読書、その先へ。

好きな本を読んで、印象に残ったところをメモ。。。。。+α も書きます!

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最近の記事

「マイクロアグレッションを吹っ飛ばせ」 (渡辺雅之)①

【勉強になった言葉の数々】 ◉この本は、自分の中にある差別意識や社会の差別構造に気づき、  人権とは何か? 「どうすれば互いの違いを尊重しながら、みんなが幸せに暮らせる社会がつくれるのか」をテーマにしたもの。 ◉マイクロアグレッションとは “誰かを差別したり、傷つけたりする意図があるなしとは関係なく、対象になった人やグループを軽視したり侮辱するような敵対・中傷・否定のメッセージを含んでおり、それゆえに受け手の心にダメージを与える言動” ◉そもそも、マイクロアグレッションは私た

    • 「国際協力専門員」(林俊行)

      【今後のために心に刻み込む言葉】 ●あるNGOの代表のことば  「地域の特徴を示す言葉として、日本には『風土』という言葉があります。『風土』」は風と土によって作られます。外から風を運ぶ人がいて、地域に新しい情報を送り込む。そして地域に住む土に人がその風を受け入れて、新しい『風土』ができるのです」 ●多くの途上国では、国民の大多数が農村に住む。その生活水準はきわめて低い。満足な収入を得る機会に乏しいだけでなく、教育をはじめとする基本的な行政サービスも整備されていない…………

      • 「教育の方法と技術-インストラクショナルデザイン」(稲垣忠)①

        【大切なポイント📝】 ◉第1章  ・教育の方法に唯一の正解はない、4つの理由   →学ぶ内容によって、教え方はさまざまだから   →学習者は一人ひとりさまざまだから   →時代によって求められる力や学び方は変わるから   →教師も一人ひとりがさまざまだから  ・これからの世界を生きるために---学習者にとって必要なことは?   グローバル化・情報かの流れが世界中で加速している。このような変化の激しい社会を「知識基盤社会」と呼ぶ。その特徴とは   →知識には国境がなく、グローバ

        • 「入門 開発経済学」山形辰史 ②

          【心に留めておくこと】 ◉国際開発から離れていくSDGs …….日本の経済社会がどれだけ持続可能になったかを報告するのがSDGsの達成状況の主旨とされ、日本が開発途上国の持続可能な開発のためにどれだけ貢献したかは、多くの達成指標の中の一部に過ぎないのである。………..先進国の開発途上国支援への義務付けが、実態上弱まっていると言わざるを得ない。…………. ◉SDGsの内向き志向の背景  :3つの理由   ①世界の多くの国において貧困削減が進んだこと   ②地球温暖化など

        「マイクロアグレッションを吹っ飛ばせ」 (渡辺雅之)①

          「入門 開発経済学」山形辰史 ①

          【心に留めておくこと】 ◉はじめに  二十一世紀に入り二十年がたった今でも、世界は理不尽な悲惨さに満ちている。……このような「理不尽な悲惨さ」を幾分かでも改善するために、物質的な改善や社会制度の変更を試みることが、筆者にとっての開発である。…….なぜ今まだこうなのか。大人は今まで何をしてきたのか。どこに改善の芽があるのか。本書を通じ、それらの問いに答えてみたい。 ◉政府開発援助に関わる不正  多くの人々の関心が高いのは、果たしてこの政府開発援助が有効に使われているのか、そし

          「入門 開発経済学」山形辰史 ①

          「わかりあえない他者と生きる」マルクス・ガブリエル②

          【印象に残ったところ】 ◉人生は有限だと自覚することのメリット  →人間が脆弱で有限の存在であること…….肉体があっという間に衰えることの自覚…..人生は短い……….わたしたちはいまだに自分たちが不死身であるかのような前提で社会を構築している…….人生は先送りできるものではないのです…..常に今行動し、未来に備えてください。……未来の自分を明日の現在の自分と考えて下さい。現在がすべてであることを受け入れてください。 ◉「今、ここ」にある幸せの感じ方  「今、ここ」にある幸

          「わかりあえない他者と生きる」マルクス・ガブリエル②

          「わかりあえない他者と生きる」マルクス・ガブリエル①

          【印象に残ったところ】 ◉……つまり、自分では自分の考えを正せないのです。私たちを正してくれる誰かが必要なのです。 ◉社会の分断をのりこえるために必要なことは何? ◉ナショナリズムとは 「自分は正しい場所に生まれて幸運だったという考え方」 →正しい場所なんてない。 →ナショナリズムの名のもとに自覚なく犯している恐ろしい罪、、、 ◉他者への偏見への解消のために何ができるか? →精神的鍛錬が必要 →例えば住む世界が違う人同士が出会う機会を社会に作る 、、、、、、

          「わかりあえない他者と生きる」マルクス・ガブリエル①