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【食べログ点数変動レポート】2022/5/17変動は「控え目」ながら「二極化加速」か

こんにちは、Rears(リアーズ)広報部です。

私たち「Rears(リアーズ)」では、「ぐるなび」「食べログ」といったグルメサイトを対象に、常に数百店舗ほどのアクセス数や予約数の推移を追っています。

アクセス数だけでなく、「点数」も観測対象としており、毎月2回の食べログ点数変動時のレポートも行っております。

5/17(火)にも変動が起きていましたので、私たちが把握できた範囲になりますが、変動について共有いたします。

まとめ

大まかにまとめると「発生数は控え目」ながら「二極化を加速」したような変動に見えました。

・変動店舗数
「平均の3/4」程度、店舗数自体は「控え目」。
しかし、下降の発生割合が「約1.5倍」と多い。

・変動幅
上昇・下降とも平均値と同じ程度の変動。

・変動店舗の傾向
上昇」は元の点数が高め・「下降」は元の点数が低めの店舗で発生。二極化を加速。

食べログ点数変動の内容

今回の点数変動は、以下のようなものでした。

↑店舗数・割合
↑点数・上昇/下降率

項目を個別に書き出すと、このようになります。

・変動店舗数:33/344(9.59%)
・上昇/下降店舗数:8/25(24.24%/75.76%)
・3.5跨ぎ上昇/下降店舗数:2/0(6.06%/0.00%)
・平均上昇/平均下降:0.028/-0.020(0.81%/-0.64%)
・最大上昇/最大下降:0.10/-0.03(2.94%/-0.99%)

食べログ点数変動の傾向

私たちは、点数変動の推移を2020/11から追っており、平均値も算出しているのですが、それらと比べると以下のように「店舗数・変動幅ともに控え目」だったようです。

・変動店舗数:33/344(9.59%)
平均値「12.10%」よりもやや少ない変動割合。

・上昇/下降店舗数:8/25(24.24%/75.76%)
平均値「15.7/18.7(47.41%/52.59%)」と比べ、下降店舗の割合が1.5倍ほど多い

・3.5跨ぎ上昇/下降店舗数:2/0(6.06%/0.00%)
平均値「0.5/1.1(1.44%/1.89%)」と比べ、上昇が多い
※2店舗以上の「跨ぎ上昇」は計38回の計測中、今回含め3回のみ

・平均上昇/平均下降:0.028/-0.020(0.81%/-0.64%)
平均値「0.025/-0.015(0.79%/-0.44%)」と概ね同程度の変動。

・最大上昇/最大下降:0.10/-0.03(2.94%/-0.99%)
平均値「0.07/-0.04(2.12%/-1.07%)」と比較し、上昇幅が大きい

上昇・下降発生店舗の傾向

「変動前後の点数」を、2020/11以降の平均と併せて見てみたいと思います。

項目ごとに並べてみると以下のような形になります。

・【全体】変動前平均/変動後平均(過去平均):3.28/3.27(3.28/3.29)
・【上昇】上昇前平均/上昇後平均(過去平均):3.41/3.43(3.25/3.27)
・【下降】下降前平均/下降後平均(過去平均):3.24/3.22(3.31/3.30)

「全体」では過去平均とほぼ同じに見えますが、動き毎に見ると「上昇」では元の点数が高め・「下降」では元の点数が低めの店舗で変動が生じている傾向があったようです。

これは前回、5/3の変動の際も同様の傾向でした。

3/1以降、「点数が高すぎる・低すぎる店舗が均された」ような節を感じていましたが、今回もまた同様に、逆の動きをしているようでした。

3/1からの動きで「下げ過ぎた・上げ過ぎた」というものを、再度適正化しているかのような印象も受けます。

おわりに

以前は、食べログ点数は「上がりやすく下がりにくい」といった傾向でしたが、3/1以降の大規模低下の連続で、低下発生率の方がやや優位になってきています。

今回も低下優位ではありましたが、発生数は控えめになってることから、大規模な変動ではなかったものと見ています。

食べログ全体の傾向としては、以下のように口コミ投稿数と点数には相関があるため、地道に口コミ獲得を続けていくことが重要です。

※以下、2022/3/9記事より
https://note.com/rears_pr/n/n3f86b136d689

次回変動時もまたレポートしていきますので、フォローいただけると嬉しいです。

ご覧いただきありがとうございました。

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