Life is adventure〜想像していなかった未来〜
想像した通りに未来が進んでいったら…
ホントつまらない人生になる気がする。
でも…
『あの頃の未来に僕らは立っているのかな?』
とある歌詞の魔法にはまんまとかかり、
心の中を見透かされ、今までの人生を振り返ることは自分だけではないはずだ。
と、自分に言い聞かせる(笑)
想像した未来
自分はピアノと英語が好きだ。
習い事として始めたピアノは、中学生になると合唱コンクールの伴奏者に選ばれるほど上達し、音楽と言えば『自分』などもて囃され、かなりの浮かれリアーナとなっていた。
当時のテレビでは、海外旅行やタレントがホームステイをする番組が多く、異国にて生き生きしている彼らが、羨ましくて仕方がなかった。
『将来は国際結婚をし、海外で音楽の仕事をする』と思っていたのだから、自分の想像力もなかなかのものだった。
想像を現実に
そのぼんやりとした想像を現実にしたく、思うがままに進んでいった。
・高校は英語科へ進み、修学旅行でホームステイを体験
・大学は音楽を専門に学んだ
・仕事は英会話スクールで働いたり、音楽は資格を取り教育の現場で働いた
・結婚
・出産
・離婚
・再婚
(ハハハ)
あれ?あの頃の夢はどこへ行った?
想像していなかった未来
人生を進んでいくと、いくつもの選択をする瞬間がある。
ピアノが好きだ。
だが、ピアノコンクールにはライバル達との圧倒的な実力の差を感じ、受けることができなかった。
英語が好きだ。
だが、出会いのチャンスだったかもしれない外国人とのハロウィンパーティー合コンには参加しなかった。
自分の選択が間違っていたと思ったことはない。
国際結婚や音楽の夢をその時諦めたわけでもない。
様々の人との関わり、目まぐるしく変わる環境で、自分の思いや今まさにやりたいことが刻々と変化していったのだ。
友人がこんなことを言っていた。
『将来は何になりたいの?っていきなりファイナルアンサーを皆よく聞くよね。そして今ある職業になぜ当てはめようとするのかな。』
そうだ。
自分の未来はこれからもまだまだ続く、今はまだ過程の段階で、気がついていないだけで、もう将来の為に何かを始めているのかもしれない。
国際結婚はできなくても、遠く離れた異国の誰かと喧嘩ができるくらい親友になれたらどんなに素敵か。
何気なく自分が弾いてみたストリートピアノの演奏で、誰かの心を癒すことかできたら、それはもうピアニストと自分を認めてよいのではないか。
今一瞬の輝きを強く生きる
あの時想像した未来は、外側は変化を続けるが、内側の『ピアノを弾きたい。英語を話したい。』という根の部分は変わることはない。
今を大切に、思うがままに進んでいく。
せっかくの自分の人生なのだから、自分が世に降り立った理由、自分の使命を探していくのも悪くない。
さて、今日は何をするか。
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