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【理学療法士】親友に「データばかりを見て、人を診ず」と言われて「鬱」

大学院で学んだ公衆衛生学や疫学の知識をもとに、健康的な社会を作りたい理学療法士のジローです。

疫学を専門としているので、集団のデータ解析、統計学などに力を入れています。

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親友に言われた衝撃の一言


リハビリ専門学校同級生のサクちゃんは、学生時代の一番の親友。

入学式の時に、たまたま席が隣だったのがきっかけで仲良くなり、学生時代は常に一緒でした。

日々の悩みから、将来どうなっていきたい(生きたい)まで、よく語り明かしました。

とても遠い所に就職したので、中々会う機会はありません。

本当に数少なく、たまたま会った時に、こんな話になりました。

サク:学会発表や、臨床研究を頑張っているみたいだね。俺は、あまり出来ないから凄いと思うわ。

ジ:ありがとう

サク:でもな、その時間があったら、もっと目の前の患者の介入できるんじゃね?
もっと考えられるんじゃね?
俺な、データ目線で患者さんを診るの、好きじゃねーから。

初めてと言っていいくらい意見が割れました。

この時、私は言われた事が衝撃すぎて、ほとんど言い返せませんでした。

私は、「サクちゃんが、学術活動から逃げてるだけやろ!」って言いたかったけどね。

(久々の再会で、言い合って仲悪くなって帰りたくなかった事もあり、言い返しませんでした)

しばらくモヤモヤして、

まだモヤモヤして、、

それでもモヤモヤして、、、、。

何年も経って、オジサンになって。


本当は、サクちゃんと一緒に、自分と同じような活動をしていきたかった。

若い頃は、自分の価値観に人を合わせたかった。

でも、オジサンになって、やっと多様性がわかってきた(遅!)

価値観はそれぞれ。

私も、サクちゃんも、フィールドは違うけど本気だから。

目の前の患者さんに、、集団の視野を持って、、。

これからも、お互いのいいところを尊重しあって、残り半分くらい(20数年の臨床現場)を過ごして生きたいですね。

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