ロンドン 親子ホームステイ/準備篇
2013年の夏休みに当時小学5年生の次男と行った親子ホームステイの記事です。少し情報が古いところもあるかと思いますが、経験談として参考になれば。
ホームステイってエージェントなどに依頼すると、1週間でも10万円程度(観光アクティビティのみ)、親子で英語レッスンを加えたりすると30万円とか。エージェントに払う費用も手配内容に応じて3万円程度、さらに往復の航空券代、食費、現地での交通費、お小遣いなどを含めるとすごい金額になってしまいます。そこでわたしはネット経由でホームステイ先と直接交渉。さらにマイレージの特典航空券も利用してリーズナブルに体験してきました。当初は、2011年にわたしがホームステイしたジルファミリー宅に宿泊予定でした。でも仕事の都合もあって日程変更したら、ジルファミリー宅には後半しかステイできないことに。そこで急きょ、別の宿泊先を探しました。B&Bやコンドミニアムなども候補にしながら、ジルファミリーと出会ったサイト「HomestayWeb(ホームステイウェブ)」で検索。良さげなファミリーが見つかり、メールで連絡したところ日程もOKだったので、前半はミシェルファミリー宅でステイすることに決めました。
ホストファミリーを決める上で、ポイントにしたのは次の7点。これらの情報はサイトに記載されていることが多いです。
1. 日本人を受け入れたことがある
2. 子どもまたは孫がいる、遊びに来る
3. Wi-Fiが使える
4. 1戸建て庭付き
5. ロンドン郊外
6. ペット(猫)がいる
7. ノンスモーカー
1・2は、今回次男が初めてのホームステイということもあり、日本人にフレンドリーな、子ども慣れしている家族だとトラブルも少ないかなと思いました。3は現地での通信量(パケット)を減らすため。今回のステイではWi-Fiルーターをレンタルしましたが、使用できる通信量は思いの外少なめ。そこでステイ先でWi-Fiが使えればと考えました。4・5はわたしが庭好きなのと、郊外の方が自然が多くて散歩などが楽しめそうなので。そして6はわたしも次男も猫が大好きだから。逆に動物が苦手だったり、アレルギーがある場合はペットは避けたほうがいいかもしれません。
エアはANAのマイレージを使った特典航空券で。でもANA便は手配できず、スターアライアンスのルフトハンザ航空で行くことになりました。
ルフトハンザ航空の機内食。
ちなみに次男が食べたのはコレ。贅沢なキッズミールだなぁ…というのは冗談。わたしの席のモニターの調子が悪くて最後尾の席に変わったところ、配膳の順番でメイン料理が選べなくなったらしく、サービスで上位クラスのメイン料理を提供していただきました。次男は初機内食なので、有り難みも知らず普通に完食!
トランジットのフランクフルト空港にて。ミシェルファミリー宅の素敵なお部屋。フライトの疲れもあってぐっすりの次男。
すぐ近くには街を見渡せる大きな公園がありました。ご近所のお庭では、夏の盛りというのにまだバラが満開でした。
ホームステイは1週間からというところが多いのですが、宿泊費はホストファミリーによってバラバラです。すごく素敵なお家でも意外にリーズナブルだったり、もちろん、その逆も…。サイトで確認するだけでも、週に120£から300£とかなりの幅がありました。あまり安いのもどうかなと思いますが、こればっかりはクジみたいなものなので、どうしても当たり外れがあります。外れを選ばないよう気になることは事前にしっかり確認しておきたいところ。既にここから大人は英語のレッスンが始まっているのです(笑)。
日本人の奥様にイギリス人のご主人というファミリーだと、コミュニケーションはスムーズかもしれません。実際に「日本語でステイOK」というファミリーもいっぱいいます。でもせっかくの機会なので、わたしはイギリス人ファミリーを選びました。
とはいえ、初海外の次男にとって英語オンリーの環境に行く、ということはかなりのプレッシャーだったと思います。現地での英語のレッスンも考えましたが、今回はパス。旅行中にたくさん英語を聞いて、ファミリーのみんなと少しでも会話できればいいかなと。でもミシェルは学校の手配なら任せて!と言ってましたし、ジルは外国人に英語を教えた経験があるので、次回はチャレンジしようかなと思います。
ということで12日間のうち6日間は、ロンドン北部郊外のミシェルファミリー宅、後半はロンドン南西部、気心の知れたジルファミリー宅でステイすることにしました。ホームステイの費用は2軒合わせて、12日間で390£、日本円で6万円ほど(食事代は別途)でした。
ちなみにホームステイ紹介サイトは「HomestayWeb」以外にもたくさんあります。最近ではairbnbでもできるみたいです。お薦めというわけではありませんが、リンクを張っておきます。
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