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行動しなければ0のまま、行動すれば最低でも0.1!私の新規事業の1年。
こんにちはRD LINKの三浦です。
私は株式会社RDサポートで、昨年の7月に人材シェアリング(複業支援)のLINK事業部に異動しました。早いものでもうすぐ1年。
私の担当はエキスパートの集客です。
RD LINKのエキスパートとは
食品・健康食品・化粧品・医薬品・バイオ業界で研究開発・商品開発・品質管理・品質保証などのご経験があり、高度な専門知識や技術を保有した方
この1年間、私なりに新規事業のRD LINKを形にするためにゼロイチに取り組んできました。今、メンバーそれぞれの新規事業の1年をnoteで発信していますので、今回は私自身もどんな思いで1年を走ってきたのかを書いてみようと思います。
1年間大事にしてきた基本姿勢
私はもともと紹介事業部でも求職者の集客を担っていたので、役割をそのままにスライドして異動したという感じでした。
ですが、この1年を振り返ると「今までやったことないこと、しかやっていない」という感想につきます。
そもそもRD LINKが新規事業。そして研究や開発分野での複業というまだ誰もやっていないサービス。実績どころか、前例もデータも何もない。そして中小企業の新規事業にありがちで、広告予算もない(笑)
そのような中で、まだ想像の範囲でしか語れない新しいサービスを伝え、共感していただき、活用してみようと思っていただかなければなりません。
その時にあったのはLPだけでした。何をしたらいいのか、何ができるのか。手を付けるべき場所から考え始める始末。20年近い社会人人生の中で、新規事業に携わったことないし。
そのように始まった私の新規事業ですが、私がずっと頭に置いていたのは、新規事業というのは失敗したとしても、得るものこそあれ、失うものは何もないという考え。
ゼロからイチを生み出すわけなので、何もしなければ永遠にゼロのまま。動いた結果、成果が出なかったとしても「成果が出なかった」という成果を得るので0.1ぐらいにはなる。
その積み重ねで着実に前には進めると思い、まずは行動あるのみと考え、思いつくままに毎日動いていました。
どうせやるなら大きな成果を出したいと思ってしまいますが、いくら失敗も糧とはいえ致命傷を負うことは避けなければいけませんし、時間がかかりすぎるないので、効果のインパクトと失敗した時のダメージとを比較しながら手を付けるところを決めていきました。
今思うと、新規事業という型の無さと、「とにかくやってみて」という会社の放任・・・ではなく裁量を与えられた環境、が私の楽観主義にフィットしたのだと思います。この1年楽しくやらせていただいております。
途中参加のスタート時は苦しかった
私がLINK事業部に異動したのは他メンバーより少し遅いタイミングで、事業の立ち上げフェーズにも関わっていません。そのことが異動した当初は私を少し苦しめていました。
RD LINKはもともと代表の大澤と取締役(兼RD LINKマネージャー)の大島と一部メンバーがフィジビリで進めていた事業。
2020年の3月にウェブサイトをオープンして正式にプレスリリースを配信し、同年6月に事業部化され現営業メンバーが集められ、私が最後7月にジョインしました。
異動する前は紹介事業部で転職支援に携わっていたので、RD LINKがリリースした時も複業いいね!と思った程度で、正直「へー」と他人事でしかありませんでした。
そこから3か月後、RD LINKにさして興味のない状態でLINK事業部に異動になったわけですが、その時既にRD LINKには新規事業ではあるもののサービスコンセプトや方向性、ウェブサイトもベースが出来上がっている状態でした。
どんな思いでどんな世界を目指してLINK事業ができたのか、リアルタイムでそのプロセスを体感しているのとあとから話で聞くのとでは、全く違います。新サービスが出来上がるまでの温度や熱量に関してはその過程でしか味わえないものです。
正直今の中途半端なタイミングで異動するならフィジビリの段階から参加させてほしかったし、ウェブサイト制作に関わりたかったなぁと思っていました。
が、そんなことを今更騒いでも何も変わらないので、まずは事業について知るところから始めました。RD LINKのウェブサイトや資料を自分なりに確認し、コンセプトやターゲット、サービスのスキームなど分かりづらい点や気になる部分を徹底的に確認していきました。
そしてそもそもエキスパートとは何かといった定義などについても、代表の大澤やマネージャーの大島に聞きまくりました。多分相当めんどうな奴だったと思います。
でもそこが分からないと伝えられない。私の役割が果たせない。吸収した情報をもとに、まずは早々にウェブサイトを最低限改修し、その後広告施策を打ち始めました。
その後もRD LINKは案件やキスパートが増え、成約が出てくるにつれ、ぼやけていた輪郭がはっきりしてきたり、輪郭の形が少し変わったりと、まだアメーバのように形を変えながら変化しています。
ここからが勝負だなと今も変わらずRD LINKとは?と自問自答しています。
集客担当からマーケティング担当へ
今、エキスパートという言葉や他の内容についても、再度見直しを計っています。言葉そのものを変えるということではなく、見えてきた実態に即して再度定義づけする、解像度を上げて深く理解するということを行っています。
またクライアントとなる企業の方が個人的にエキスパートとして登録を希望されるケースも多くなってきており、予想以上に企業とエキスパートは表裏一体であることもわかってきました。
企業の研究部長が自社でエキスパートを活用しながらも、自身が退職後にエキスパートとしての活動を視野に入れる、そういうことが今後かなり増えてくることを感じています。
そして当初想定していた「研究や開発部門に従事する会社員の方が自社に在籍しながら他社のプロジェクトに参加する」という働き方は、ご本人の時間的にも、受け入れる企業の意識的にも、プロジェクト内容の工数的にも、まだまだハードルが高いこともわかってきました。
もちろん数年後には、研究開発部門の会社員の方の複業も浸透するでしょうし、実際に会社員の方の登録もかなり増えていますが、今動いている14件のプロジェクトのエキスパートは全てフリーランスや定年退職後の方になります。
そういった実態を踏まえて、エキスパートを集めるという意識で動き始めた私も、企業にRD LINKを活用していただくこと、つまりtoCだけではなくtoBへのアプローチも考えていくようになりました。
今はエキスパートの集客に留まらずRD LINKのマーケティングというポジションに役割が移りつつあります。
RD LINKは日々姿を変え続けています。既存サービスも時代に合わせて変化しますが、新規事業はその変化スピードが速く1件の進捗、1件のご成約、1件の稼働で次々に新しいことが見えてきます。
そのため、今もRD LINKという事業について考え続け、知り続けています。
正解も地図もない。自分で解を見つけるしかない。
これまで私を含めたnote班がこのnoteで綴ってきたように、私たちに目指す姿や世界観はありますが、そこにたどり着く道順や方法はこの1年手探りで今も手探りです。
紹介事業部での集客では、Indeedへの広告やリスティング広告の最適化、またウェブサイトのコンテンツ増強などに取り組んでいましたが、新規事業であるRD LINKのエキスパート集客はスタートラインが違うため、全く方法が異なります。
何よりまずはRD LINKを知っていただく必要がありますが、ニッチな領域なのでマス向けに広告予算を投資するという判断は時期尚早ですし、企業の新規プロジェクト案件を扱うので求人公開も難しい。
でもニーズはあると確信していたので、まずはこんなサービスがあるということを知ってもらうだけでも市場の動きはあると考えていました。
そのため、食品や化粧品、バイオ関連の業界紙(誌)やウェブメディアに広告を出稿したり取材をいただいたりという、今まで自分が携わったことのないチャネル開拓に取り組みました。
どのような業界紙(誌)やウェブメディアがあって、どのような読者層で、どのような広告が、いくらで出せるのかなどを調べてコンタクトを取り、バナータイプや記事タイプなど様々なパターンの広告を試しました。
もちろんバナーデザインや記事原稿は自分や社内の得意なメンバーの力を借りて作ったのでプロのそれにはかなわずとも、ここでもやらなければゼロ、やれば0.1にはなるという思いでした。
RD LINKを知っていただくだけでなく、研究や開発分野の方が複数の企業で働くという世界に共感いただくことも大切な要素となるため、このnoteしかり、TwitterやFacebookでの発信に取り組んできました。
Twitterに際しては、プライベートでも経験がなかったので、炎上が怖すぎて最初のツイートを送信するまでに緊張してめちゃくちゃ時間がかかりました。今思えばそうそう炎上しないし、ましてやバズなんて全然起こってくれませんね(笑)
パワポで動画CMも作りました↓
みなさんへの届け方、伝え方、何が正解なのか正直わかりません。でもノウハウというのもはあっても、正解なんてないのかなとも思っています。もっとうまく届けられるように試行錯誤しながら、これからもあの手この手でラブレターを送り続けようと思います。
RD LINKのマーケティング担当になって1番楽しいこと
私はエキスパートの方と直接話す機会が多くあります。
人材ビジネスに限らずだと思います、通常私たちマーケティング部門が顧客と直に接する機会はほとんどありません。
特に転職の場合、求職者の方は秘密裏に活動をしているため、人にフォーカスしたコンテンツ制作や公のSNSでにコミュニケーションを取るといったことが難しく、アンケート調査のような方法でしか接点が持てませんでした。
弊社は業界特化型かつ研究開発人材を軸とした人材ビジネスのため、非常に狭い領域で事業展開しているがゆえの情報管理の難しさもありますね。
その点、RD LINKでは転職ではなく複業を扱っています。個人事業主として既に活動している方や会社をリタイヤされた方も多く、秘密裏に動く必要性のない方も多くいます。
RD LINKを語るうえでエキスパートの存在は非常に大きく、取材やサービスについてのヒアリング協力などをお願いするとほとんどの方に了承いただけます。
もちろん会社員で制約がある方もいますが、それでも「内容によっては協力できることがあると思うのでいつでも声かけてくださいね」という温かい言葉をいただけます。
これまではご登録いただくまでが私の仕事のメインでしたが、今、登録いただいたエキスパートの方と一緒にサービスを創っている感覚があることが非常に楽しいです。
「うちの何が良かったんですか?」とざっくばらんに聞け、自分がやっていることの反応がダイレクトにわかる。エキスパートの人生観や仕事観の話を聞ける。そんな人の温度を感じながら働けることがとても楽しいです。
全ての方に仕事を紹介できていない現状は心苦しいですが、「仕事をする」以外にも「役に立ちたい」という思いの方が多く、とても助けられています。
サービスの根幹としては複業支援なので、エキスパートの方に仕事をご紹介して報酬を得ていただくことが一番ではありますが、それ以外にもコミュニティとしてエキスパートの方がそれぞれの人生の豊かさを追求できるサービスにしていきたいなという野望が芽生えております。
ここの1年RD LINKに関わってきて、企業と人を繋ぐことをベースにもっと色々できることがあるのではないかと思っています。
異動して4か月後の自分のnoteに書きましたが、今でも全然RD LINKを届けられていません。まだまだ力不足は否めませんが、それでも今日までに163名の方に登録をいただけました。
働き方の選択肢が増えれば人生は豊かになる。RD LINK2年目も頑張る所存です!
最後は宣伝させてください
私とコンサルタント髙本との企画で、30分でRD LINKを知っていただくオンラインサービス説明会を開いています。ZOOMで行っていますが、基本的には私たちからのご案内となりますので、配信を見るようなライトな感じで参加いただけたらと思います。顔出しNG、名前出しNGという方でも全く問題ありません。
RD LINKって何をやっているんだろう?自分にも何かできるのだろうか?など興味のある方はぜひお気軽に参加してください。まずは説明を聞いてみて、RD LINKいいね!と思ったらエキスパートにご登録いただければ幸いです!
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