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【食べログ点数変動レポート】2022/4/5変動は「下降店舗多数」で「一部店舗は厳しい状況続く」

こんにちは、Rears(リアーズ)広報部です。

私たち「Rears(リアーズ)」では、「ぐるなび」「食べログ」といったグルメサイトを対象に、常に数百店舗ほどのアクセス数や予約数の推移を追っています。

アクセス数だけでなく、「点数」も観測対象としており、毎月2回の食べログ点数変動時のレポートも行っております。

4/5(火)にも変動が起きていましたので、私たちが把握できた範囲になりますが、変動について共有いたします。

まとめ

大まかにまとめると以下のような形でした。

・変動店舗数は「通常の約2倍」
・内訳は、下降数が「約1.4倍」・点数は概ね平均値
・変動発生店舗のうち、3/1・3/15・4/5と連続して下降しているものが約2割と厳しい状況が続く

食べログ点数変動の内容

今回の点数変動は、以下のようなものでした。

↑店舗数・割合
↑点数・上昇/下降率

項目を個別に書き出すと、このようになります。

・変動店舗数:81/344(23.55%)
・上昇/下降店舗数:25/56(30.86%/69.14%)
・3.5跨ぎ上昇/下降店舗数:1/2(1.23%/2.47%)
・平均上昇/平均下降:0.023/-0.013(0.72%/-0.38%)
・最大上昇/最大下降:0.09/-0.04(2.64%/-1.13%)

食べログ点数変動の傾向

私たちは、点数変動の推移を2020/11から追っており、平均値も算出しているのですが、それらと比べると以下のように「下降店舗が多く、変動幅は比較的平均値」という変動だったようです。

・変動店舗数:81/344(23.55%)
平均値「12.39%」の約2倍の変動発生率

・上昇/下降店舗数:25/56(30.86%/69.14%)
平均値「16.3/18.5(48.84%/51.16%)」と比べ、下降の割合が1.4倍と特に多い

・3.5跨ぎ上昇/下降店舗数:1/2(1.23%/2.47%)
平均値「0.5/0.8(1.39%/1.57%)」と比べ、約2倍ほど発生。

・平均上昇/平均下降:0.023/-0.013(0.72%/-0.38%)
平均値「0.026/-0.015(0.79%/-0.44%)」と概ね同程度の変動

・最大上昇/最大下降:0.09/-0.04(2.64%/-1.13%)
平均値「0.07/-0.04(2.13%/-1.08%)」と比較し、やや上昇幅が少ない

今回変動の掘り下げ

今回の変動も、少々掘ってみたところ、「下降店舗」が3/1の変動以降、連続している傾向が見て取れました。

3/1・3/15・4/5の計3回の点数変動で、下降発生数は計194でした。

複数回低下した店舗も、ある程度の数存在しており、以下の通りでした。

・2回低下→29店舗
・3回低下→10店舗

2回低下は約15%、3回低下は約5%ですので計約20%と、決して無視できない規模で連続低下が発生していることになります。

また、以前は食べログ点数は「上がりやすく下がりにくい」といった傾向でしたが、今年の3/1以降の大規模低下の連続で、低下発生率がやや優位になってきています。

点数の変動幅自体は依然、上昇優位ではありますが、これまでとは少々違った動きになってきている印象です。

食べログ点数に関し、昨今では焼肉チェーン店による「被害者の会」設立が話題になっていますが、点数が店舗の売上に繋がる状況だからこそ、依然として関心高いのだと感じます。

おわりに

前回に引き続き、下降店舗が3/1・3/15の変動から連続している傾向があり、引き続き注意が必要な状況であると見ています。

なお、口コミ総数と点数には一定の相関があることも分かっています。

3/1変動時のリサーチより。

継続的に高評価の口コミを獲得していけるよう、対策していくことが有効です。

次回変動時もまたレポートしていきますので、フォローいただけると嬉しいです。

ご覧いただきありがとうございました。

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