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北欧在住が思う【日本のジェンダーギャップ指数】日本の方が女性に優しい国

つい最近ニュース等で「日本のジェンダーギャップ指数」のランキングが発表されましたね。
先進国であるはずの日本が116位でほぼ最下位とのこと。

でも北欧在住の私としては、日本人の皆さんに言いたい。
「ジェンダーギャップ指数のランキング」に騙されないで。
国際社会の圧に屈しないで。

このランキングが主に指すのは「女性の社会進出率」がメインです。
なので男女平等を強く訴える欧米としては「とにかく女性を働かせたい。女は働いてこそ輝く」という信念の元で動いています。

つまりこのランキングは男女平等を訴えるよりは女性を働かせるための欧米からの圧力・洗脳の一つです。

現に、専業主婦は北欧に居ない。と言っている人が多いですが、
北欧にも専業主婦は結構います。
だけど日本と違って専業主婦に権利は認められないので、社会調査などでは「無職」扱いされます。
とにかく女性に何らかの仕事に就いて貰わないと男女平等を訴える国の威信が落ちるのです。
だから専業主婦なんて昔からあるような、女の尊重でもあるような身分を剝奪したいのです。
これが北欧の男女平等のカラクリの一つです。
(他にも色々あるのでこれも後日書きますね。)


私は北欧に住んでいて「男女平等」には色々な形がある事。
そして自分の国(欧米)のスタイルの「男女平等」は文化が違う外国に押し付ける物ではないと思っています。

現に、私は日本は充分に女性に優しい国だと思っています。

例えば専業主婦の権利が認められている。
つまり子育てを優先したい人と、キャリアを優先したい女性とで選択の自由がある事。

日本では女性向けのサービスが充実していること。
例えばレディースディみたいに女性が優先される日がある事。
カメラやパソコン、車など機械類さえ女性向けにデザインして開発されています。
色がピンクや白、ラメ入りだったりと可愛い色のデザインが多くて、女性でも家電製品を簡単に手に取れる。

「○○って男性の趣味だよね~」って臆する事無く手に取れるのです。

だから同様に、女性でもゲームやサバゲー、アウトドアスポーツ等に挑戦することができる。

そして服装やメイクも自由にできる。
なんなら女装や男装の自由がある。

田舎ですら、女装した男性が歩いているのを見る。
どんな派手な服を着ても「まぁ好きにすれば良いじゃない」という程度で済む。


これらの事はジェンダーギャップ指数上位の欧米や北欧では絶対にありえない事なのだ。

意外と欧米北欧では「男女の理想像」の無言の圧がある。
女はこういう見た目・趣味をするべきだ。
男はこういう見た目・趣味をするべきだ。
そして同様にゲイやレズビアンなどのLGBTの人にもその理想像の圧がある。
ゲイ、レズビアンはこういう見た目をするべきだ。

だから女装・男装をしている人を見たことが無い。(芸能人以外)
日本の様に全身ピンク・ゴスロリなどの特殊なファッションをする人も見ない。
勿論そのファッションで歩くのも自由だが、日本と違って冷たい目線が送られる……((´;ω;`)

そう考えると宝塚って本当に凄い。
全員女性で、男役も女性がやっている。
こんなカッコイイ文化、日本だけだよ?

そして欧米では家電製品や車・自転車など身の回りの製品は白・黒・シルバーばかりで、女性が喜びそうな色をした物がない。
これは単に女性向けの家電製品を販売しても売り上げが低いからと、チャレンジすることを恐れて初めから無難な色で売っているからである。
それにしても最初から完全に男性向けのデザインで本当に酷い。
その点、マーケティングターゲット層は女性とピンポイントにも関わらず、女性向けの商品を売る日本の企業努力と勇気に敬意を表したい。

また、欧米北欧では女性がやるべき趣味のイメージがあるため、女性がゲームをやっていたら冷たい目線を送られるのだ。
子供の頃は普通にゲームをやってもおかしくないけど、思春期を迎えた辺りからゲームを卒業しなければいけない。
「女のくせに○○をやるんだ…」
日本の女性みたいにゲームやサバゲー、アウトドアだの男らしい趣味なんて認められないのだ。
仕事は「女性なのに男系仕事をするのはカッコイイ」という癖にだ。

北欧では基本的に人が傷つくことは絶対に口にはしない。
だけどその代わり無言で「コイツ何やってんだろ」という目で見られる。

私は移民なので「これがアジアの文化なのね」と思われるだけで済むので
まぁ得している方なんだけども……w

そう考えると、どう考えても「趣味や行動、身の回りにおいて」日本の方が女性に対して自由で偏見が無いと思う。
どっちの男女平等が女性にとっては過ごしやすいだろうか?

男女関係なく自分の好きな事を趣味にして、ファッションにして生きる事が出来る方が、楽しいと思うなぁ…。

ジェンダーギャップ指数のランキングは「働く女性」の為の社会的なランキングである。
だからこのランキングや日本を叩く様な事を書いた関連ニュースを鵜吞みにして、日本は「女性に優しくない国」だと思わないで欲しい。

日本には日本の良さがある。
それは欧米にも負けないくらい女性が自由になれる環境があるという事。
だから、フェミニストの圧力や洗脳に屈せず、日本らしさを貫いてほしい。

  

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