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英国チャリティショップ巡りの旅/ロンドン郊外篇1

可愛いお店をのぞいてみたら
チャリティショップでした

イギリスへ行くたびにステイさせてもらっているロンドン郊外のGillのおうち。セミデタッチドハウスが立ち並ぶ高級住宅街です。そして目と鼻の先に王立植物園キューガーデンがあり、自然に囲まれた素敵な場所です。
Gillのおうちから歩いて10分ほどで地下鉄とオーバーグラウンドのキューガーデン駅になるのですが、その駅前に可愛いお店があります。

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お店の看板は「Mary’s Living & Giving」。雑貨屋さんかセレクトショップのような佇まい。入ってすぐのディスプレイはまるでガーデンショップのように、グリーンやお花、関連の書籍などが置いてあります。右手奥はカラフルなお洋服がズラリ。ところどころに古い本や、子どもの絵本、昔懐かしのLPレコードなども置いてあります。
左手にはレジカウンター、お店の人がミルクティーのマグを片手に朝ごはんのパンを食べながら、お客さんと談笑中。こういう雰囲気が大好き!更にその奥には食器やカトラリーの棚と、小さな試着室。

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ここはGillお勧めのチャリティショップ。お店が出来たときにはわざわざメールで教えてくれたくらいです。チャリティ母体は国際NGOである「Save the Children」。洋服や靴などのファッションアイテムが多くとってもおしゃれなチャリティショップです。

チャリティショップ好きなGillとの出会い

ロンドンでのホームステイ先を探していた時、偶然出会ったGillファミリー。ホストマザーのGillとは同じグラフィックデザインを学んでいた過去に加え、本が好き、本屋が好き、ガーデニングが好き、お菓子作りが好き、猫が好き、同じ年頃の子育て中と共通項が多くすぐに意気投合しました。
最初の頃、メールでやりとりしていた時「チャリティショップへ行きたい」という私に「チャリティショップならこのエリアの至るところにあるわよ。私もチャリティショップは毎日のように行くの。」と言ってくれて、それ以降、彼女がチャリティショップで買ったものの話や、お子さんがチャリティショップでボランティアをした話など、いつも楽しく教えてくれました。以前チャリティショップでお気に入りのデニムを見つけたら日本のブランドだったわ〜!とメールをくれたことも。そして私が滞在中に「チャリティショップでこれを買ったよ!」と見せると、「これはなかなか素敵ね〜」とか「これは良い買い物をしたわね♡」「私もこういうのを探してたのよ!」などとリアクションしてくれます。Gillのお眼鏡にかなう商品を掘り出してくる楽しみもできました。

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チャリティショップで購入したもの。わたしは洋書絵本を集めているので、日本では絶版になったような本などを見つけると嬉しくなります。オールドホールのティーポットやスージー・クーパーのC&S(カップ&ソーサー)などもあると即買い。他にもヴィンテージのカトラリーや、小物などオンラインショップ「Reading Mug」でいろいろとご紹介しています。

リッチモンドの素朴な街並みとチャリティショップ

過去に日本人のホームステイを受け入れたこともあるGillファミリーですが、わたしの興味が変わってることに気づいて、面白がってくれました。キューガーデンの次の駅であるリッチモンドのハイストリートには、カフェやレストラン、スーパーや薬局、書店などに混ざって、とても多くのチャリティショップがあります。リッチモンドパークへドライブがてら出かけて、帰りにはチャリティショップ巡りも。OxfamにMary’s Living & Giving、FARA、Princess Alice Hospice、Shooting Star Chaseなどなど。FARAは子ども服やおもちゃなどがメインだったり、ファッションや雑貨もそれぞれのお店で品揃えが違って楽しいです。PB商品をイギリスのお土産にも出来ると思うので、イギリスへ行く人には各地にあるチャリティショップをぜひ覗いてみてほしいです。

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Princess Alice Hospice/患者と家族に対する支援

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Octavia Foundation/社会的弱者を助ける活動

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Marie Curie UK/終末期患者のサポート
このチャリティショップではNoritakeの素敵なティーセットを発見。

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Shelter/劣悪な住環境生活者やホームレスを支援

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Shooting Star Chase/子ども向けのホスピスケア

そして、他の街でのチャリティショップ巡りに私が重宝していたのがCharity Retail Associationが運営するFind local Charity Shopsというサイトです。地名やPost Code(郵便番号)を入れるとその地域のチャリティショップを表示してくれます。どんなチャリティを目的としているのか、ボランティアとして働く場合の連絡先や営業時間の表示、寄付をするにはどうしたらよいかなども書いてあります。チャリティショップはロンドンの街中にも数多くありますが、ロンドン郊外やカントリーサイドの方が掘り出し物が多い気がします。Gill情報では12月のクリスマス前は慈善の気持ちが高まり、チャリティショップに高価な品物を寄付する人が増えるそうで、とても素敵なものが買えることがあるそう。チャリティショップは決してリサイクルだけのお店ではなく、ブリティッシュソサエティが持つ堅固なチャリティ精神があってこそのお店なのだと思います。

チャリティショップの仕組みについては別に詳細記事を書いています。チャリティショップってなあに?と思った方はぜひ読んでみてくださいね。

Gillのおうちからすぐの、大好きなキューガーデンについて以前書いた記事はこちら。

英国チャリティショップ巡りの旅はまだまだ続きます♫



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