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【食べログ点数変動レポート】2022/4/19変動は「下降店舗多数」も「連続下降は打ち止め」か

こんにちは、Rears(リアーズ)広報部です。

私たち「Rears(リアーズ)」では、「ぐるなび」「食べログ」といったグルメサイトを対象に、常に数百店舗ほどのアクセス数や予約数の推移を追っています。

アクセス数だけでなく、「点数」も観測対象としており、毎月2回の食べログ点数変動時のレポートも行っております。

4/19(火)にも変動が起きていましたので、私たちが把握できた範囲になりますが、変動について共有いたします。

まとめ

大まかにまとめると以下のような形でした。

・変動店舗数は「おおよそ平均的な割合」
・内訳は、下降数が「約1.3倍」・変動幅は概ね平均値
・3/1・3/15・4/5からの連続下降店舗は激減、下げ止まったかのような印象

食べログ点数変動の内容

今回の点数変動は、以下のようなものでした。

↑店舗数・割合
↑点数・上昇/下降率

項目を個別に書き出すと、このようになります。

・変動店舗数:40/344(11.63%)
・上昇/下降店舗数:13/27(32.50%/67.50%)
・3.5跨ぎ上昇/下降店舗数:0/1(0.00%/2.50%)
・平均上昇/平均下降:0.025/-0.012(0.80%/-0.37%)
・最大上昇/最大下降:0.05/-0.03(1.63%/-0.96%)

食べログ点数変動の傾向

私たちは、点数変動の推移を2020/11から追っており、平均値も算出しているのですが、それらと比べると以下のように「下降店舗が多く、変動幅は比較的平均値」という変動だったようです。

・変動店舗数:40/344(11.63%)
平均値「12.37%」と同程度の変動割合。

・上昇/下降店舗数:13/27(32.50%/67.50%)
平均値「16.2/18.7(48.39%/51.61%)」と比べ、下降の割合が約1.3倍と多い。

・3.5跨ぎ上昇/下降店舗数:0/1(0.00%/2.50%)
平均値「0.4/1.1(1.36%/2.00%)」と比べ大差なく、有意な差には見えない。

・平均上昇/平均下降:0.025/-0.012(0.80%/-0.37%)
平均値「0.026/-0.015(0.79%/-0.44%)」と概ね同程度の変動。

・最大上昇/最大下降:0.05/-0.03(1.63%/-0.96%)
平均値「0.07/-0.04(2.12%/-1.08%)」と比較し、双方やや少ない変動。

今回変動の掘り下げ

少し気になったので、過去分(2020/11以降)も含めて「変動前後の点数」を「全体」「上昇店舗」「下降店舗」それぞれで調べてみました

結果、以下のような形になりました。

変動前後の最終的な点数

読み取れたことは以下の通りです。

・全体→変動前後で±0に近くなる
・上昇→元々の点数が低い傾向あり
・下降→元々の点数が高い傾向あり

上昇・下降については直感的に「そうだろうな」と思っていた節がありますが、「全体」で見たときに、変動店舗の点数は、前後とも似た数値になるのは新鮮でした。

「食べログ全体の点数合計は辻褄が合うようんいなっている」といったような傾向があるのかもしれません。

また、3/1~前回まで、連続して下降していた店舗も、多くは今回は変動なしといった具合でした。

おわりに

以前は食べログ点数は「上がりやすく下がりにくい」といった傾向でしたが、3/1以降の大規模低下の連続で、低下発生率の方がやや優位になってきています。

今回も低下優位ではありましたが、前述の通り「連続低下店舗の減少」という点で、ようやく下げ止まったような印象も受けています。

次回変動時もまたレポートしていきますので、フォローいただけると嬉しいです。

ご覧いただきありがとうございました。


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