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実話



「ママ、今日は体育あそびだよ。
9時に始まるんだぁ、、」

と言ったのは5歳の息子、レイの寝言でした。そしてこのややデカい声で響いた寝言のせいで、早朝5時に目が覚めたのが私です。いや、実は今日、本当に体育遊びの日でしたので。慌てて起きて時計を確認したのが私でした。まだ5時やん!と、がっくりしたところまでが今朝の私です。
それからというものの。二度寝成功確率が極めて少ない私が、しっかり5時から起きています。(愚痴)

まぁ母を起こした当の本人は、スヤスヤと眠りについたままでした。そのもっちりと、キメ細やかな頬を枕で潰して、気持ちよさそうにスースーと。どこまでも続く柔らかい寝息を立てていました。その愛のリズムに耳を澄ませ、彼を眺めていたら、母の怒りはスンと鎮まり。苦しくなるほどの愛おしさでこの早起きを許せてしまうから、我が子とは不思議ないきものです。

さて、雑談はこのへんで。そうして寝不足だった私が描く本日のエッセイを始めます。が、
ひたすら眠い。ねむいねむいねむいねむい。
あくびを5万回くらいかました今日。あることに気がついたのです。

「眠い」と「ネガティヴ」は、隣あわせだと。
よくあるはなしですが。

やはり「眠い」と「上手くいかない」も近所でした。長年の付き合いのようです。そして、もうお分かりですか?「眠い」と「エッセイが書けない」も近すぎる。私にとって、大接近だった訳です。大被害、大迷惑、大混乱。例えがテキトー過ぎてピンとこない方もいるでしょうが。この際だから、記しておきます。つまりはこうして、「納得の行くエッセイを書けない夜」というのが、度々あるのですね。そして決まって「寝不足」なんですね。真実は一つです。


書けなくて悔しくてメソメソしたり、ムカついて旦那のことを怒鳴ったり、使えない頭を抱えたてため息をついたり、それら不機嫌な執筆を経験するのは12回目くらいですが。ついに今日気がついたのです。「これが実力」というか、「ただの寝不足」だということに。そうなれば自覚したところで、今日という今日はもう寝ます。明日は過去1番の作品ができるように。ね

たとえ優れた実力や、温和な性格や、他にはない技術を持っていたって。自分のことを大事にできない人には、未来がないのでしょう。自らを腐らせるか、光らせるかは自分次第。そんで腐った自分じゃ、誰も救えんで。ということです。(今日のところはごめんやけど)おやすみなさい。いっぱい寝ます。

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