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【2月のアンケート結果】トルコ地震をきっかけに自身の防災を見直した人は42%

2023年2月10日から2月27日まで、「東日本大震災、トルコ地震以降の防災意識」について、アンケートを実施しました。期間中177名の方にご回答いただきました。ご協力いただき、誠にありがとうございます。

日ごろから避難場所や備蓄について気にかけている方が多く、トルコ地震をきっかけに、改めて地震の防災を見直された方は42%にとどまりました。
以下で、お答えいただいたアンケートの結果をご紹介します。

結果発表

1. 東日本大震災について身近な人と話すことはありますか?

「たまに話す」がもっとも多い割合で、58%でした。
昨年2月と比較すると、「たまに話す」割合が若干増えていますが、おおむね変化なし、といった結果でした。

2. 日頃から避難場所や備蓄品を気にしていますか?

気にしている方が37%、やや気にしている方が42%とかなり多い結果となりました。こちらも昨年2月とほぼ変わらない結果でした。

3-1. トルコ地震の後、地震への備えについて、見直したことはありますか?(複数回答可)

トルコ地震をきっかけに自身の防災を見直された方は42%でした。(左図)

見直した方の中では「備蓄品や防災グッズを確認した」が35%、「家族や身近な人と地震後の行動について話した」が28%と高い結果になりました。(右図)

こちらの質問は、昨年の3月16日に発生した福島県沖の地震(最大震度6強)の後にも、同じ質問をしていたので比較してみました。

人的、社会的な被害としてはトルコ地震のほうが遥かに大きいですが、去年の福島県沖の地震の方がより防災を見直すきっかけとなったようです。
実際に揺れ・停電・断水など生活への影響があったり、国内の事象でより自分事として捉えられたりしたからでしょうか。もしくは、トルコ地震の被害はあまりに大きすぎて、自分事として対策を考えるのが難しかったのかもしれません。

3-2. (3-1で見直したことがあると答えた方へ) 具体的にどんなことをしたのか教えてください。

回答の一部を抜粋してまとめました。
具体例を回答してくださった49名のうち、備蓄に関してあげてくださった方が38名と多かったです。その中で電源・食べ物を用意された方がそれぞれ9名、防寒用品を用意された方も5名いらっしゃいました。報道で寒さをしのぐ様子を見る機会が多かったことも影響しているかもしれません。

4-1. 災害に関するアプリはいくつダウンロードしていますか?

「2~3つ」のアプリをダウンロード方が50%と最も多い結果となりました。

自治体によっては、「○○市防災アプリ」など、各都県市区町村で地域専用の防災アプリをリリースされているところも多くあります。

4-2. お住まいの地域専用の防災アプリを使っていますか?

地域専用のアプリを使っている方は36%という結果でした。

4-3. 4-1で数えたアプリの名前を教えてください

Yahoo!防災速報が最も多く、特務機関NERV防災、ゆれくるコールが続くような結果になりました。今回は4-2の質問でお住まいの地域の防災アプリについて伺ったので、そちらを挙げてくださった方もたくさんいらっしゃいました。また、アプリではないですが、市や区の災害自動メールに登録している、という回答も5名ほどありました。


過去のアンケート結果はこちら


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