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受講していただいた方の声とメディアリテラシーの問題 [速読について考えたこと(4)]

ストアカという学びのサイトでは、レビューという機能があります。
また、私どものホームページでも「受講生の声」ということで、多くの感想を書いてもらっています
 
そうした声の中で多くの方に言っていただいていることでなのですが。
 
「びっくりした」「目からウロコだった」「速読のイメージが変わった」というものがあります。
 
私は、速読のイメージを一新したいという想いでこの講座を立ち上げたわけですので、こうした感想を言ってもらうのは、とても嬉しいです。
しかし、いつまで経っても、変わらないのかな、と寂しい気持ちもあります。
 
本当の「速読」というものは、本をパラパラめくる、というテレビやネット広告のイメーじとは違う、と私は信じています。そして、ロジカルにわかりやすく、読書速度の向上することについて説明しています。
 
しかし、一度、強く頭の中に入ってしまった「速読のイメージ」というものは、なかなか取り払うことはできないのかもしれません。
ネットで「速読」と検索してしまうと、どんどん「速読のイメージ」というものが降りかかってしまいます。それが、現代を生きていく、ということなのかもしれませんが。
 
こうした問題は、何も「速読」だけではないでしょう。
とても難しい問題ではあるのですが、「速読のイメージ」を取り払うこと、頭をまっさらにして学んでいただくことが、読書速度の本当の意味での有意義な速さに繋がっていきます。
 
「速読」「読書」というものについて、一度深く考えて欲しいな、と思うのです。


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