【食べログ点数変動レポート】2023/8/1変動は「高めの店舗に追い風」か

こんにちは、Rears(リアーズ)広報部です。

私たち「Rears(リアーズ)」では、「ぐるなび」「食べログ」といったグルメサイトを対象に、常に数百店舗ほどのアクセス数や予約数の推移を追っています。

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アクセス数だけでなく、「点数」も観測対象としており、毎月2回、第1・第3火曜日の食べログ点数変動時のレポートも行っております。

8/1(火)にも変動が起きていましたので、私たちが把握できた範囲になりますが、変動について共有いたします。

まとめ

大まかにまとめると、「高めの店舗に追い風」といった変動だったようです。

・変動店舗の割合
変動した店舗数は平均よりもやや多い割合で、上昇・下降店舗の内訳は「ほぼ半々で平均程度」といった割合。

・変動幅
上昇の平均値がかなり大きく、最大幅も平均比数倍と大きい。下降は平均・最大とも通常の値と同程度。

・変動店舗の傾向
上昇がかなり高めの店舗で発生、下降も微量ながらやや高めで発生。

食べログ点数変動の内容

今回の点数変動は、以下のようなものでした。

項目を個別に書き出すと、このようになります。 ※()＝割合

・変動店舗数：94/481(19.54%)
・上昇/下降店舗数：46/48(48.94%/51.06%)
・3.5跨ぎ上昇/下降店舗数：4/2(4.26%/2.13%)
・平均上昇/平均下降：0.041/-0.015(1.24%/-0.44%)
・最大上昇/最大下降：0.33/-0.04(10.22%/-1.14%)

食べログ点数変動の傾向

私たちは点数変動の推移を2020/11から追っており、平均値も算出しているのですが、それらと比べると以下のように「高めの店舗に追い風」といった変動と言えます。

・変動店舗数：94/481(19.54%)
平均値「12.24%」の1.5倍程度の割合。

・上昇/下降店舗数：46/48(48.94%/51.06%)
平均値「17.1/19.1(47.72%/52.28%)」と発生割合は同程度。

・3.5跨ぎ上昇/下降店舗数：4/2(4.26%/2.13%)
平均値は「0.5/0.8(1.40%/1.55%)」、今回は上昇はが多数発生・下降も比較的多い発生。

・平均上昇/平均下降：0.041/-0.015(1.24%/-0.44%)
平均値「0.024/-0.015(0.75%/-0.47%)」と比較し上昇の幅がかなり大きい。

・最大上昇/最大下降：0.33/-0.04(10.22%/-1.14%)
平均値「0.07/-0.03(2.13%/-1.03%)」と比較し、上昇が4倍以上と大幅増の店舗あり。

上昇・下降発生店舗の傾向

「変動前後の点数」を、2020/11以降の平均と併せて見てみたいと思います。

項目ごとに並べてみると以下のような形になります。

・【全体】変動前平均→変動後平均(過去平均)：3.31→3.33(3.28→3.28)
・【上昇】上昇前平均→上昇後平均(過去平均)：3.32→3.36(3.25→3.28)
・【下降】下降前平均→下降後平均(過去平均)：3.31→3.29(3.30→3.28)

()内、2020/11以降の平均と比較しますと、上昇がかなり高めの店舗で発生・下降も微量ですが高めの店舗で発生しておりました。

変動幅は下降が平均的、上昇はかなり大きめだったので、前回7/18の変動とは対照的に「高めの店舗に追い風」といった動きだったと言えます。

おわりに

以前は、食べログ点数は「上がりやすく下がりにくい」といった傾向でしたが、2022/3/1以降の大規模低下の連続で、低下発生率の方がやや優位になってきています。

今回は冒頭の通り2022/3/1以来の3割以上の店舗で変動でしたが、2023年に入ってからは僅差ながら上昇優位の方がやや多くなってきている傾向もあります。

食べログ全体における、点数が高い店舗の傾向として、口コミ投稿数と点数の間に相関があるため、地道に口コミ獲得を続けていくことが重要です。
※以下、過去のnoteをご参照ください。

次回変動時もまたレポートしていきますので、フォローいただけると嬉しいです。

ご覧いただきありがとうございました。

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