【営業組織のDNA】
●ザ・モデル(THE MODEL)
マーケティング・インサイドセールス・営業・カスタマーサクセスの競業プロセスについて、細かくセクション別に綴られている本です。
この本の、コラムとして1ページで書かれているものの、非常に共感した部分があるのでご紹介します!
①成長のための成長はしない
成長は顧客へ継続的により良いサービスを提供するための手段であり目的でない。営業中心のカルチャーでは、数字ありきの破壊的な営業が組織に台頭してくる。成長という手段が目的にすり替わってはいけない。
②もし1か月前に戻れるとしたら
失注した時、この質問に真摯に取り組めば、失敗の数がそのまま力になる。一流になりたいと思うなら、失敗や嫌なことから目を背けてはいけない。
③失注の時にこそ会社の品格が問われる
マネジメントになりたての頃、失注が明らかになった商談で動揺が顔に出てしまい、お客さんから慰められたことがある。顧客が時間をかけて行った意思決定を尊重し、失注した時こそ爽やかに。
④スピード感のある営業とは
営業のスピード感とは、レスポンスが早い、自ら提案を持ってくる。次に検討するべきことを示してくれるという意味だ。スピード感のない営業はすべてこの逆。スピード感を持って顧客に求められる営業になること。
⑤期初の1日と期末の1日は同じ24時間
期末になるとあわてて顧客を訪問して最後のお願いをする営業は多いが、期初ならありとあらゆる選択肢がある。そう考えれば期初の1日の大切さが実感できるだろう。
自分に置き換えてみた時、該当する点があるのではないでしょうか。
良く考えれば自分自身で分かるかもしれませんが、一方で上記5項目と向き合うことはそれなりの精神力が必要だとも思いました。