地球は幸福な星になれるのか

竹馬の友、俳優中村雅俊君の歌に
からし色の季節という歌がある

その歌詞には
いつか俺たちにも
青春を昔話に する日が来る
年を取った俺たちは 記憶をたどり話し込む
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個人の人生は人それぞれだろう
青春(あおはる)を声高に歌うもよし
生涯現役、生涯青春もよし。
それに「生涯熱情」を加えたい。

昔、日本人初のノーベル賞を取られた
湯川秀樹博士は、物理学だけでは世の中が見えないと
老荘思想、漢詩や和歌の世界まで踏み込まれたと聞く

博士の歌に
「天地は 逆旅なるかも 鳥も人も
いずくよりか来て いずこへか去る」がある

宇宙138億年の歴史の中
太陽は50億年前に、そして
40億年前に地球が生まれ
最近の7百万年というごくごく最近に
なって
我々ホモサピエンス族が、生命の最後の形態で生まれた
博士の歌は
我々はどこから来て、どこに向かって進んでいるのかという
壮大な宇宙サイエンス社会の本質に迫る 歌になっている

さて
地球を眺むれば
同じ人族が支配―被支配構造の中で
無益な殺し合いをやめられないで今も続けている

そんな中で
これから30年後に
ヒト族の最長寿命年齢が現在の122歳(フランス人女性と言う)から
10年単位で延命する可能性、それもかなりの確度で可能である
と伊太利亜の大学の統計学者殿が予想されている。
なんか嬉しい研究成果ではないか。
ヒト族の前向きな道の一つに見える。

又、宇宙に目を転ずれば
宇宙空間全体の3割を占めるというダーク・マターの正体が
つかめる可能性が増したといわれる。
その粒子は、昔先述した湯川博士が追い求めた
中間子(湯川粒子)に
近いものではないかと
最近の宇宙物理学の「観測とシミュレーション手法」で追いかけている。

このような夢のようなことを我々は求めている。

愚かな殺し合いを続けることには
地球社会の皆が参加型の議論で、一日も早く止めさせよう。
地球は孤独な水惑星―唯一の高等生物の住む星
と言うではないか。
他の星々は膨張する宇宙界の中でどんどん遠ざかっている、
地球はいずれ孤独な星、近隣に他の惑星、銀河・銀河団は
見れない時代が来るとも言われる。

その地球で
同じヒト族が殺し合いをしてなんとする。

民族も宗教も、肌の色も関係ない
みな認め合う全員、全世界が共存する「幸福な星」になるように
皆で
出来ることから始めよう。

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