シモ

愛知県発ロックバンドRock de nasiy Drums&作詞 短編小説朧愛~ob…

シモ

愛知県発ロックバンドRock de nasiy Drums&作詞 短編小説朧愛~oboroai~ noteにて公開中。

最近の記事

魔 間 真

    • モーリー・ワタソン

      モーリーまじで本当にお疲れ様! 脱退の形式文じゃ固いことしかいえなかったからここでありのまま言うよ。(直は照れくさいからね) 約3年間本当に色々なことがあったね。 嫌なことあったら一緒に車で愚痴りまくったり、おもろいことあったら2人で一生笑って、時に真面目な話したり、でもやはりアホな話ばっかだったり…笑 だいぶ昔の話をすると、右近と俺だけのメンバーの頃にモーリーがスタジオに遊びに来て、リードギターはメロをなぞるだけだと謎に思ってた俺は多種多様な技に心奪われた衝撃は今も覚

      • いりゃ〜て おどりゃ〜せ!〜完〜

        こんばんは! 夜はまじで冷え込みますね…個人的に朝の方が寒いけど… シモです!先日はありがとうございました‼️‼️ 本当に最高の一日になりました。 実際に終えてみて、余韻が残りすぎてずっとあの日がフラッシュバックします。。そんなフラッシュバックをハイライトにしてお送りしようと思いましたんで、ここに残します。 本当に本当に念入りにだいぶ前から作戦を立てたロクデナシ一同。 念入りなほど当日は不安と緊張が隠しきれないものです。 朝、モーリー君と家を出ました。モーリーくんは

        • シモという生き物について

          こんばんは。シモです。 レコ発前にみんなに知っておいて欲しい事があるので、今回ノートを書きます。 結論から話します。 僕は先日、心の病を患いました。 病院でそう診断されました。(病名は伏せます。) この事を言う事は間違ってるかもしれない。と思ったし、メンバーにも公表することは言ってません。でも、自分の中で抑えておくことができず、綴らせてもらいます。 あえて、ノートでの投稿にしたのは、snsに直接載せると、不特定多数の人にまでバレてしまう。それは嫌でした。ちゃんと見てくれる

          紅い糸 ep10

          ~3日前~ 希は結局父の死体を山に埋める為車を走らせていたが助手席には母がいた。母を1人にするのが怖かったのだ。 希「ママ。悪いなんて思わないでね。ママは悪くないから。」 母「希…。私は貴方にも酷いことを言ったわ。貴方は自由に生きればいいのに。」 母「全部私が悪いの。私が。」 希「うん。知ってる。でも自分では悪いと思わないで。」 希「だけど、私はママも大嫌い。」 死体が車内で転がる音が鳴り響く。その度に母は自分のした事を後悔する。 希は昔の事を思い出す。 小

          紅い糸 ep10

          紅い糸 ep9

          ~現在~ 走り去っていく希の背中を啓斗はただ眺めていた。 ''姉''?意味がわからなかった。キメてんのかとも思ったが、何か違う。なにか自分に訴えかけている。そう六感が言っていた。 走って追いかけると、希は公園の滑り台の1番下でうずくまっていた。関わるべきかなんてとうにどうでもよかった。 啓斗「ねえ、希さん。姉ってどういう意味?」 希「自首しようとしたんだけど…あなたに伝えなくちゃと思って…。」 酷く脅えた様子の希は続けた。 希「警察は証拠不十分で終わらしたから、途

          紅い糸 ep9

          紅い糸 ep8

          ~3日前~ 希はペットショップのバイトを終え、家に向かう。 これから先どうしよう。と大学を辞めたばかりの希は小石を蹴り、家に着いた。 玄関のドアを開けると、鼻をすする音、鉄の匂いで充満していた。 希は何かが起きたことを悟った。 慌ててリビングに向かうとそこには横たわる父の死体と、包丁を握ったままその場に座り込む母の姿があった。 希「…パパ?」 母「ヒッ…!!」 希「ママ、…どうして?」 母「……ごめんなさい。」 希「…」 母「ごめんなさいごめんなさいごめんな

          紅い糸 ep8

          紅い糸 ep7

          ~現在~ 希から連絡が来たのは母が失踪してから2日後だった。浅井町の三角公園に来てと端的な文だけが送られてきていた。 ああ、遂に''勧誘''をされるのかとビクビクしていたが内心、デートに行こうと言われるのではないかとも思っていた。 あれから母は帰ってきていない。が、不思議と焦りもない。 何度か1週間くらいかえって来ないなんて事はあったのだ。 普通に大学に行き、普通に友達と飲む。なんて平凡な1日を送っていた。 友人からは、 友人「いやいや、そんなやべー女絶対やめとけって!!

          紅い糸 ep7

          紅い糸 ep6

          2週間前 希は大学を辞め、ペットショップで働いていた。 大学は学ぶことが多かったが、居心地の悪さ故、学びに対してのアンチテーゼを感じ、軽く辞めてしまったのだ。両親からは強く責められたが、どうしてもどの口が言っているのかわからず、家を出、友達の家を行き来する生活をしていた。 たまに思う。この猫ちゃんを踏みつけたい。このワンチャンをひねり潰したい。 恨みなどは全くない。ただ、衝動的に思うのだ。 なぜ、この子達は生まれた時からガラスケースの中を強いられ、決められた時間にしかご飯

          紅い糸 ep6

          紅い糸 ep5

          ~現在~ 母が行方不明になってから1日がたった。自分は父を幼い時に亡くしていた。祖母や祖父ももう既に天国にいる。親族も少ない。 警察に被害届を出したが、業務的に片付けられた。自分はもう大学生だから1人で家にいるのは何ともない。それこそ、母は2日に1回は家にいないことも当たり前だった。しかし、置き手紙と1000円が添えられていないのが違和感だった。 自分は多分ほかの親程の愛情が注がれていた気がしない。もちろん、小さい頃から習い事にも通わせてくれ、サッカーの試合にはいつも応援

          紅い糸 ep5

          紅い糸 ep4

          ~1年前~ 父「おお、希おめえさっき公園で何してた?」 希「…ママ!?…ママ!」 父「だー!うるせえなぁ!!殺しちゃいねえよ。この馬鹿女、また俺の事不浪人だとかいいやがった。」 希「だから何よ!ママ!…ママ!」 母「希…触らないで!」 母の平手が私の頬を打つ。 乾いた音がより一層虚しさを助長した。 母「クソジジイが!訴えてやる!…裁判よ!何度だって戦ってやる!誰が見てもあんたの負けよ!まーけ!」 父「勝手にやってろ馬鹿女!こっちはシャブ漬けなんだ!理論が通ると

          紅い糸 ep4

          紅い糸 ep3

          ~現在~ 希「私さっき人を殺したの!」 啓斗「は?」 しまった。ヤバいやつだった。これだから出会い系は信用ならない。こんなに綺麗な人だ。ビジネス勧誘や、宗教でもない限り、こんな俺に愛想良く振る舞うわけが無い。 とことん自分の運の無さに嫌気がさした。 希「どうしたの?目が泳いでる。」 啓斗「あ、はは。いや突然だったから。びっくりだよ。」 希「別に君の事まで取って食ったりしないよ。」 啓斗「それは冗談? それなら笑えない。」 希「んー?冗談…かも? ちょっとさ、散

          紅い糸 ep3

          紅い糸 ep2

          ~1年前~ 希は普段通り大学へ向かっていた。 幸せな家庭に育った友人とは何故か話が合わない。 最近の流行りの音楽、SNS、そんなものを追う心の余裕が無かったのだ。 友人「希はさ〜、なんか不思議ちゃんだよね!?」 希「…え?」 友人「ううん!なんでも!ねね!一コマ飛んでスタバ行かない!?」 希は自分の家庭環境を今まで誰にも話して来なかった。 父は会社をリストラされ、借金地獄で薬漬け。母はその反動からかギャンブル依存症。オマケに2人揃ってアル中になり喧嘩三昧。 こんな

          紅い糸 ep2

          紅い糸 ep1

          昼前のアンティーク・カフェは若いカップルや女子会で賑わっている。 啓斗は待ち合わせ場所をここにした事を少し後悔していた。 ''トマト''ちゃんが出来れば人の賑わいがある所がいいと言ったのだ。そんなこんなで写真通りだといいなと淡い期待を抱きつつ、アイスコーヒーを胃に流し込んだ。 トマト「ねえ、啓斗くん?」 突然肩を叩かれて少し変な声をあげてしまい、初っ端からダサい所を見せた。 端麗な黒い長髪、紅色の唇、つり上がった大きい目。期待以上だった。そしてどこか懐かしさを感じる。

          紅い糸 ep1

          紅い糸 Prolog

          赤い糸とは 「運命の赤い糸」と呼ばれる。 目には見えないが、やがて添い遂げる運命の男女が赤い糸で結ばれているという。 運命を感じさせる様子を「赤い糸で結ばれる」などと言う。 この物語は二人の運命の話である。 消えた輪郭 脈を打つ脳 赤く染った''それ''は私を駆り立てた。 誰が悪いかなんてわかっているが、 それは掟にすぎない。 優しかった。優しかった。 「最後に一つだけ聞いてもいい?」 「''私の事殺したかった?''」 甲高い笑い声は近くの鳥を逃がした。

          紅い糸 Prolog

          レコ発に向けてのお気持ち表明

          おーどれやよっさっさー! シモです! レコ発もついにあと数日でございます! 気合十分マンなんで少し気持ちとかを書けたらなと思う所存であります! まず、レコ発をやるキッカケをくれるのはいつもR.A.Dのブッカーのづらさん(桂さん: MARIO2BLOCK Drum)です。年内で、RAD Creationを退職するらしいですが、とても親切にほぼマネジメントまでしてもらいました。本当にパパです。そんな方に今回もそろそろレコ発やりますかあ!って言われて、実はいつも自分たち発信では

          レコ発に向けてのお気持ち表明