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ゴール設定は超シンプル!


 コーチングを学んだ人で、セルフイメージについて間違った解釈をしている人は、意外と多いです。
 
「セルフイメージを上げる為に、“自分はできる”と常に思うことにします!」
 
 ……いや、まぁ、確かに間違ってはいないんですけどね。
 でもそれって難しくない?
 と、私なんかは思う訳です。
 
 例えば、
 歌が上手くなりたい人がいて、必死に歌の練習をするけど、その人は全然上達しないんですね。
 そこで、「いや、俺は歌が上手いんだ!」というセルフトークをしても、下手すると現実逃避になりかねないです。
 
 要はセルフイメージとは、無意識なんです。

 例えるなら、それは全自動で目的地まで進み続ける乗り物であり、そこにあなた(=意識)は必要ないんです。
 
 だから、ぶっちゃけると、
「自分は駄目だぁ」
「なんでこんなに○○が下手なんだぁ」
 
 と思っても、別に良い訳です(いや、良くないですけど)。
 けれど、そう思うこと自体は否定しなくても良いのです。
 
 大切なのは、いかにセルフイメージという名の無意識を、ゴール製へと書き換えていくということです。
 
 そうすれば、勝手にゴールに向けて身体が動き出します。
 そこに、あなたという意識が入り込む余地はありません。
 
 これは、とても単純な話です。
 
 例えば、心臓は無意識によって動いていますよね。
 なら、それを意識によって止められるかと言えば、それは無理な訳です。
 
 ゴール設定も、それと同じです。
 無意識によって動かされている身体を、意識で制御しようなんて、そもそも野暮な話なのです。
 
 その無意識を、いかにゴール側へと洗練させていくのかがゴール設定で、意識(いや、それも無意識だけど)の役割です。

 つまり、意識の役割とは、

「私、ここに行きたいからよろしくね」

 と、無意識に指示するだけです。

 なんというか、もっとシンプルにゴール設定に取り組んで欲しいのです。
 
 
 

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