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ワセリンの生みの親

ロバート・オーガスタス・チーズブローという人物をご存知でしょうか?

私のひいひいひいひいお爺ちゃん……ではなく、
アメリカの化学者で、ワセリンの生みの親です。

今回は、おそらく薬剤師でも知らないであろうワセリンの歴史について深掘っていきたいと思います。

ワセリンの歴史は、1859年にペンシルベニア州にアメリカ初の油田が発見されたことから始まります。
この油田にはアメリカンドリームを掴もうと、全米中からビジネスマンが集まったそうです。
チーズブローもそのうちの一人でした。

彼は、石油を採掘する過程で掘削機に付着するゼリー状のものに着目。
このゼリー状のものはロッドワックスと呼ばれ、石油採掘現場の労働者たちは、作業中に負った擦り傷や火傷にそのワックスを塗ると、傷の修復が早いことを経験的に知っていたのです。

チーズブローはロッドワックスの不純物を取り除き精製を行い、純度の高いワックスの開発に成功。これが人類初の精製されたワセリンです。
彼は商品名として「Vaseline(ヴァセリン)」と命名。

そう、今も世界的に使われているあのヴァセリンです。(彼が設立したチーズブロー製造会社は現在、ユニリーバ社に吸収合併済み)

チーズブローがワセリンを販売し始めたのは1870年。
つまりワセリンは、150年以上も前から世界中の人々に愛用されてきたわけです。

販売当初、チーズブローはワセリンの効果を知ってもらうために、聴衆の前で化学薬品を使って自分の皮膚を焼き、そこにワセリンを塗って実演販売していたそうです。(命懸けすぎる…!)

またお試しで使ってもらうために、無料サンプルの配布も行っていました。
これがマーケティング的なサンプル配布の先駆けだと言われているとかいないとか。

そしてチーズブローには、ワセリンに関する逸話もいくつか残されています。

彼は50代の頃に、胸膜炎のひどい発作に見舞われていたそう。
その際に看護師に頼んで、ワセリンを使って頭から足まで全身さすってもらっていました。
すると驚異的なスピードで回復し、それをワセリンのおかげだと言っていたそうです。

またチーズブローは、96歳で天寿を全うされました。
医療がそこまで発達していない当時にしては、かなりの長生きですよね。
長生きの秘訣として、毎日スプーン1杯のワセリンを食べていたそうです。

誰よりもワセリンを愛し、ワセリンに愛された男…

※良い子はマネしないように
※現代のワセリンは口に入っても大丈夫なくらい精製されていますが、絶対美味しくないです

そして時は2024年、チーズブローの魂を引き継ぎ、試行錯誤すること2年…
今までのものとは一線を画す、全く新しいワセリンの開発に成功しました。

それがRe:N ピュアワセリンです。

ここでは詳しいことは語りません。
商品ページをご覧いただき、ぜひ一度手に取っていただけますと幸いです。
今までのワセリンへのイメージが180°変わります。断言します。ほんとに。

チーズブロー大先生へ感謝の念を抱きながら、今宵も私はワセリンを塗りたくります。
今回は以上です。

このnoteでは、薬剤師が手がける化粧品ブランド”Re:N” 広報リーダーのRinがスキンケアのあれこれを発信していきます。

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