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#31 【人間関係】理不尽に効く?「戦略的沈黙」のすすめ

🍀本日のテーマ🍀

【 戦略的な沈黙のすすめ 】

📕全体📕

💡理不尽などに対し何もアクションしないという戦略的な沈黙

💡言い返したり喋れば喋るほど状況が悪くなる可能性がある

💡感情的になっていると生産的な会話にならない可能性が高い

💡伝えたいことを伝えたところで相手に理解されるとは限らない

💡相手にしないという正解もある

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本日もお疲れ様です、りあけんです!

さて、本日のテーマは「人間関係」です、
人間関係における一つの考え方ついて深掘りしていきたいと思います。

皆さんは人と関わることは得意でしょうか。
僕の場合は、気を使いすぎて疲れてしまうというところがあります。。

本日はよくある日常的な会話ではなく、
いわゆる「嫌な気分になりうるケース」から考えたいと思います。

例えば、理不尽な嫌がらせなどのケースを。
仮にどう考えてもおかしい相手の理不尽な言動があったとしましょう。
中でも、あからさまじゃなく陰湿に攻撃してくる悪賢いタイプであれば余計にタチが悪いですよね。
周りが気付きにくかったりしますし。

もちろん図太いメンタルの方は、それを感じなかったり、
気にしないでいることもできるかもしれません。

しかし感受性豊かで繊細な人、真面目な人は、ストレスを大きく感じてしまう。
そういった悪意にも敏感で気づいてしまう。
さらに考えなくてもいい領域まで考え大事にしてしまいがちですよね。
(悩みの沼にハマる)

当然ながら胸の内としては言いたいことたくさんありますよね。
湧き上がる感情もしかり、稚拙で陰湿な言動や理不尽に対し、怒りなど込み上げますよね。

こんな時に一つの考え方をシェアしたいです。

理不尽なケースが発生したら、まず一歩下がって深呼吸。
ここは一つ、「戦略的に沈黙を選択」と洒落込みませんか。
#理不尽などに対し何もアクションしないという戦略的な沈黙

「え、黙って、このままやられてろってこと?」って思うかもしれません。
ですがそうはならないのです。
戦略的に」というところがポイントです。

あえて何もしないのです、言い返すことも必要ありません。
なぜか。
アクションを起こすとむしろ「損することの方が多くなる」からです。

理由は大きく分けて3つあります。

1:言い返したり論破することで逆に不利になるという罠があるということ。
喋れば喋るほど状況は悪くなる可能性がある。

2:感情的になっていると生産的な会話がほぼ生まれないという点。
(互いにヒートアップ、感情を逆撫で。)

3:結局伝えるだけ伝えても相手が理解できるとは限らない。
(考え方・価値観・ヒエラルキーの違い、また時間・エネルギーの浪費)


上記の1つ目から解説します。
口は災いの元なんて言いますが、喋れば喋るほど状況が悪くなったなんてことはありませんか?

人は基本的に喋りたい生き物です。
喋っていると人は気持ちよくなる作用があるそうです。
考えてみると、確かに感情的な多弁になっている人よりも、
冷静に傾聴している人の方が賢くみえたりしますよね。

もっというと、喋れば喋るほど結果的に相手に隙を与えてしまうということがあるようです。
余計なことを言ってしまったり、揚げ足を取られたり、感情的にさせてしまったり。
足元をすくわれたりします。
話しているうちに感情的になってきて辻褄が合わなくなったり逆に胡散臭くなってしまったり。
仮に相手を論破し打ち負かせたとしても、長期的に見たら関係性は良くないものになりますよね。

相手が被害者のように映ってしまう可能性もある。(立場逆転みたいな・・・)
仕事の同僚や上司などであればその場限りの関係ではないでしょうから、長い目で見て得は少なそうですよね。

加えて、自分の人生において価値を感じていない相手に自分の貴重な時間を使う必要はないと考えることもできるでしょう。

#言い返したり喋れば喋るほど状況が悪くなる可能性がある

2つ目ですが、シンプルに感情的になったらお互いに話にならないということです。
相手の思う壺かもしれませんし。

こちらが感情的になってしまうのは無理もないのですが、正直なところ理不尽をしてくるようなレベルの人に、感情を振り回されるのそもそも癪です。

こちらが反応して感情的になれば向こうも感情的になるでしょう。
そこには何も生産的なものはないのです。

さらに言えば、そもそも人は感情的になればなるほど認知能力が低下することがわかっています。
感情的に何かを言い合ってもおそらく生産的な会話になることはないでしょう。

#感情的になっていると生産的な会話にならない可能性が高い

3つ目に、結局理不尽をするような人は賢い人ではないと考えることです。
そんな人に真剣に向き合ってもただの貴重な時間の浪費です。

心が貧しい人が相手だとして、何かを懸命に伝えたとしても、
そもそも理解できない可能性もあります。
相手の人としての器の狭さなど。(価値観の違い、考え方の相違など)
言い返すなどすることで逆に愚かにも火がついて、抵抗を示し何も認めることはなく、
粗雑で陳腐な論理を展開してくる可能性もあります。(頭の硬さ、偏見、プライドなど)

もしあなたがそのコミュニティで少数派であり相手が多数派であればどうなるでしょうか。
理不尽を言うレベルの人たちが結託したら多数決的に不利な立場に追いやられます。
そこに是非が問われることはないかもしれない。
環境属性とは恐ろしい側面があるものです。
どう考えても理不尽で浅はかだとしても、発言側がその環境では権力者だったり、多数派だったりすると容認される可能性が高いのです、いじめもメカニズムはそうですよね。
(見て見ぬふり・・・どんなに正しくても・・・理不尽な時点で道理がない)

割と経験したこと、思い当たることってありませんか?
不承不承ながら妥協し泣き寝入りした経験など。
可能性としてはありうる理不尽連鎖です。
めんどくさいですよね。

そのような環境からは離れるのが得策です。
そういった人たちとは関わらないのが賢明と言えるでしょう。

#伝えたいことを伝えたところで理解されるとは限らない


以上の可能性が考えられるため、選択的に、戦略的に自ら沈黙を選ぶということです!
距離をとってしまいましょう。
その出来事に大きな意味などない。

このような場面って組織の中にいると、少なからず誰もが通る道な気がします。
理不尽なことだけでなく。

そんな時、たいていは感情的になり、その場で言い返したりしてしまったり、家に持ち帰ってストレスを溜め込んだり、暴飲暴食してしまったり。
なんでこんな目にってなりがちですよね。。

そんな時には上記を思い出してみてください。

相手にしないことに納得感が持てると思います。
相手にしないという最適解を選んだと思えます。
それが泣き寝入りではなく、戦略的な手を打ったと、自信が持てるはずです。

#相手にしないという正解もある

本日は以上です。
無駄なストレスは抱えないということが何より大事ですよね。
世の中には心理的な色々な対処法はあるかと思いますが、
その一つに、今回の戦略的沈黙をぜひ加えてみてはいかがでしょうか★

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🍀本日の気づきの言葉🍀

【 理不尽をしてくるような
  人間に真剣に向き合う必要性
  はほぼない。
  相手にしないことに
  納得感を持とう。
  それは戦略的な打ち手だから
  自信を持って距離を取ろう。 】

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