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洋書絵本屋さんの売上と、これからの方針

通販で洋書の絵本を売り始めて1年半が過ぎました。
当店では、いまのところ古書は扱わず、アメリカにある書籍取次会社から絵本を輸入しています。
当初考えていたよりも、関心を持っているお客様がいるようで、まずまずの売り上げをキープしています。

とはいえ航空便の送料が結構かかる輸入書籍であるため、それで生活をできているというわけではありません。
ボリュームを大きくすればもう少し売り上げは伸びそうだけれど、洋書の絵本を買う人(しかも古書のようなコレクター商品でもなく)がどれだけいるのかわからず、実店舗を構えるところまでは至っていない状況です。

日本の西側方面からのご注文が多いです。それは文化的なのもなのでしょうか。
店舗を出すことにまだ踏ん切りがつかないのは、日本全国であれば、それなりに洋書絵本を欲しい方々はいるけれど、地域に根ざした実店舗になると、“その地域でどれだけの人が洋書を買いたいと思うだろう、いや、そんなにいないか“、となんとなく思ってしまうから。

栃木県にあるロースターギャラリー​・スモールマウンテンというお店のBLOGで「セカンド・デスティネーションストア」という言葉を見つけて、目指すならここだな、と思いました。
目的地になるお店。
ついでではなく、そのお店に来ることを目的にしてもらう、という店作り。
自分が住んでいるところは東京ですが、だからと言ってそれだけ集客ができるわけではありません。特に洋書の絵本は、深く愛しているお客様はいるけれど、たくさんいるわけではありません。だから遠方から来ても満足できるお店を作りたいな、と思います。

まだ先の話ですが、通販がそれなりに売れているので、いつか「そこに行くことが目的になる絵本のお店」を作りたいところです。


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