腕立て伏せ
疲れているから、運動ができない。
私は常日頃、そう思っていた。
だがそんな私の怠惰な思考に青天の霹靂が落ちたのだ。それは近頃、山登りにハマりだした旦那さんからの痛烈な一言。
「疲れない身体を作るために,運動をするんだよ」
と。なるほど、耳が痛い。
そしてなんか悔しい。悔しさの裏にあるのは図星というわけだ。でもその考えを聞いて、私の価値観は見事に裏返った。今から腕立て伏せをやるぜ(ふるふる)
というのはさておき、
この旦那さんによる「逆説的概念」は人生をうまく生きるコツかもしれない!と私は気づいた。
たとえば
「できないから、やらない。」
と言う人は
やらないから、できないのだ。
行動を起こさないから、一生できない。
それもまさに図星であろう。誰だって初めから上手くいくわけないのに、「ダサい自分」を目の当たりにすることにビビっているだけだ。それでもやってみる勇気を知ることが必要なんだね。それから
「お金がないから無理。」
そう言う人もいる。めっちゃわかる。
けど
それも振り絞って使うお金だからこそ、
価値が生まれるのかもしれないよね。
「お金がない」時こそ、
かき集めたお金を震える手で「使うこと」により道が開けるのかもしれない。それも前述通り、苦労の先にある「未来を信じる勇気」なんじゃないかな。つまりどれだけ自分に賭けられるか。自分なら大丈夫だと言うのか言わないのか。そんなとこだろう。
スタートに立たない人に道はない。
スタートに立って不器用な一歩目を踏み出したその瞬間から新たな景色が見えるのかもしれないね。さて。そろそろ真面目に腕立て伏せをやりますか(しぶしぶ)