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【理学療法士】クスリ💊で人生変わったわ😰

大学院で学んだ公衆衛生学・疫学の知見を元に、健康的な社会を目指したい理学療法士のジローです。

私は、クスリ(もちろん違法では無いです。詳細は下記)で人生が大きく変わってしまったと感じています。
早く気づいていたら、もっと違う人生もあったのではと後悔が大きいです。

あの小さな錠剤1粒が、身体に大きく影響するのですから、ご自分の事だけでなく、リハビリの時の患者さんの状態把握にも、クスリの影響を加味してアセスメントをしたいものです。

理学療法士の皆さんは、患者さんの状態把握の時に、どの程度クスリの事を意識できているでしょうか?

【辛かった高校時代】


なぜ、この時期に、この記事を書こうと思ったか。

例年のように、私の鼻から、鼻水が大量に出てきたからです。

私は、症状がキツい花粉症を持っています。
今も、目はかゆいし、鼻は詰まっています。

しかし、長い人生経験で対処法を学び、早めから予防的に抗アレルギー剤を飲んでいるので、自覚的には昔ほど辛く感じません。

一番症状がキツかったのが、高校時代でした。

授業に箱ティッシュを持って行かないと対処できないほどでした。

かかりつけの耳鼻科に相談して、クスリを調整してもらいました。


【新しいクスリに変えた後、副作用が。。。】


鼻水は、ある程度止まったのですが、今度は恐ろしい眠気でした。

授業なんか聞いておくことはできません。

授業を聞いていても、いつもヘビーメタルのヘッドバンキングのように頭を揺らすか、机に臥して寝ていました。

更に、最悪なことに、大して勉強が得意でも好きでもなかったのに、成り行きで地元の有名進学校に入ってしまったもので

教師「クラスの士気が下がるから、やる気が無いなら授業出るな」

など、、、。

夜中は普通に寝るのに、昼間も寝ているもので、全く授業にはついていけず。

進学校経験者はわかると思いますが、途中で授業につまずくとリカバーは非常に困難です。

元から成績不良者ではありましたが、あっという間にどん底の成績になってしまいました。

進学校で、テストの点数が取れない学生には、教師も友達も目が冷たいです。自尊心はガラガラと崩れ、陰キャラを極めていました。


【一番の問題だと感じた事】


まだ15歳頃の自分には、クスリの副作用という認識が全くなく
「眠いのなんか、そんなもの」と思っていた事です。

とにかく早く鼻水を止めたかったので、医師に眠気の事を相談したこともありません。

親も、学校でそんなに寝まくっていると思っていません(もちろん教師も)。

出されたクスリを飲んでいただけですし。

大人になって、しかもこのような医療従事者になってみて、改めて振り返ると、あの頃はクスリの副作用だったんだろうなと思います。

もうちょっと制御できていたら、勉強に集中できて、行く大学も変わっていたかも。なんて。

*理学療法士になったことは人生で最大のラッキーと思っているので、それはそれで良かったんですけどね。


【リハビリの成果に影響する内服状況】


眠気・倦怠感

便秘・下痢

体のかゆさ

食欲不振

患者さんのリハビリに対するやる気にも大きく影響しそうですね。

患者さん本人の自覚は無いかも知れませんので、普段対応するセラピストが「これは、クスリの副作用では?」という気づけば、早めに対応できると思います。


我が病院の薬局長が、

クスリも誤った使用ではリスクでしかありません!とよく言っています。

まあ、私もクスリの事は苦手なので
(後発医薬品が大量に入ってきてから、名前がテンヤワンヤな状態。一応、院内Webで検索できるんですけど、なかなか、、、。)

薬剤師さんとの協業が重要ですね。

一時期、リハビリカンファレンスに薬剤師さんが入ってくれていましたが、次第にフェードアウトになりました。

その分、薬剤師さんが患者さん個人のところに、よく面談・指導には行ってくれています。リハビリの場面で、クスリの事で薬剤師さんと十分に話し合いができているかと言えば、もう一歩の状態です。

管理栄養士さんとは、非常に良好な関係が築けたと感じていますので、
次は、薬剤師さんですね。

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