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約半年前までゴリゴリの体育会系だった私が部活を辞めて、今ではバリバリ広報担当をしてるって話。

思い出すと懐かしい。

つい最近まで関東の1部リーグに所属するバスケ部の一員だった。
一般生(しかも女子では稀の浪人生)なので、トップチームにいたのは新人戦くらいであとは仕事かBチームでプレイヤーとしてやっていた。
(シーズン中はトレーニング量より仕事量が勝っていたけど)

そうは言ってもBチームで試合に出たり、練習も夏は二部練、ラントレやウエイトもガッツリやっていたから、「体育会系」にすっかり染まっていた。

2年生の11月ごろに辞めてからはや半年が過ぎた。辞めた理由を話すと長くなるので割愛するが、きっかけは怪我だった。そして気がつけば今、マーケティング・広報担当として働いている自分がいる。

「人生何が起こるかわからない」とはまさにこういうことだと思う(まだ大学生だけども笑)。
ぜひ昔の自分のようなスポーツを「する」ことが全てだと思っている人や同じような思いをした人、スポーツに限らず何をしようか迷っている人に読んで欲しい。

なぜスポーツをしているのか

「楽しいから」と答えたいところだが、そんな簡単な答えになる人は珍しいのではないか(いたら羨ましい)。いつの日からか「楽しい」ことを忘れてはいないだろうか。

もちろん、サークルや趣味程度でスポーツをする人はのぞく。
私も「楽しい」を忘れてしまった一人で、なぜスポーツをやっているのかと問うようになっていた。「試合に出たいから」と思っていたが、これだと目的が行動ではなく結果になっている。目的が結果だと、成し遂げられなかった時に挫折をする可能性が高いらしい。(勝つを目的にするのも同じ。)

つまり、私はそこで挫折を経験したわけだ。何度も目的を考え直そうとしたがどうしても変わらなかった。

結局、分からず仕舞いだったが、目的もなくなんとなくスポーツをする人が多いかと思う。「楽しめばいいじゃないか」というのはわかるけど、それだけだとどうしても乗り越えられなくなる時がある。

しかし、その中で、「なぜ楽しくなくなっているのか」という疑問にたどり着いた。体が動かないから?試合に出れないから?周りが遥かに上手いから?

とにかく理由は様々にあると思うが、私は、「認めてもらえないから」という承認欲求にあったと考える。他人からの評価なんて考えるなとよく本にも書かれているが、そうは言っても他人から「褒められる」「認められる」て、嬉しくない人はいないと思う。

自分の評価軸と他人(ここではコーチなど)との評価軸が合わないと、モチベーションが下がってしまうのかもしれない。(かなりの自分勝手とも言える。)

スポーツは「する」ことだけじゃないことに気づく

部の仕事をしていて気づいたこと。別に自分がシュートを決めたわけではないのに、自分のとったデータが役立っていると思うと、そういったプレーが自分事のように感じてしまうのだ。

この気付きと同時に、ここにあと2年間いることが勿体ないように感じてしまった。必ず他にもある、「する」と同じくらい没頭できる関わり方があると、謎に確信していた。

しかし、部活に所属しているままでは、他のことには挑戦できなかった。時間的には可能かもしれないけど、1つのことに集中したい私からしてみればできなかった。そこでまだBチーム戦が年内にあるにも関わらず、その手前で辞める決断をした。

みんなが勿体ないと感じるようになる

辞めた直後は今までできなかったことをとにかくやりまくった。

怪我する恐れがあったスキー、都内のイベントや講義、長期インターンなど。その中で気づいたのは、いかに今までいたコミュニティが小さかったかということ。周りがスポーツをやっているから、スポーツをやっていないとダメだと思っていたくらい(←極端過ぎ)だから、驚きはすごかった。

ぜひ同じような気づきを周りの人に教えたいと強く思ったが、そのための影響力がないし、方法も思いつかなかった。

そこで、自分自身が「スポーツをする」以外の働き方をする、そのための場を提供しようという思いに至った。

”新しい就活スタイルを創り出す”にビビっときた

そんな思いを持っている中、今の会社の代表に会った。代表との出会い話も長くなるので割愛するが、コロナ禍の3月下旬にオンラインで話したのが最初だった。

来月に法人化する、ビジコンで優勝した、メンバーはつよつよ、この3点セットと一緒に付いてきたのは「新しい就活スタイルを創り出す」という言葉。

「これじゃん」とその時思った。自分一人では無理だけどなんかこの人たちがいたらできそう(適当笑)と確信していた。

なぜ就活と結びつくかというと、体育会系の人はまずインターンに行くことが稀であり、進路に付いて考える時間もなく、なんとなく就活し、なんとなく大手に受かってしまうことが多かった。

これがとても勿体なくて、スポーツをこれだけやってきたんだから、スポーツに関わる仕事をすればいいのにと思っていた。しかし、今の就活スタイルではそうなっても仕方ないと感じていた。もちろん部活側にも問題は大アリなのだが。

働いている感がない&メンバーに直接会うことがないまま3ヶ月が経った

不思議な感覚で、アルバイトで感じるような働いている感覚がない。部活を楽しんでいた頃の自分に近い。そしてさらに驚きなのは、コロナの影響もあり、一度もオフラインでメンバーに会っていないことであった。

チャットやビデオ電話を通して話しているため、全く知らないというわけではない。オンライン上であれば家族の次に会う頻度であるが、なぜここまでのめり込んでいられるのか。

その要因は「環境」にあると考える。一緒に働いているチームメンバーである。

メンバーは同い年もいて、学生が多い。みんな研究や受験勉強などをやりながらも尽力している。それぞれの役割があって、こまめに報告をしながら、何よりも「楽しく」やっている(と思う笑)。

なんでも「楽しい」が一番

ここで新たに気づいたことは「楽しい」を求めてやっていいということ。
スポーツにしろ、仕事にしろ、そんなの無理だよと言われようとも、これは譲れない。

そして、その「楽しい」の背景には、「人」がいるということ。

自分にとって「楽しい」時間はどんな時か、その逆はどんな時なのかを考えてみてはどうだろう。

スポーツにおいても、なぜその瞬間が「楽しい」のか、それを生かせることはないかと視野を広げてみてもいい。それが見つかったり、少しでも興味をもったなら、とにかくやってみることをおすすめする。

これから

今は、マーケティング・広報担当として関わっている。具体的には、SNS運用、広告運用、ときどきブログといったところだろうか。

とにかくどれも楽しいから、その分極めようと決めている。12月から始めていた就活も一旦辞めて、尽力しようとも決めた。

あとは、メンバーがみんなつよつよの経歴をお持ちだから、私も負けじと付いていけるようにしないといけない。

将来、誰もが知っているような会社になるような気しかしないので、とにかくできることを増やしてたくさん貢献したい!!!!!!!

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