【2022年2月度】グルメサイトアクセス解析レポート
こんにちは、Rears(リアーズ)広報部です。
私たち「Rears(リアーズ)」は、飲食店Webマーケティングにおける主要グルメサイト(食べログ・ぐるなび・ホットペッパーグルメ・ヒトサラ)のアクセス解析を一元管理するというサービスで、常に数百店舗ほどのアクセス数や予約数の推移を追っています。
2022年2月度のデータ集計・まとめができましたので、そこから読み取れた諸々を書いていきたいと思います。
※対象は首都圏中心、約340の飲食店のグルメサイトです。
【2022年1月~2022年2月】数値の概要・変化
1月→2月において、主要な数値の変化は以下の通りでした。
・対象店舗:341→344(+1.00%)
・PV数:4,454,716→3,388,333(-23.94%)
・コール数(電話数):7,151→15,773(+120.57%)
・予約数:9,185→16,359(+78.11%)
・来店人数:53,899→32,215(-40.23%)
・CPC(アクセス単価):¥15.98→¥18.98(+18.73%)
・CPA(コール獲得単価):¥3,828→¥1,565(-59.11%)
・CPA(予約獲得単価):¥2,981→¥1,509(-49.37%)
表で示すと以下の通りです。
2021年7月から、こうしたデータを集計しているのですが、それらも含めたグラフだと以下の通りです。
数値から読み取れたこと
20日までは「まん延防止」ではなかった1月と比較し、全期間で不利な状況となった2月でしたが、やはり主要な数値において前月比で大きく下回る結果となりました。
コール数は一見大きく伸びていますが、「まん延防止」や「緊急事態」の期間の傾向として、「営業しているか電話で確認」といった動きがあるため、見た目の数値よりも売上への貢献は少ないことが多いです。
※本来であれば電話せずに来店、というパターンが多いため。
「来店人数」については「32,215」でした。
これはWeb予約経由の数値となっていますが、「予約数」が「16,359」であるため、1予約あたり2名を割っている計算になります。
これは昨年夏の緊急事態期間にも匹敵する数値であり、「まん延防止」並びに昨今の感染者増によって、少人数利用の意識が非常に高くなっていることが伺えます。
「まん延防止」期間中の動きとしては、少人数利用の受け入れ態勢強化や特典など、少人数での利用も歓迎である旨をWeb上で打ち出していくことで、他店と比較した際の訴求要素になることが考えられます。
CPC(アクセス単価)・CPA(獲得単価)について
今回より、以下の指標も出してみました。
・CPC(アクセス単価)→1アクセス獲得に要したコスト
・CPA(コール獲得単価)→1コール獲得に要したコスト
・CPA(予約獲得単価)→1予約獲得に要したコスト
「コスト」ですので低いに越したことはないのですが、以下のように「1予約あたりの来店人数」によって意味合いがだいぶ変わってきます。
※以下の比較だと、一見コストが高い12月の方が最終的な結果は良い、ということになります。
上記のケースの場合、12月の方がCPAが1.5倍ほど高いですが、1組あたりの人数が約3倍であるため、最終的な結果でも3倍以上の粗利を得られていることになります。
昨今の「まん延防止」の状況下ですと、「2名」など少人数での予約が主流であるため、その影響で「予約数」の数値自体は多くなりがちです。
そのため、「前よりCPAは低いからOK」と一喜一憂せず、「組数や客単価と併せて考えた結果、好調か不調か」を考えることが重要です。
今後も、このようなデータ共有を行ってまいりますので、またご覧いただけると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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