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「教育の方法と技術-インストラクショナルデザイン」(稲垣忠)①

【大切なポイント📝】
◉第1章
 ・教育の方法に唯一の正解はない、4つの理由
  →学ぶ内容によって、教え方はさまざまだから
  →学習者は一人ひとりさまざまだから
  →時代によって求められる力や学び方は変わるから
  →教師も一人ひとりがさまざまだから
 ・これからの世界を生きるために---学習者にとって必要なことは?
  グローバル化・情報かの流れが世界中で加速している。このような変化の激しい社会を「知識基盤社会」と呼ぶ。その特徴とは
  →知識には国境がなく、グローバル化がいっそう進む。
  →知識は日進月歩であり、競争と技術革新が絶え間なく生まれる
  →………………………..
  ・ATC21S による21世紀型スキル(by グリフィン ら)
  1思考の方法
   ㈠創造性とイノベーション ㈡批判的思考/問題解決/意思決定
   ㈢学び方の学習/メタ認知
  2仕事の道具
   ㈣ 情報リテラシー㈤ ICTリテラシー
  3仕事の方法
   ㈥ コミュニケーション ㈦コラボレーション(チームワーク)
  4世界の中で生きる
   ㈧地域とグローバルのよい市民であること ㈨人生とキャリア発達
   ㈩個人の責任と社会的責任(異文化理解と異文化適応能力を含む)
 ・インストラクショナルデザイン:授業設計 の役割とは?
   →授業の根本となる要素を見極め、基本形を用意すること
   →コツ・ノウハウ(様々な指導法や教材の使い方)
   →周囲の環境の変化にも柔軟に適応し、
   学習者にみにつけさせたい力に応じた授業を組み立て、実施する。

◉第2章
 ・教師に求められる資質・能力
  →生涯学習者としての教師/実践研究者としての教師
  →専門職としての教職
  →チーム学校
 ・※「専門職としての教職」を詳しく
  →教育内容に関する知識、教育学的知識、テクノロジーに関する知識
  ⇛⇛⇛これらのコアとなるのが
   「テクノロジーに関する教育学的内容・知識」(TPACK)
 ・アメリカで提案されている
       InTASC(The Interstate Teacher Assessment and Support Cnsortium)
        の授業実践のコア・スタンダード
  →あらゆる学習者が高いスタンダード(学習目標)に到達できるよう
   保障していくことが求められている。学習者が「やりがいのある」
   「身近で意味ある」学習を経験したり、
   「地域または世界の真正な問題解決」に取り組めるよう学習活動を
   デザインし実践する。
 ・授業は計画/予想通りには進まない。思わる結果と向き合い続ける。
  教師は実践を問い直していく。
  →「省察的実践家としての教師」(リフレクション=ふりかえる)
     1 エビデンスをどのように集めるか?
     2 他者と協働してリフレクション
       3 理想とする授業とはどうあるべきか?という目的意識をもつ



    続く。。。


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