英国王立植物園 キューガーデンが好きすぎて、何度行っても感動してしまう。
ロンドン南西部にある王立植物園 キューガーデン(Loyal Botanic Gardens Kew)をご存知ですか? 私は大好きで渡英の度に訪れています。もともとバラが好きなのでバラ園を見に行こう、と軽い気持ちで出かけたのですが、そのスケールと景観の美しさ、エキシビションの素晴らしさ、ガーデンショップの商品クオリティなどなどにすっかり惚れ込んでしまいました。
たまたまホームステイ先がすぐ近くで、メンバーシップのあるホストマザーがいつも連れて行ってくれるというのもあります。
何が楽しいのか、改めて考えてみると、観光客もさることながら、自転車に乗った子どもとか、ベビーカーのファミリーとか、地元民と思しき老若男女が、楽しげに散策しているのが素敵だなぁといつも思うのです。
大好きなバラ園。いつも盛りを過ぎた時に訪れることが多いので、いつか満開のバラを見てみたいです。
ほかにもさまざまな花や植物に癒やされます。
Palm House
Temperate House
Alpine House
Princess of Wales Conservatory
Kew Explorer
ガーデン内にある宮殿キューパレス(Kew Palace)。中も見学できます。ジョージ3世とシャーロット王女、そしてその子どもたちの住む宮殿だったそうです。それぞれの洋服を仕立てるためのトルソーがずらり。
宮殿内の装飾は、さすが国王が滞在しただけあって瀟洒で美しい。
ガーデン内には様々な生き物も生息しています。美しい孔雀にも至近距離で会えます。
秋のガーデン。まるで絵画のように色とりどりの樹々が美しい。
ショップには様々な植物に関する商品が並んでいます。ガーデニングツール、お菓子やチョコレート、ジャムにビスケット。ぬいぐるみやおもちゃ、キューガーデンのオリジナルグッズなど。
ショップ内のブックコーナー。キューガーデン発行の野菜や果物を使ったレシピブックなどもあります。
カフェのキャロットケーキとミルクティ。フルーツと一緒に。
このおじいさんたちは何を話しているのでしょうね。
手入れの行き届いた素晴らしいガーデンはもちろん、園内やギャラリーで開催されているエキシビションも、訪れるたびに感動を与えてくれます。
残念ながら写真はないのですがガーデン内にあるシャーリー・シャーウッドギャラリー(The Shirley Sherwood Gallery)で「Flora Japonica at Kew Gardens」というエキシビションをやっていたときは、遠いイギリスの地で憧れの牧野富太郎博士の植物画を堪能することが出来、感激しました。
親子ホームステイで次男と訪れた時は、アーティストTom Hareが手掛けたキノコのオブジェがいくつもあり、まるで不思議の国のアリスの世界に入り込んだようでした。
この夏にパートナーと訪れた際には、ガラス彫刻家Dale Chihulyのオブジェがガーデンのいたるところにあり、植物とコラボレーションしていました。チフリーのアートを目当てに訪れる観光客も多く、今まで見たことがないほどガーデンやギャラリー内の人口密度が高かったです。
こうしてみると、キューガーデンを訪れる際は必ずといっていいほどLovely Day(良い天気)でした。あ、でも雨でも温室で存分に楽しめること請け合いです。訪英の際にはぜひ行ってみてください。
PHOTO:KONO Takafumi, KIMURA Naomi
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