アフィリエイトが溢れたことで、ネットで調べる際の"信頼性"がなくなった
#業界あるある
こんにちは。土屋拓斗です。
今回は僕がずっと思ってきた「アフィリエイト×信用度」について書こうと思います。
ネットにある情報が全て「広告」に見えるようになってしまった
タイトルにある通り、私がネット情報に信頼性がなくなったと感じたのは、
「アフィリエイト」という存在を知ってからでした。
とあるジャンルの商品(例えばシャンプーやワックスなど…)のおすすめを調べようとすると、"おすすめシャンプー〇〇選!" "人気ワックス ランキング〇〇選!"といったような、いかにもアフィリエイト目的のサイトばかり出てくるなと感じることが多くなりました。
「これは筆者が本当に感じてることなの?」「これって事実?」といった疑問が全ての情報に抱くようになってしまいました。
「アフィリエイト」の歴史
今は当たり前のマーケティング手法となった「アフィリエイト」
インターネットが普及し始めた1996年に、Amazonがアメリカではじめた"アソシエイト"というのが発祥とされています。
「アフィリエイト」という言葉をはじめて使ったのは、アメリカのLinkShareという会社で、世界初のアフィリエイトサービスプロバイダ(ASP)として
1996年、アメリカで名乗りをあげました。
日本に「アフィリエイト」が入ってきたのが1999年ごろで、
2000年にファンコミュニケーションズが"A8.net"という名前で、
アフィリエイトサービスの業務を始めています。
「アフィリエイト=お金を稼げる」が生むもの
"わからないことがあったらネットで調べる"
スマホを持つことが当たり前となったこの時代では、
全員がその場でインターネットの世界にいつでも入れる時代になりました。
そこで注目されたのが「アフィリエイト」によるマーケティングで、
サイトを訪れた訪問者(ユーザー)が、商品のバナーやリンクを経由して、特定の行動を行った場合(クリックやインプレッション)に報酬が発生する仕組みです。
今ではたくさんのブログ運用者がこのサービスを使って収入を得たり、アクセス数を稼ぐ工夫をしています。
この仕組みが浸透したことで、これまでブログや紹介記事は「情報を発信・共有する」という要素だったことに加えて、「情報を発信・共有して"収益を生む"」という要素が加わることになりました。
そうなることで、世の中には「収益を生む」という要素が注目されるので、たくさんのアフィリエイト目的のサイトが出来上がり、私の感じる"情報の信用性"が失われる感覚になったのだと思います。
「広告」と「そうでないもの」をハッキリさせる
果たしてこの仕組みが消費者の求めることにコミットしているのでしょうか?
確かに広告を通じて"知らない商品やサービスを知りたい"というニーズに対しては、この仕組みは良い仕組みなのではと考えられます。
(それでも基本的に広告主側のメリットが大きいように感じますが...)
しかし、私のように気になる商品・サービスの効果を知りたいといった"リアル"を知りたい人にとって、この「アフィリエイトの飽和」はお金の力によって塗り替えられた情報になってしまっていて、求められている真の情報ではないと感じざるおえません。
そのような需要を満たすためにも「広告」と「そうでないもの(真の情報)」を明確に分ける表現をするべきなのではないでしょうか。
YouTubeでは「広告」の含まれた動画に対して"プロモーションを含みます"というバナーが画面の左上に表示される仕組みを導入しています。
このようにユーザーが判断をする際に参考となる要素をブログやHPといったコンテンツにも反映するべきなのではと感じます。
最後に
今回は僕が普段よく感じていることについて書かせていただきました。
正直、私と同じく「ネット情報の信用性」に疑問を持っている方がどれほどいるか定かではありませんが、私以外にも同じ感情をいただいている方がいるのではないでしょうか(いると願っています 笑)。
この疑問を生み出したのは"一般消費者がアフィリエイト目的のブログを作る"ことが大量発生したことが一番の理由かなと思っています。
「広告」というのは昔から存在していましたし、企業がお金を払ってPRしてもらうということは当たり前といえば当たり前なことですし。
いつかこの失った信用性を取り戻す仕組みができてほしいなと切望しています…
もし共感できるなーと思った方はぜひ"コメント・スキ"していただけると少しでも安心できますので、よろしくお願いしますm(__)m
最後までお読みいただきありがとうございました!
p.s
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