲げ、たくさんのことのはじまりに満ち溢れた世界を目指しています。そんなRebaseで働くメンバーが日々どんな業務をしているかや社内や部署の雰囲気など「Rebaseのリアル」をお伝えする企画です。  

2023年10月に採用担当で入社し、Rebase入社以前は5社で人事の経験を重ねたキムサンウさんに、仕事を選ぶ上での軸や、Rebaseで働く中で大切にしていることについて話を聞きました。


世の中を良い方向に変えられる、と信じきれる事業に関わってきた

—最初に自己紹介をお願いします。

生まれから高校卒業までは韓国の釜山にいて、大学入学と同時に日本の東京に来ました。学部では社会学を学び、政治思想に関心を持ち大学院で研究をしていました。「普遍的な正しさ」を研究し発信していくことで、世の中を良い方向に向かわせられると信じていたからです。

その後、兵役の経験から、生きる中での1日1日の価値を大事にしていきたいと思いました。それまでは学問で世界を変えたいという思いから大学教授を目指していましたが、より確実に、自分が生きている間に世界を良い方向に転換させられるビジネスをやろうと決めて大学院を中退しました。

軍隊で組織づくりのために人にフォーカスする人事を担当し魅力を感じたので、ビジネスに転向しても人事として働こうと思いました。とはいえ、「どんなビジネスを作っていきたいのか」「どんな人事を目指すのか」は定まっておらず、まずは人材会社に入ってさまざまな人事や経営者の方と関わりながらその軸を探りました。

そこで、テクノロジーは世界を大きく変える力を持っているという考えの軸を得ました。そして、もう一つは、既に大きくなっている企業・事業ではなく、まだ発展途上で成長可能性を秘めている事業で自分の成長と事業の成長を同時に実現したいということでした。

その後、この二つの軸に沿って、テクノロジーで既存の産業をより良くして行こうとする事業を持つスタートアップ数社で、新卒、中途採用・人事企画などを経験してきました。ありがたいことに、IPOや法人立ち上げという記念的なフェーズに関わらせていただくこともありました。

Rebaseは、2社目のOrigamiで一緒だった軍司さんから声をかけていただいて入社しました。今は採用業務や人事の制度などを担当しています。

—ずっと人事の経験をなさっているんですね。では、Rebaseへの入社の決め手はなんでしょうか?

僕は、これからの事業の拡張性や余白を見て、世の中に貢献できると信じきれる事業に今まで関わってきたと思っているんです。正直、Rebaseが主力事業としてスペースシェアのサービスを展開していると聞いて、最初は事業の拡張性や面白さといった面でピンと来なかったです。

ただ、面談で社長の海さんに直接話してもらう中で、Rebaseではスペースシェア以外の事業も行っていると聞き、スペースシェア事業自体の可能性や他事業との連携を通じた広がりのイメージが鮮明に沸きました。これからの可能性が無限にあるRebaseでなら、自分も人事として様々な経験ができ、自らの成長とRebaseの成長を繋げられると感じて入社しました。


—実際に入社していかがですか?

入社前に感じた余白の可能性拡大や自分の成長のための経験に取り組めているなと感じていますね。

Rebaseでは、創業からちょうど10年が経つこの時点においても、今まで作ってきた土台を大事にしながらも、より飛躍するために何ができるかを日々必死に考え続けているんです。実際に、自分が入社してからの8ヶ月間の中で組織やMission,Vision,Valueは事業拡大に伴って変化していますね。

変化段階での試行錯誤はもちろん難しさを伴いますが、僕だけではなく全てのメンバーが一丸となって、楽しくワクワクしながらこの先のことを探っています。なので、自分自身も一生懸命楽しんで事業作り・組織作りをしながら、みんながより楽しく、生き生きと働ける組織を作ろうと奮闘できています。

—今までRebase含めて6社経験していらっしゃいますが、その中でRebaseの良い部分はどこにありますか?

みんな話しやすいところですね。Rebaseはチームワークをすごく大事にしているんです。専門性があってもバリアを張らず、チームでできることを考えてくれます。

経営陣の近さにも驚きました。それこそ僕はAlexさんやYujiさんをランチに誘って行くこともありますね。

1分の会話でうまく進むことがある

—Rebaseは出社必須ですが、そこで交わされるコミュニケーションの重要性をどう感じていますか?

僕は、一緒に働く社員の方を「事業を自分がどこまで自分ごと化して作るか、そしてどこまで行けるのか行きたいと思うのかをすり合わせ、実際に事業を一緒に作る仲間」と思っています。ただ、コミュニケーションのノウハウは正直どうでも良いと思っていて。リモートでも出社でもチームワークを持てるならどちらでもいいんですが、出社はコミュニケーションやアウトプットに繋がり、価値を見出しています。そして、Rebaseでの業務は出社必須にする違和感がなかったんです。実際、業務を進める上でそれぞれが尖らず会話しながら働いています。

—コミュニケーションを取る上で大切にしていることはありますか?

「相手がどのような場面にいて、僕が何を言えばどう答えてくれるんだろうか?」は常にイメージをしています。

例えば、1時間のミーティングを急に組んだら答えが出てこないかもしれない。でも1 分捕まえて 1 分だけ話してくださいと言ったらうまく進むことがあるんです。なので、ストーリーを自分の中でシミュレーションしながらやっています。

—他部門との関わりはありますか?

特にエンジニア部門との関わりは多いです。エンジニアの方々の業務は専門性が高く、1人で集中して作業を行う場面が多いとは思うのですが、エンジニアの採用を少し変えたり、新しい取り組みを行なってみたり、などしています。通常であればコミュニケーションのために調整が必要な場面も多いと思うのですが、話せる場面が多いのでその点は問題化していないですね。

一貫性とストーリーを重視する

—現在は具体的にどのような業務をしていますか?

1番は採用ですね。新卒採用、インターン、アルバイトの採用全般が担当です。

あとは、社員の働きやすい土壌を作るピープルカルチャーというチームに属しています。なので、社員が働く上で不便なことがないよう支援する仕組み作りや、全社の会議を企画してメッセージを全体に伝えるなどしています。

—業務の上で大切にしている軸は何ですか?

一貫性を常に意識し行動することですね。

例えば、ある会社の社長が社員に対して素直でいることを求めながら、自分が嘘を言っているような人だと信用できないですよね。また、選考中の会社の面接官たちが同じ質問に対して全く異なる見解を述べていたら、その会社は信用できないと感じるはずです。

組織という観点で考えると、それはカルチャーと制度かもしれないし、Mission/Vision/Valueと日々の社員の発言や行動かもしれません。一貫性とストーリーにズレが生じた組織は、働いている組織のメンバーのやりがいも低下するだけではなく、魅力を感じて入社しようとする方々も減っていくのではないでしょうか?

当たり前かもしれませんが、私の経験や成功した組織の事例からいうと、人々の共感を呼ぶVisionを掲げるだけではなく、それをとことん貫いて実践した企業が生き残るし素晴らしい企業として認識されるようになったと感じています。

現時点でのRebaseが他の模範となるグレート・カンパニーであるとは言えないですが、私たちが掲げているVisionの「ことのはじまり」を常に意識しながら、一貫性を持って事業を成長させていく末には、現時点で私たちすら想像し得ないほどスケールする未来があると信じて働いています。

—採用する際のポイントはありますか?

価値観として持っているのは、 「選ぶ」のではなく「マッチする」点です。たしかに私たちは採用の立場ではあるんですが、見られている立場でもあるのでお互いの期待が合致するところで結ばれると考えています。

また、チームワークのイメージを持てるか?もポイントですね。なので、話した上でマッチする方が最終的に入ってきてくださるんじゃないかなと。

前例のない事例を作っていきたい

—好きなバリューはなんですか?

Rebaseでは、Missionである「Get together 和をひろげる」を達成するための行動指針として以下4つのValueを設定しています。

We Are Mission Driven.    私たちはMissionドリブンです。
We Are Passionate.     私たちは情熱的です。
We Exceed Expectations.   私たちは期待を超えます。
We Scale.         私たちはスケールします。

We Scaleです。

世の中には物事を維持する重要さもありますが、一方で僕は世の中が良い方向に発展し、「変化」する方に貢献したいんです。だから、この事業がちゃんとスケールして、そのインパクトを世の中の方々に享受させられるぐらい大きくなるのを見届けたいし支援したいですね。

加えて、自分が介在してスケールさせていくやり方が、既にスケールしている会社よりワクワクするので、その軸でスタートアップや新規事業を選んできました。なので、We scaleは自分の考え方に則したValueだなと感じています。

—今後挑戦していきたいことや目標を教えてください。

事業としては場所の活用に加えて、TOIROを活用してイベントを活性化させていきたいですね。前例のない事例をいっぱい、作っていきたいです。Rebase、instabaseじゃなかったらできないこと。なので、やっぱりきっかけをいっぱい作っていきたいですね。

人事としてはその人自体の可能性を広げることで、会社としてできることをどんどん増やしたいです。例えば何か良いアイデアを出している人の話を拡大させて事業を進めることも、 40 人規模のRebaseだったら全然あり得ると思うんです。

—最後にコメントをお願いします。

現在採用ページで公開している求人内容に囚われず、自分ならRebaseのみんなと一緒にチャレンジしていけるという確信を持ってくださった方々には、ぜひオープンポジションという形でもいいので挑戦してほしいと思っています。

求人というのは、私たちが想定できている期待の可能性で、それに収まらない可能性を感じてRebaseに関わりたいと思ってくださる方もいらっしゃるはずです。ぜひ一緒に前例のない未曾有の境地に挑戦していきましょう。

■採用ページ


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