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フィッシュパンさえあれば思惑通り

小笠原鋳造所のフィッシュパンを愛用するまでの経緯には私のフレンチ欲がきっかけでした。
フレンチは、年に一度ちょっと贅沢にホテルで、お気に入りのワンピースを着て、椅子に浅く腰をかけてゆったり食事をする特別感があります。

そんな贅沢言わないから、気軽に普段から食べたい。
それなら、作ればいい!

とはいえど、私は決して料理上手ではありません。計量スプーンが手放せないタイプです。

1.相棒となる料理本に出会う

ある時本屋さんで、

フライパン煮込み
🍳フライパン1つで、ことこと煮ることたったの5~15分。
おいしい、軽い煮込+おかず。

 著: 若山 曜子  出版社: 主婦と生活社

という表紙の料理本を見つけました。表紙も最高に美味しそう!
そしてもりもり食べれそう!

レシピはフレンチ以外にも幅広く紹介された内容で、著者は、フランスで料理の仕事をして帰国後、フランス家庭でも定番の煮込み料理などを多数紹介している料理家 若山曜子さんです。

フランス料理法のフリカッセ(fricassee)と呼ばれる白い煮込み料理が満載です。


2.フィッシュパン1つで、ジュっと焼いて、ことこと煮るだけ

先にお肉やお魚を焼きつける工程が多いのですが
南部鉄器なので熱伝導抜群です。今のところ片面2~3分ひっくり返し1分30秒~2分くらいで火が通っていました。

焼き付けの後に煮込むのですが、焼いただけでもとっても美味しそう!

鮭の梅クリーム煮

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鶏もも肉のレモンクリーム煮

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3.もう1冊の料理本「バターは調味料」

フランスで修業をつまれた料理家の上田淳子さんの本です。
こちらもフランスの調理法を取り入れたレシピが満載!
更に料理の幅が広がりました。

バターは調味料。
ほんの少しだけ使うだけでおいしくなる

ーフランス料理に欠かせないソースづくりにも、バターは大活躍します。

著:上田 淳子 出版社:グラフィック社


こちらのレシピもフィッシュパンにぴったり!
焦がしバターと煮汁を煮詰めたソースは最高!

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甘塩鱈のブールノワゼット

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4.フィッシュパンは何人分作れるのか?

さて、フィッシュパンってお鍋ではないので、容量が気になるところです。
お野菜をたくさん入れるとあふれそうな時がありますが、しんなりしてくると問題無いですし、鉄器なので材料への熱伝導が良くあっという間にしんなりです。

とはいえ、やはり3人以上の量は難しく、
鶏もも肉2枚+お野菜こんもりも難しかったです。

フィッシュパンの容量目安
・鶏もも肉 1枚300gくらい
・玉ねぎ 1個
・マッシュルーム1パック

このように、こんもりになりました。
軽く炒め混ぜる時にマッシュルームがころりと出ていきました。
玉ねぎがかさばったので、1/2個にしたらまた違うかもしれません。

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フィッシュパンは蓋付きなので、軽い煮込み料理に最適で、
火力も中火の弱いくらいで十分煮立ちました。

ラタトゥイユなどお野菜たっぷりの料理にはフィッシュパンは難しいので、そういう時は無水鍋がおすすめです。

5.ラクちんすぎるお手入れ

お手入れは~?となりますが、本当にラクです。

・束子でシャリシャリと洗い流す(油っぽさがきになったら洗剤)
・水気を軽く拭く
・空焚きで乾かす
以上。

私はあまり洗剤使いません。
使っていくとぬめり感が出てきますが、焦げにくくなるので良しです。

失敗したのは、味噌バターソテーをした時、食事の後しばらく放置してしまったら焦げ付いた味噌が、取れない取れない。
お味噌焦げ付きやすいですもんね・・
水入れて沸かして温めて、そこから束子でシャリシャリ、
手強い・

そこでアルミホイルをくしゃっとさせてジャリジャリ洗って
束子で洗ってキレイに元通りです。
アルミホイルは本当はNGです。金属束子はなど傷つけるのでお手入れ方法ではNGです。
個人的に、えい!やー!と荒業でございました。

重曹とか茶殻など他にも方法はあります。(うちには無かったのです)


最後に.フィッシュパンさえあれば私の思惑通り!

フレンチ欲と言いながら大げさでしたが、
フランスの家庭料理に落ち着きました。フィッシュパンの使用頻度が上がった事は間違いありません。
そして、好きな味をいつでも自宅で作れるようになりました。

照り焼きなどもあっという間に美味しくできるので、おつまみ作りにも大活躍です。

料理本に助けられながら、フィッシュパンの可愛いフォルムや南部鉄器の熱伝導でより美味しくなる、料理が楽しくなります!


少し前に、小笠原さんからメールをいただきました。

気を付けているかと思いますが、油断大敵!乗り切りましょう٩( ''ω'' )و**
春は、庭まで来ているようです。**

日々、季節感じながら暮らしていきたいですね。
乗り切りましょう!

aihara



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